外は積雪30ｃｍで吹雪、辺り真っ白で窓際に野鳥の餌、することもなしストーブつけてコタツで冬ごもり・・・今朝の野鳥は、イソヒヨドリ・ルリビタキ・ジョウビタキ。
＜青い鳥のオス「ルリビタキ」3年ほどするとこの青さになります＞
＜下はメス＞
白銀の世界・・・・冷え込みの雪原にカワセミ、背中の羽毛が美しい、最近は少なくなった、暖かい地方に行ったか・・・？
喫茶店の本棚に「広辞苑」がある、奥さんにコーヒーに来て広辞苑を見るのは貴方くらいと云われた、ボケ防止に挿絵もあり面白い、先日は「杜撰」を調べた、ずさんは 詩や文章に、典拠の確かでないことを書くこと 。
日記帳の端っこのメモ、何歳になっても何かに興味を持つ限り生きるエネルギーをもらえる、分からないことを知ろうとする好奇心は考える力を養う、この小さな体験の積み重ねこそ老人の生き方か・・・
強烈寒波も一休み、きょうは日差しも出ていくらか暖かな一日。
きょうの野鳥はヒタキのオス、好物なのかコムラサキ・山椒の実にくる。この小さな体だが強い。だんごのよう丸くなり裏窓の軒下で眠っている、こんな小さな鳥に生きるエネルギーをもらえる気がする・・・
10年に一度といわれる寒波、夕べは猛吹雪で窓の上まで白い。
工房の軒下の達磨に雪、白いマフラーをしたかのよう。
「道標」にも吹雪が付着、安政5年に建てられた道しるべ「右京大阪道 左なりあい」右は京街道から大阪方面、左は丹後の成相、素晴らしい文字である。
＜ジョウビタキメス＞
今朝は裏庭に鶯がきた、まだ地鳴きだが春はそこまで・・・チィッチィッと鳴く。「冬来たりなば春遠からじ」 寒さや苦境を耐えぬけば、やがて春、幸福の時期を迎えられる。 （イギリスの詩人シェリーの「西風に寄せる詩」の一節）今夜から猛烈寒波がくるとか・・・大型の除雪機が3台も前の駐車場に待機、やっと出番が来たと・・・。
きょうの野鳥は冬にくる一番小さな「キクイタダキ」体重は5ｇ。頭に黄色の王冠のような菊の紋、ヨーロッパの小国「ルクセンブルク」の国鳥。この寒さの中、何を食べて何処で眠るのか・・？
冬の一日は長い、テレビも相撲くらい。ニュースは景気の良くない話ばかり、イノベーション、資本主義経済の末期、金融の行き詰まり、沈みゆく中流とか・・・ニュースのなかにこんなことを教える人がいた、見栄はお金を溶かす、少ない収入でも貯める人もいる、分相応に暮らせ、貯えるのは性格であり、収入には関係ない見栄をはるなと。
暖冬か早咲きの梅が咲き出した。
梅の花に蜜を吸いにメジロが集まります。
この辺りでは珍しい野鳥、白い鷹の一種「ケアシノスリ」が来て、遠くから多くの野鳥好きが集まっている、高齢の野鳥ファンばかり・・・
ピンボケですが、イタチを捕まえたようです。もう一度でかけて綺麗な写真が撮りたいもの・・・
散歩道に小さな猛禽「百舌鳥」がいた。
暖かな春のような一日、いろんな野鳥がいる、他の野鳥の声を真似る「百舌鳥」小さな声だが雀のようなカワラヒワのようにも聞こえる、セキレイのようにも・・・？「ぐぜり鳴き」さえずりは 近くにいる小鳥の鳴き声を真似るから百舌鳥（もず）と名がついたか、小さな野鳥を捕らえて食べることも・・・。
コハクチョウが飛来した。
泥田の中に頭を突っ込んで落ち穂を食べる、案外と泥が顔につかないから不思議である。長い旅をしてシベリア方面から、マガンの群れも増えた。
＜今朝の写真はジョウビタキのオス＞
きょうは一日中雨の予報。こんな日はすることもなく時間を持て余す・・。
一昨日のこと、成相山に登る、積雪20ｃｍほどある、遠く若狭湾の向こうに見える白山連峰 200ｋｍも先の写真撮り、雨雲レーダーには雲は見えず快晴、山頂500ｍで必ず見えるはずと3時間待った。少し暖かで水蒸気が上がるのか靄が消えない、下の写真の輪っぱの向こう、小島の上に見えるのだが見えそうで見えず・・・。自衛隊の護衛艦が舞鶴港へ進む。他人様から見れば、なんと暇人に見えよう・・・老人の冬はこんな毎日である。
