長篠合戦では勝頼を騙して誘いこんだ 2024年11月30日 | 歴史 ⑰今回は「作家・津本陽さん」によるシリーズで、織田信長についてお伝えします。――――――――――――――――――――――――一信盛(のぶもり)は長閑(のどか)に申しいれた。「私はかねて主人信長に恨みを抱いている。ついては、このたび勝頼公が信長と決戦されるとき、私は戦いの最中に裏切り、織田本陣をついて信長を討ちとるであろう」佐久間信盛は当時、織田家随一の重臣であった。「甲陽軍艦」では、設楽原(したら . . . 本文を読む