このゆびと~まれ!

「日々の暮らしの中から感動や発見を伝えたい」

「成功者を祝福する心」を持とう(前編)

2020年01月26日 | 人生
(「バケツのなかのカニ」にたとえられる日本人)日本特有の人間関係の問題についても述べてみましょう。日本は長らく平等社会ですが、その平等社会の根本には、やはり、農村中心の考え方があります。農村においては、周りと違う人や、周りから抜け出していくようなタイプの人は、あまり望まれません。基本的に、みなと同じような生活をしていく調和型の人が、うまくやっていけるのです。これが日本型社会の原型です。日本では、一 . . . 本文を読む
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人間関係を向上させる三つの視点

2020年01月25日 | 人生
(「ものの見方は人によって違う」ということを知る)ここまで述べてきたことを、おさらいしましょう。最初に、「『ものの見方や考え方は、人によって、それぞれ違う』ということを、基本的に知らなければならない。なぜなら、『みな、自分と同じ見方や考え方をするものだ』と思うところに、人間関係の不調和は起きやすいからだ。そして、『自分とは異(こと)なる見方や考え方をする人がいる』ということを知ることが、寛容(かん . . . 本文を読む
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適度な距離を取りながら付き合う(後編)

2020年01月24日 | 人生
(「どこまで相手の好意に甘えてよいのか」という加減を知る)また、田舎(いなか)の人には親切なところがあり、最初は、「どうぞ、どうぞ」と言って、接待してくれることがよくあります。ところが、「本当に歓迎(かんげい)されているのか」と思って、勧(すす)められるままに接待を受けていると、その裏(うら)で、「あの人は、ずうずうしいわね」と言われることが、いくらでもあります。このへんの加減(かげん)を知らない . . . 本文を読む
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適度な距離を取りながら付き合う(中編)

2020年01月23日 | 人生
(考え方を押し付けてくる人から自分を守ることも必要)また、エゴイスティックな人の場合、曲がった考え方をするだけでなく、自分の考え方を他の人に押し付けてくることもよくあります。例えば、前述(ぜんじゅつ)したアルコール中毒患者であれば、おそらく、「今日、講師(こうし)が言ったことは、要するに、『アルコールを毎日飲まなければ、お腹の消毒ができない』ということだ」と考え、周りの人に、「胃のなかのピロリ菌( . . . 本文を読む
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適度な距離を取りながら付き合う(前編)

2020年01月22日 | 人生
(エゴイストに注意を与えるときには「遠回し」に)少し前に「ものの見方や感じ方は人それぞれ」と題してお伝えしました。「アルコールを飲めば、お腹(なか)のなかの虫はみんな死んでしまうため、お腹の消毒ができてよい」と考えた人のお話でしたが、実際に、人と付き合っていて問題になるのは、このアルコール中毒患者(かんじゃ)のように考えるタイプの人、つまり、エゴイスト(利己主義者)です。こういう人との付き合いがい . . . 本文を読む
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