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選手の心はまだ折れていない…だからこそオーナーは至急動け

2012年05月28日 08時04分43秒 | カープ
昨日は思い切って球場に足を運んだ。

カープの戦いに忸怩たる思いはあるが、やっはりカープが好きだから気になる。

これまで散々と監督やオーナー批判を繰り返してきたのだが、あのマツダスタジアムの中に足を踏み入れると、そんなことは忘れ選手の姿を見れば胸騒ぎがする。

私はやはり…「カープが好きなんだ」と実感。

昨日の結果云々はあとで述べるが、数十年ぶりに兄弟で観戦し思い出したのは、あの弱かったカープの思い出である。

昭和48年から49年…亡くなった父が、私たち兄弟をよく市民球場に連れて行ってくれた。

当時のカープは、本当に弱かった。


お客さんの野次…これも凄く、小学生だった私には恐ろしくも感じた。

しかし、あの当時思い出してみれば、グランドの選手とスタンドのファンが一緒に戦っていた。

そして今と大きく違うのは、負け方にも華があった。(おかしな表現ではあるが)


どんなに相手にかなわなくても、例え大差で負けようとも…選手は懸命に戦っていた。

国貞、宮川、渋谷、上垣内、三村、衣笠、今津、マクガイヤ、ヒックスの各打者。

外木場、白石、佐藤、大石、佐伯などの投手たち。

(当時、現在鳥きん佐藤の大将である佐藤くにみつさんは、毎試合ブルペンで投げ込み、頻繁にマウンドに上がるほど投壊も激しかった)

本当に泥臭く、「俺らは頑張っているんだ…でも負けるんだ。しかし今に見てろ」的なオーラを発散し、負けてもナゼか爽快感があった。(それだけに勝ったときなど、球場帰りのファンは喜びを発散していた)



さて昨日の試合・・・

大竹の熱闘が光った。

あんな気迫のこもった大竹を生で見たのは、数年前の西武戦以来である。

三塁側で見たのだが、降板するまでフォームが安定していた。

特に7回の福浦との対戦は、本当に圧巻だった。

互いに力と力の勝負…あれには球場から大きな拍手が起こり、私の横に座っていたロッテファンからも思わず拍手が起きた。

あの大竹と福浦の熱闘こそ、まさしくプロ野球の醍醐味で、生でしか味わえない臨場感である。

それだけに大竹には、勝たしてやりたかった。


問題の9回サファテ投入…

マウンドで投球練習を5球するのだが、そのときから荒れていた。

石原も異変に気づいたのであろう。

先頭打者を迎える際に、サファテに近寄り声をかけた。

しかし結果は…

昨日の試合後に二軍調整が決まったのだが、監督や担当コーチを交え、ここまで話し合いは持たれたのか?

誰の目にもサファテの不調は明らかだっただけに、ここまでの失態を晒した采配は、改めて野村の無能を衆知させる結果となった。


あとに続いた今村も…気の毒に思えた。

最後の同点打となった内野安打に、今村は自らの手足で何とか止めようと懸命だった。

あの何とかしようとの思い…私には救いに思えた。


9回の攻撃…時計の針は9時15分を回っていた。

簡単にツーアウトになり、代打で前田が登場。

しかし力ないサードへのフライでゲームセット…

「試合終了でございます」とのアナウンスに、しばらく席を立たないファンが大勢いた。


「また勝てんかった…どうなっとるんかい・・・」

初老の男性が吐き捨てるように呟いた。



しかし、まだ選手の心までは折れていないと私は思っている。

であるなら…この閉塞感を打破するのはオーナーの仕事。

至急に松田オーナーは動くべきである。