今回のシリーズは、「5次元地球へのアセンション」についてお伝えします。
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進化の道のりにおいて人類の集合意識は数多くの「扉」を通り過ぎていきます。
「扉」、それは人々が文化的に共有している「シンボル」です。
認識の共通基盤と言っても良いでしょう。
新しいミレニアム/千年紀の訪れとともに、人々は新しい「扉」を通過しますが、それは単に暦をめくるだけでは開きません。新しい千年紀とともに来る新しい時代の流れに、一人一人が気づくことによってそれは開くのです。
現状への不満を募らせる人たちがいる一方で、明るい未来への希望に胸を膨らませる人々も増え始めています。現状に悲観することはありません。
人類は創造的なビジョンに基づいて、精神性に満ち溢れる新しい世界を共に築いていく力を手にしています。理想の未来を築く鍵はあなた方の手の中にあるのです。
この刺激的な時代に生きるために、あなたは生まれてきました。挑戦に満ち溢れる様々な役割を担い、この地上に理想の世界を築くために、あなたは生まれてきたのです。
現在、地球上には変革の一翼を担うことを望んでいる大勢の魂が転生しています。
彼らは癒しを求めています。また、彼らは精神面で生まれ変わることを望んでいます。
地球の再生はすでに始まっています。
地球の再生を促す変革の波は、人々の意識を大きく変えていくでしょう。
その波の影響を受けない人は、誰もいません。
肉体を持って生きている意識(例えば地球人)は、一定の進化のサイクルに沿って進化しています。現在終わろうとしているサイクルは一般に3次元と呼ばれてきました。3次元は意識エネルギーの周波数帯であり、人類のような意識体が暮らしている多様な領域の一つです。
現在、人類の現実を構成しているエネルギーの周波数は3次元よりも高い、4次元の世界の周波数に変わりつつあります。人類が長い間生きてきた3次元の世界には、どんな特徴があるのでしょうか?
実は、3次元のパラダイム(現実の枠組み、基盤)は、「分離」や「分裂」といった言葉に代表される「二元性」です。
そこでは「光と闇」や「善と悪」といった二元的な発想が幅をきかせてきました。
またそこに暮らしている人々は大いなるすべてや他の人々から切り離されているだけではなく、自分自身の全体性からも切り離されています。
「私は宇宙や自然の一部だ」といった認識が彼らには希薄です。
しかし、こうした分離感は、3次元に生きている人々が、そこでの教訓を学ぶためには必要な枠組みです。
3次元での教訓を十分に学んだ魂は、進化の次の段階である4次元へと進みます。4次元の領域に入ると肉体の周波数が上昇して物質性が希薄になり、あなたは名実ともに光に満ち溢れた存在になります。「光」とは宇宙をあまねく満たしている創造的なエネルギーです。こうしてあなたは「光」としての自分(それが「あなたの本当の姿」です)をさらに表現するようになり、万物との一体感に目覚めるでしょう。また4次元への移行が進むと人々の心を隔ててきた壁が取り払われて、一体感が芽生えてきます。
4次元の世界に住んでいる人々は他の人々と交流することを自然に求めます。他との一体感を深めることが彼らの行動の原動力なのです。4次元の世界への移行が進むと、宇宙が自分の内にも外にもあり、外の世界が自分の心の反映であることに、あなたは気がつくでしょう。すべての存在が心を通して「大いなるすべて」と結ばれています。
あなたはこうした真実に目覚めて自覚を持って自分の世界を創っていく「現実の主」へと成長します。
現在、時代の流れは分断から「統合」へと移り変わっています。あなたの好き嫌いに関わらず現在、時代の流れは分断から「統合」へと移り変わっているのです。あなたの好き嫌いに関わらず世界規模で起きているこの流れはこれからも続きます。
人間の意識はもともと「大いなるすべて」の一部でした。そして個別の意識が「大いなる全て」と再び一つになる旅の過程で経験する様々な領域が、人々が「次元」と呼んでいるものです。「次元」は意識の周波数帯です。それは丁度、ラジオにAM、FMといった異なる周波数の放送があるのに例えられるでしょう。
1次元というのは、原子と分子の意識であり、点の意識であって最も基本的な次元です。この次元には原子や分子の創造に必要なエネルギーと物質があります。
鉱物と水はこのレベルの代表的な生命形態です。
人間の場合、それは基本的遺伝子情報に当たります。
2次元は動植物の意識であり、それは線の意識で集団や種としての意識が生じるレベルです。
このレベルの意識には、自我がありません。
ほとんどの動植物がこのレベルに生きています。ただし、動植物がこのレベルに生きている理由は他にもあるので、自我のあるなしだけで一概に判断することはできません。
人間が3次元から4次元、5次元へと移行している一方で、一部の動物(例えばオラウータンやチンパンジーなど一部の霊長類)は、2次元から3次元へと進化しています。彼らには初歩的な自我の形成が見られます。
3次元は人類の意識であり、人間としての意識が芽生えるレベルです。
それは立体的な意識であって、自我があり、過去から現在へそしてさらに未来へと直線的に進んでいく時間の認識があります。集団意識の喪失や個別意識の形成があり、現在の意識を保ちながらも過去や未来について考える能力があります。
二元性の幻影が生じるレベルであり、それを乗り越えるためには覚醒することが欠かせません。
地球人類が現在、急激な変化と挑戦に見舞われているのも、人々が二元論の幻影から目覚め始めているからです。「大いなるすべて」からの乖離が際立っているレベルなので、人々は「統合」に関する数多くの教訓をここで学びます。
4次元は自我の保持と集団意識の両立がなされます。柔軟な時間認識(循環する時間の認識)と多様な次元や波動的な現実の認識があり、否定的な意識を保つのが難しいレベルになります。現在、地球では3次元と4次元の世界が重なり合っています。そのために世界を構成しているエネルギーの周波数が上昇しており、人々は昔よりも強烈な形で個人的な問題に直面するようになっています。
このレベルでは、4次元の特徴である「統合」を志しながら自分自身や自分の人間関係にまつわる問題を解決することが求められます。また、徹底した自己責任、自立性、明瞭な意思の疎通も求められます。炭素系の重い肉体が意識の媒体として使われる最後のレベルなので、多くの惑星文明が長い間このレベルにとどまることを選びます。
5次元は指導霊や霊界のマスターたちの意識であり、自己を集合意識として認識する経験的なレベルです。直線的な時間認識にとらわれず、純粋なエネルギーの状態として、知覚力のある意識がその本性に目覚める英知のレベルです。そこに生きる多くの意識が、珪素系の光を受容する肉体を持って生きている存在の指導霊になります。
このレベルの意識は意識の家族と融合します。非物質的な存在としての経験が生じる最初のレベルです。5次元以上の非物質のレベルになるほど明確に定義できず、次元の上昇に伴ってより大きなエネルギーの融合が起こります。
---owari---
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