(ウソ話で日本を貶めるオーストラリア人の“屈折”)
高山:そもそもオーストラリアは人口1900万人。生い立ちは英国の犯罪者流刑地です。彼らの祖先は囚人だったわけで、先住民アボリジニに出会うと片っぱしから殺していったのも、むべなるかなです。
アボリジニ殺しは20世紀に入っても続き、たとえばニューサウスウェールズ州立図書館に残された資料には、1927年の日付で「今日の収穫アボリジニ17匹」とあります。1927年といえば昭和2年です。当時の彼らは、日曜日にみんなでアボリジニ狩りをしていた。今もアボリジニは動物扱いで、獣姦のつもりでアボリジニの女性を強姦している。それで白人の血の混じった子供が生まれると、親と引き離して白人世界に入れる。いわゆる隔離政策ですね。
今年(2008年)、首相に就任したラッドは「この政策は間違っていた」と反省の弁を述べましたが、よくよく吟味すると、強姦してきたことは反省していない。また、生まれた子の面倒は見ないという意味です。大した首相ですよ。彼らは白人世界では元囚人の国という引け目があるのでしょう。そのくせ、周りは黄色いアジアだからやたら白人であることを意識し、優越意識を隠さない。
そういう“屈折”があるから、昔から日本にぶつかってくる。たとえば、日本がベルサイユ講和会議で国際連盟規約に人種平等案を出したときも、オーストラリアは積極的に潰しにかかってきました。アメリカとシナがシナリオを書いた「南京事件」では、この国のハロルド・ティンパーリがウソの目撃談を書いている。
日下:アメリカにも同じような屈折があります。移民がたくさん集まってできた国は、開拓精神とか進取の精神とか、困窮欠乏に耐えた経験とかいった移民精神のプラス面だけを語りたがるけれど、そのマイナス面も見なければ、正しい付き合い方はわからない。すなわち、彼らはいかに理念を取り繕おうとも、移民の主流である欧州系の人々のルーツの多くは社会的階層の低い、経済的にも貧しい階層の出身だったということです。オーストラリアの場合は、高山さんがご指摘のとおり、それが囚人ということになる。
高山:東ティモールで島民4万人が旧日本軍に殺されたというのは後藤乾一・早稲田大学大学院教授のでっち上げですが、彼にそのウソを書かせたのはオーストラリア外交官ジェームズ・ダンです。彼は、宗主国ポルトガルも調査していない島民の人口動態を“創作”し、日本が駐留していた第二次大戦中に人口が著しく減ったと言い出した。
まだまだ、ある(笑)。日本の歴史もろくに知らないくせに皇室を古臭いと見下す『プリンセス・マサコ』を書いたベン・ヒルズもオーストラリア人。人口の割に日本に対して嫌がらせをする人材を数多く輩出してきたのがオーストラリアだと指摘しておきます。今回のライアン・コネルも、その見苦しい手合いの一人でしかない。
---owari---
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