どうも、星野です。
本日、座間市議会基地政策特別委員会の委員として、横浜第2合同庁舎内にある
防衛省 南関東防衛局に「基地に関する要望書」を提出してきました。
キャンプ座間に関する事項と、厚木基地に関する事項。
騒音問題やキャンプ座間の施設に関すること、
件の弾薬輸送に関すること、などなど。
この「要望書」を作成するにあたっては、
イデオロギー(政治や社会に対する考え方のこと)の違う会派や議員が頭を突き合わせて、
胸元を開いて、喧々諤々話し合って何とか形にしたもので、
それぞれの議員が最大譲歩をしたものを防衛省に提出するわけです。
「あそこはもっとこうしたかった」
「ここの言い回しはどうなのさ」
といったことはあるけれど、
取り敢えず、座間市議会としての「要望書」なわけです。
今日は内容の細かいことは省きますが、
防衛省側の答弁が、
「
覚書」に沿ってすべて行っていくとのこと、
米軍が適切な処理をおこなっているとのこと、
近年の厳しい財政状況を鑑みる時、要望に応えることは難しいこと、
といった言葉が終始使われていました。
で、
祝日やお盆、年末年始、学校における試験期間中、行事の際等には米軍機等の飛行を禁止してほしい、という要望を出しているのだけど、
米軍には「飛行自粛」を申し入れた、との答弁なわけです。
例えば、入学式や卒業式の時にもかなりの爆音が響いたことがありましたよ。
だから、「米軍からはどのような回答があったのか」と聞いたら、
「それはちょっと、、、」と、答えてくれないのですね。
座間や相模原、綾瀬、大和のように基地の街では、騒音が日常茶飯事。
街中を迷彩服を着て歩く米軍人や自衛隊員。
タトゥーの入った身体を惜しげもなくさらしながらジョギングをしている軍人もいます。
私たちは米軍に守られているのでしょうか?
とてもそんな思いを持つことはできません。
キャンプ座間は朝鮮半島が有事の際、国連としての機能も兼ね備えているといいます。
だから、キャンプ座間には日米の国旗と国連旗が掲揚されています。
なぜ、戦争をしないと誓った憲法のある国にこのような施設があるのでしょう。
集団的自衛権の行使を容認してしまった政府が、
安保関連法(戦争法)を強行し、
自衛隊がアメリカと一緒に戦争できる国してしまった政府が、
共謀罪を作った政府が、
アメリカから2基で6000億円もする戦争の道具を買う政府が、
在日米軍のエアコンの電気料金まで「思いやり予算」として払う政府が、
外国にお金をバラ蒔く政府が、
「近年の厳しい財政状況を鑑みる時、要望に応えることは難しい」という政府が、
今度は平和憲法を改悪しようとしています。
災害が毎年のように起きているこの国で、
「ティッシュって甘いんだよ」という子どもがいるこの国で、
「おにぎりが食べたい」と言い残して死んでしまった者がいるこの国で、
エアコンをつけることをためらわずにはいられない生活困窮世帯が多くあるこの国で、
貧困と格差がさらに広がっていくような政府は、
もう本当に倒さないといけない、と、改めて思う。
日本が本当に豊かになるためには、
アメリカの呪縛を断ち切らなければいけないと考えます。
私はアメリカの文化や人々は好きです。
私が好きなBlack gospelはアメリカから来ました。
友人もいます。
けれど、アメリカの政府が日本にしていることは間違っていると考えます。
日本人はアメリカの家畜ではない。
私たちが働いて、納めた税金はアメリカの武器ではなく、私たちのくらしのために使うべきです。
当然のことではないでしょうか。
って、だいぶ長々書いてしまいましたが、真面目に。
明日は市議団主催の「市政報告会」を、10時からサニープレイス3階の講習室で行います。
ぜひお越しくださいませ。
そして、19日の日曜日は「おしゃべり会」
午後2時から座間公民館で行いまーす。
こちらもぜひどうぞー。