雨上がりに咲いた夢の薔薇と虹

富士山の麓の田舎で生活する中
日々感じた事を 綴ったエッセイブログです
ほんわかロマンチックな世界観

色づいた楓

2006-09-19 | 癒し

富士美術館では、キャパ兄弟と子供たちの写真展と伴に

美しい日本画も展示されている。

わたしの足を止めたのは一枚の大きな屏風

紫の桔梗と黄色い女郎花そして

色づいた一枚の楓がはらりと散るその瞬間

時が止まったかの様な秋を描いた絵

しばらく動けなかった。

絵の魅力に圧倒されてしまった。

            横山大観(春秋)

芸術の秋、さまざまなジャンルの絵・写真展など

鑑賞するのに最高の季節ですね。

富士美術館(近代日本画名品展 


慈しみの写真家

2006-09-19 | 癒し

富士山の麓には多くの美術館があります。

そのうちのひとつ富士美術館に行ってきました。

報道写真家ロバート・キャパ写真展が開かれています。

(崩れ落ちる兵士)で有名ですが、彼の書記に

『私は戦争を撮ったのではない人間を子供たちを撮ったのだ』

と書かれていました。

写真保護のため室内は照明を落としてあり、モノトーンの不思議な世界をかもし出しています。彼の思いやりが伝ってくるような…

彼は41歳で地雷を踏んで死亡していますが、彼の弟コーネル・キャパは

一家に二人の戦争写真家は要らないと、平和に慈しみへとレンズを向けています。

戦争も平和も同じ人間が生み出すもの。

未来は、私たち一人ひとりの選択にかかっている。