(天性のリーダーを見分ける基準――「責任感」)
学生や社会人で勉強や与えられた仕事を勤勉に真面目(まじめ)にこなしていきながらも、この「責任感」を感じられるように成長していく秘訣(ひけつ)はどのようなものでしょうか。
また、上の立場にいる人が、責任感のある人材を育てようとする際に、どのようなところに気をつけなければならないのでしょうか。
これらについては、本当は、「天性の素質」がかなりあるような気がします。テストの点数などでは分からないものですが、「責任を感じるかどうか」ということが、「天性のリーダーであるかどうか」を見分ける基準だと思うのです。
例えば、中高生であっても、部活でキャップテンやマネージャーなどをしている場合、やはり、責任を感じて仕事をしているとは思いますが、ここが天性のものが出てくるところなのです。
逆に、「責任を小さくしたい」とか、「逃(に)げたい」などという気持ちが特に強い人は、あまり、大勢の人を使う立場に立つべきではありません。
そういう人は、職人的に、なるべく自分一人で仕事ができるようなところや、その周辺あたりの仕事を目指すか、あるいは、「淡々(たんたん)と給料分だけ働けばよい」というように割り切ることも一つではあるでしょう。給料分だけは働いて、残りの時間については、自分の趣味(しゅみ)や、したいこと、楽しいことなどをして生きるという生き方も、一つにはあると思います。
---owari---
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます