熊本の友達が贈ってくれた、書道家の武田双雲さんの言葉
「行き当たりばっちり!」を胸に、二日目は独りで鎌倉に行って来ました。
秋葉原から山手線で品川へ行き、横須賀線に乗り換えて鎌倉まで。
子どもの頃は早朝に杉並の家を出ても到着したのはお昼前でしたけど
今は便利で早くなったものです。
先日から海外からの旅行者を受け入れるようになったので外国人がいっぱいでした。
まして現在NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目を浴びているので
小町通りは人で溢れていました。
小町通りを先の方まで歩いて、両側のお店をあれこれ見た後に
あるお店に入り、名物の「生しらす丼」を食べました。
本当は「釜揚げしらす丼」にするつもりだったのに間違ってしまいました。
でも、結果は良かったです。美味しかった(^o^)
因みに、このお盆の上のご飯と汁物の置かれいる位置ですが
これ関東式です。関西、九州もご飯が右で汁物は左なのですよね。
関西では茶碗蒸しも左上です。
だから食べる時はこれを入れ替えました。そうしないと食べにくい。
それから駅前ロータリーから発着している路線バス乗り場へ。
目的の「材木座海岸」へ行けるバスは7番のようで
行ってみたらすでにバスは発車寸前。
乗車口にいた年配の女性に「これ材木座行きますか?」と聞いたら
「あー、このバスよ。どうぞ」と先に私を乗せてくれて座席も確保してくれました。
子どもの頃、海岸までのこのバスに乗るともうワクワクでソワソワしたものです。
材木座に着いたら、さっきの女性が先に降りたので驚きました。
結局私達二人だけが降車したので、ついでに
「すみません、地元の方ですか?」と言ったら
「そうそう、ここから出たことはないので」と言うので
「もしかして、昔この近くに三菱化成の保養所がありませんでしたか?」と尋ねました。
「あ~~ありましたね。多分その道をまっすぐ行ったところでしょう。
色んな会社の保養所があったけど、今はもうなくなったわね」と。
お礼を言って別れて、教えられた道を海岸まで歩いて行きました。
そして、国道のトンネルをくぐって、夢にまで見た材木座の海岸です。
快晴の日で、珍しいくらいの凪でした。
この写真一枚では表せるものではありません。
端から端まで動画を撮ってきました、波の音とともに。
右側の岬の上空にはトンビが何羽も舞っていて、まるで映画のように
「ぴーーひょろろ~~」と鳴いていました。
予想もしていたなかったのですが、胸がいっぱいになって泣きそうでした。
この44年間。ここに来たくて、この海が見たくてどれだけ夢に見てきたことか!!
左の方へ右の方へ、歩いてみてはまた戻って来て、流木に腰掛けて1時間ほどもずっと海と波を見ていました。
本当に綺麗でした。沖を行く船。ウインドウ・サーフィンの帆が見えたり
浮きをつけてゆっくりと泳いで横切る人もいました。
なんて美しい景色なのでしょう!!
いつまででもここにこうしていたい・・・と思いました。
つづく
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