自由であるとしても、
人は一人だけで
生きていくのはつらい。
だから集まりを
つくりたがる。
人がたくさん集まると、
ルールと秩序が必要となる。
商品には、
売り手と買い手がある。
買い手は、
ある時は消費者となり、
ある時は、
何かをつけ加えて、
次の売り手となる。
こうして経済が起きるが、
物々交換や、
お金の蓄積だけで、
人間社会が
成り立つわけではない。
経済は、
人間活動の努力の
結晶ではあるが、
人間活動の
目的そのものではない。
人は経済活動で
お金を産み出すが、
その結果、
衣食住と、
勉強の時間と、
余暇(よか)をつくり出す。
仕事以外の時間の中に、
人は新しい「活動」を始める。
集まりに「参加」し、
何か高次なるものを
産み出そうとする。
そこに「政治」が
生まれるのだ。
---owari---
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます