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子供時代に見る「成功の要因」②

2025年06月14日 | 人生
(自分を律する心を持つ)
私には、勉強の面においても、悪い成績を取ったときには、親から叱られたり、指示されたり、目標をもらったりしてからではなく、自発的に発奮し、「これではいけない」と思って頑張るところがありました。

「試験の前になると、すごく頑張って勉強するが、試験が終わると遊びはじめる」というのが、子供の一般的なパターンです。なかには、試験の前になると、ストレスで遊びたくなる人もいるでしょう。ストレスに負け、試験勉強しないで小説を読んだりテレビを観たりしたくなり、そういう遊びのほうに入る人もいるでしょう。ただ、一般には、「試験の前には頑張るけれども、終わると遊びはじめる」という人が多いのです。

ところが、私は、「試験の出来が、思ったより悪かった」と自分で感じたら、試験が終わった直後に勉強を開始するという面がありました。試験が終わって、「出来があまりよくなかったな」と思うと、自分で勉強を強化して、さらにやりはじめるという面があったのです。

両親は、私のそういうところを見て、「非凡なところがある子だな」と感じていたようです。
結局、私には、心のなかに、「これくらいは、しなければいけない」という一定の目標があり、「それに達していない」と思うと、自分で自分を律するところがあったのです。

それは合理主義的精神とは違うものかもしれません。一時代前のエースト(持続的な特質、気風)、心の状態であり、場合によっては江戸時代か明治時代の精神構造かもしれません。
そういう傾向が私にはあり、それを両親は評価してくれました。

---owari---

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