示玄

日々の雑感

2006-07-31 18:37:30 | Weblog
 のじぎく国体(9/30~10/1)に彩りを、ボランティアの花作りです。
プランターに植えた花をこの周辺の歩道、バス停、信号機の所へ置いています。
のじぎくの花も植えています。
名前は知りませんが・・・400ほどあります、こんなの秋まで花が持つのかなぁ・・この暑さに。

<写真 前のバス停の花です>
きょうはボーイスカウト大阪142団の団長がお見えになりました。
8/8~8/15まで恒例の夏のキャンプが始まる、お世話をされるかたお盆の休みに本当によくできたこと・・・頭がさがります。
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夏の朝

2006-07-30 22:34:49 | Weblog
 夏の朝、早起きは気持ちがいいものです。
今朝の畑、ゴーヤの花がたくさん咲き、垣根にアサガオの花も。
遠くの山が霧で見えず、稲田が朝霧に覆われ大草原の中にいるような錯覚に・・・。


 どうやら今日はこのあたりも梅雨明けのようです。
今夜は友人と近くのビアガーデンへ。
梅雨明けのご挨拶がてら・・夏の夕暮れ、爽やかな風のなか生中を少し・・。
           <写真 アサガオ・ゴーヤの花>
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喜怒哀楽

2006-07-29 17:01:25 | Weblog
 梅雨は明けたのかと思っていたが、昼前からドシャ降りの雨となった。
久しぶり本でもと、古い月刊誌を・・。
この中の「喜怒哀楽の人間学」の一節です。

 少年は両親の愛情をいっぱい受けて育てられた。その母親が姿を消した。
庭に造られた粗末な離れ、そこに篭った、結核を病んだのだった。
近寄るなと周りは注意したが、母恋しさに少年は近寄らずにはいられなかった。

 しかし母親は一変していた、少年を見るとありったけの罵声を浴びせた。コップ、お盆、手鏡と手当たりしだいに投げつける。青ざめた顔に乱れた髪、荒れ狂う姿は鬼であった。

 少年は次第に母親を憎悪するようになる。悲しみに彩られた憎悪であった。
少年が6歳の誕生日に母は逝った。「お母さんにお花を」と勧める家政婦のオバサンに、少年は全身で逆らい、決して棺の中を見ようとはしなかった。

 父が再婚、新しい母に愛されようとしたが、うまくいかず義母の間に子どもが生まれのけものになる。少年が9歳になって程なく父が亡くなる。やはり結核だった。その頃から公園やお寺が寝場所となる。

 そのたびに警察に保護される、何度目かの家出のとき、義母は父が残していたものを処分し、家をたたんで蒸発した。それから少年は施設を転々とするようになる。

 13歳のとき、少年は知多半島の少年院にいた。もういっぱしの「札付き」であった。ある日少年に奇跡の面会者が現れる。泣いて少年に棺のなかを見せようとしたあのオバサンだった。

 オバサンはなぜ母が鬼となったかを話した、死の床で母はオバサンに言ったのだ
「わたしは間もなく死ぬのです。あの子は母親を失うのです。幼い子が母と別れて悲しむのは優しい記憶があるからです」

 憎らしい母なら死んでも悲しまない、新しいお母さんに可愛がってもらうには、憎ませておくほうがあの子は幸せになるのです。
少年は話を聞いて呆然とした。

 自分はこんなにも愛されていたのか。札付きが立ち直ったのはそれからである。
作家 西村滋さんの少年期のお話です。

 喜怒哀楽が人生です、表面だけ受け止めてはいけない。
その向こうにあるものに思いを馳せる、人間学の所以もそこにあると・・・。
長くなりました、晴耕雨読、きょうは雨でした。
<写真 雨の庭の花、アルストロメリア・メドーセイジ>
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猛暑

2006-07-28 20:43:21 | Weblog
 本格的な夏日、猛暑の一日でした。
山の稜線がくっきりと見え、夏の雲が遠く雪山のよう。

ニュースでこのあたり35,8度あったとか。
外に出ると背中にカイロでも貼っているような暑さでした。



オニヤンマ・赤とんぼが飛びだした。
よく見ているとトンボの飛行は実に上手い、上下左右、前後にも・・・。

水の中で3~5年も過ごし地上では短い命、この命、蝉と似ている。
涼を求めて川沿いの木蔭で見とれていました。
            <写真 雲の峰>
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ブッドレア

2006-07-27 20:34:40 | Weblog
 お盆が近づくと裏庭に咲くこの花、ブッドレアです。
バタフライ・ブッシュともいいます。

甘い匂いとその蜜に誘われてたくさんの蝶が集まる花です。
自然界、蝶も虫も美しいもの、その蜜に群がる、人も同じか・・。



梅雨明けを思わせる夏日でした。
それでも夕方の涼風、ヒグラシ蝉のBGMは田舎の夏です。
           <写真 ブッドレア>
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入道雲

2006-07-26 20:31:46 | Weblog
 今年はじめての入道雲だ、九州・四国は梅雨明けとか・・・。
この雲を見ると思い出す、書道を習い始めた頃、こんな手本でした。

「青い空に湧き上がる雲の峰が美しい夏になりました、当地八月の祭りはじゃんがら念仏が名物です」

これが手本、ずいぶん昔のことですが、夏の空にもくもくと湧き上がる雲の美しさは夏の風物詩です。

この写真、八尾高校女子ソフトボール部、夏の合宿です。
インターハイ出るのか、今年は早く始まった。

本当に元気です、若いことはすばらしい、
職場で挨拶をしなければならないことがあり、何を話そうかと困り、こんなことを言ったことが・・。

暑い夏にみなさんが、ここでスポーツで汗をかき練習された、このことはやがて来る就職試験や今後の人生にも限りなく役に立つでしょう。

同じ条件でどちらかといえば私なら、試験のとき声が大きいだけでも、皆で一緒に行動することを知るあなたを選ぶでしょう・・・と。

笑えます、わたしにもこんな時代がありました。
きょうも暑い一日でした。


夏草は強い、がまはすごい繁殖力があります、広いグラウンドの水処理の調整池にまたはびこりだした。            <写真 グラウンドの池、がまの穂>
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まほろば

2006-07-25 21:01:38 | Weblog
 北近畿豊岡自動車道に道の駅「まほろば」がオープンいたしました。
まほろばと聞くと司馬遼太郎「街道をゆく」がすぐ頭に浮かびます。

旧京街道が通るこの街は緑風の郷とも言われます。
倭の国は「まほろば」こんな歌もある、この地にふさわしい名前だ。

写真右の方に よふど温泉「極楽湯」があります。
わたしの”まほろば”静かな高台のすばらしい温泉です。


茶すり山古墳から出土した土器、刀剣などが展示されて
地場産の野菜、特産品などの販売から、レストランまであります。
            <写真 緑風の郷・まほろば>
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治山

2006-07-24 20:30:14 | Weblog
 梅雨前線の影響で5日間で総雨量1200mmなど記録的な雨の所も、
各地で土砂災害が多く発生、よくまあこれだけ降るもの。

この地区も一昨年の台風の災害から、砂防ダムの工事が進んでいます。
私の山林にも近く着工の予定です。

最近のテレビ、新聞のニュースを見るたび治山の大切さを感じます。
円山川の治水に役立つ、この写真の砂防ダム、長さ130mもあります。

このダムの工事費<写真>流路工も合わせると3億円以上です。
あと3ヶ所近く着工の予定です。

梅雨明けはもう少し先らしい。
この雨で海水浴場はどこも閑散としているとか・・・。

暑くともぼちぼち梅雨も終ってほしいものです。
<写真 工事中の砂防ダム>
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2006-07-23 16:31:21 | Weblog
 北近畿豊岡自動車道が和田山ICまで開通した。
車の流れが変わり、このあたり交通量が減りずいぶん静かになりました。

これまでなら日曜日で日本海へ海水浴の車が朝早くから大変な数だが、
天候不順と高速の開通で、静かな日曜日となった。

緊縮予算といいながらも道路財源だけは別かな・・
我が家の前の国道もまた拡幅工事が始まった。

今までの道からみると2倍の広さ、高速道路のよう・・・。
歩道が広くゆったりとしてうれしい。
<写真 前の国道>

            <写真 工房の庭>
             
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且緩々(しゃかんかん)

2006-07-22 21:15:03 | Weblog
 あわてるな、あせるな、肩に力が入りすぎ。
急ぐ人ははたから見ると滑稽だ、
その道は行き止まりと標識があるのに・・・
その標識も見ずに進む。

どの道も急がば回れ、
人生だって、時にはふと立ち止まり、これでいいのかと
おちついてゆっくり考える時間が大切。これは禅の教えです。

きょうはなにも考えず夜になり、ブログのネタも写真もない・・・。
庭のすみに遅れて咲いた、夜のくちなしです。

くちなしの木はこんなに幹の高い木になるのですか、
と訊ねるひとがありましたが、冬の大雪で折れて
一本だけになりました。
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