雨上がりに咲いた夢の薔薇と虹

富士山の麓の田舎で生活する中
日々感じた事を 綴ったエッセイブログです
ほんわかロマンチックな世界観

慈しみの写真家

2006-09-19 | 癒し

富士山の麓には多くの美術館があります。

そのうちのひとつ富士美術館に行ってきました。

報道写真家ロバート・キャパ写真展が開かれています。

(崩れ落ちる兵士)で有名ですが、彼の書記に

『私は戦争を撮ったのではない人間を子供たちを撮ったのだ』

と書かれていました。

写真保護のため室内は照明を落としてあり、モノトーンの不思議な世界をかもし出しています。彼の思いやりが伝ってくるような…

彼は41歳で地雷を踏んで死亡していますが、彼の弟コーネル・キャパは

一家に二人の戦争写真家は要らないと、平和に慈しみへとレンズを向けています。

戦争も平和も同じ人間が生み出すもの。

未来は、私たち一人ひとりの選択にかかっている。


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