鑑賞後、帰宅してからの夕飯は、とりあえずパスタにしました。
デヴィッド・ヘアーの戯曲を、スティーヴン・ダルドリーが演出した、
ビル・ナイ、キャリー・マリガン共演の「スカイライト」を見てきました。
事前に、この芝居のことで知っていたのは、公式サイト内コンテンツの
「上映作品」で紹介されている程度。
主人公キーラと、彼女を訪ねてきた男たちとの、ぽんぽんと進んでいく会話から、
彼女と彼らの関係、過去、、現在が徐々に明らかになっていく構成です。
場面はキーラの部屋のみで、登場人物もキーラと、かつて彼女と不倫関係にあったトム、
そして、プロローグとエピローグに登場する、トムの息子エドワードの三人だけ。
限られた空間で交わされる、彼らの個人的話題の会話劇でありながら、
ぐいぐいと観客を舞台に引き込んでいく力のある作品でした。
後半は更に、政治や社会的な問題への指摘も、巧みに台詞へと織り込まれ、
ウィンダムズ劇場の観客が思わず拍手をしたキーラの語りには、私も釘付けに!
出演陣は三人とも、各々の役柄を魅力的に演じていたと思いますが、
実際に料理をしながら演じたキャリー・マリガンの頑張りが、印象に残っています。
食べ損ったパスタと、サプライズのイングリッシュ・ブレックファスト。
"食事" の顛末も、とても象徴的な描写でした。
苦味を覚えつつ、仄かに光をも感じさせる終わり方が良かったです。
*~*~*~*~*~*~*~*~*
NTライブ 『スカイライト』
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2015.7.3. 映画館にて
デヴィッド・ヘアーの戯曲を、スティーヴン・ダルドリーが演出した、
ビル・ナイ、キャリー・マリガン共演の「スカイライト」を見てきました。
事前に、この芝居のことで知っていたのは、公式サイト内コンテンツの
「上映作品」で紹介されている程度。
主人公キーラと、彼女を訪ねてきた男たちとの、ぽんぽんと進んでいく会話から、
彼女と彼らの関係、過去、、現在が徐々に明らかになっていく構成です。
場面はキーラの部屋のみで、登場人物もキーラと、かつて彼女と不倫関係にあったトム、
そして、プロローグとエピローグに登場する、トムの息子エドワードの三人だけ。
限られた空間で交わされる、彼らの個人的話題の会話劇でありながら、
ぐいぐいと観客を舞台に引き込んでいく力のある作品でした。
後半は更に、政治や社会的な問題への指摘も、巧みに台詞へと織り込まれ、
ウィンダムズ劇場の観客が思わず拍手をしたキーラの語りには、私も釘付けに!
出演陣は三人とも、各々の役柄を魅力的に演じていたと思いますが、
実際に料理をしながら演じたキャリー・マリガンの頑張りが、印象に残っています。
食べ損ったパスタと、サプライズのイングリッシュ・ブレックファスト。
"食事" の顛末も、とても象徴的な描写でした。
苦味を覚えつつ、仄かに光をも感じさせる終わり方が良かったです。
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NTライブ 『スカイライト』
◇関連サイト:公式サイト ( 日本版 )、IMDb ( 関連ページ )
◇鑑賞日:2015.7.3. 映画館にて