示玄

日々の雑感

エコロジー

2007-02-22 19:24:21 | Weblog
ツリーハウス工事の完成写真です。
男の隠れ家、ここでの尺八は音色がいい・・。
この緑のなかのハウスで感じるといい、春の風と山の空気の美味さを・・。


春の風が木の葉をゆらす、この空間、無心がここにある。
木に荷重をかけずに、出来るだけ枝を切らず自然のままに・・・。

きょうは午前中、時間があいたので腰壁の造作をいたしました、これで少し風格がでました。

 きょうの「天声人語」に
民俗学や博物学に通じていた南方熊楠は、100年近く前にエコロジーにあたる言葉を記した。<中略>
 ある講演で述べた。「鳥の渡りの中には、真実の美が表現されております。それはまた、潮の満ち干の中にも、そして春の訪れを待つ芽のふくらみの中にも」。そして、続けた。「自然のくり返し——夜の次に朝が、そして冬の次に春が訪れるといった確かさ——の中から、なにかしら限りない柔らぎが生れてきます」(ブルックス『生命の棲家』新潮社)。

 今年も、春の足音が聞こえている。それが永遠に繰り返されるかどうかは、人間次第だ。


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