(真理に目覚めた人が出ると、チューリップが咲いたように見える)
数十億人の人が地上にいるわけですが、そうした人たちに真理を説いて、一人ひとりが目覚めていくということは、天界からの視点で見ると、チューリップの花が咲いていくような感じがするのです。
まだまだ、上から見ると青い野原のように見えるのです。本当はチューリップが植わっていて、今これから出てこようとしているのだけれども、花が咲いていないので、上から見るとまだまだ青い野原のように見える。
ところが、真理が当たって目覚めた人が出てくると、そこに赤いチューリップや黄色いチューリップが、点々と咲いていくのです。大きな広大な野原のなかに、チューリップの花が咲いていくのが見えるのです。「あのへんがちょっと赤くなったな。黄色くなってきたな」と。それがどんどん広がっていくのです。
これは、もう名状しがたい喜びです。だんだんだんだん花が咲いていく姿を見るのは、これはうれしいのです。
なぜうれしいのか、よく分かりませんが、その緑だった世界のなかに、さまざまな、色とりどりの花が咲いていくということは、それを見ているだけで、仏はうれしくなるのだと思います。
---owari---
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