カンダタ

お昼ごはん、近所の絶品ラーメン屋さんに向かってたら
途中のコンビニ前の道路に路駐してる車の後部ドア部分にカタツムリがくっついてた！
きっと車の主の家の庭からくっついてきてしまったんだろうな、風圧に耐えてここまで来たんだな、と。
車の主が出てくるまでになんとかしなきゃと、悩むまでもなく、気づいたらカタツムリをもぎとってた。
向かうラーメン屋さんの並びにイタリアンのお店があって、お店の窓側に日陰の植え込みがあるから
ちょうどいいので、あそこに引っ越しさせてやろうと。
左手にケータイとお財布、右手にカタツムリ持って数分歩きましたわ。
最初、環境の変化にビビってたのか、生きてんのかな？ってくらい引きこもってたカタツムリが
途中から一挙にデロ～ンと安全確認に出てきて、私の親指の爪も角でツンツンされまして
結構スリリングでした。
もうたぶん十何年ぶりに見るカタツムリさんなので、ちょっと怖かったけど。

イタリアンのお店の中のお客さんに見つからないよう
無事、スプリンクラーの近くのお花に置いてあげて、私もラーメン屋さんへ到着。

私が地獄に落ちた時に、きっとこのカタツムリさんが粘液を垂らして助けてくれるはず。