排尿コントロールがうまくいくかも〜

ゆうやは、頸椎損傷をしてから排尿コントロールが難しくなっています。

先日、ヘルパーさんと出かけた際にゆうやが「トイレに行きたいです。」と言ったのですが、その時には漏れそうになっていました。
ヘルパーさんは慌ててトイレに駆け込んでくださった為、トイレの自動ドアに車イスが当たってしまい、自動ドアが動かなくなってしまいました。

その後、警備員さんが点検してくださったのですが、ヘルパーさんもゆうやもドアを壊してしまったのではないかとドキリとしました。
「もう少し早めに言ってくれる？」とヘルパーさんが尋ねると、ゆうやは「早く言うのは無理なんです。」と言いました。

ゆうやにしてみれば、自分ではちゃんと言っているつもりなのでした。
ヘルパーさんもゆうやも、困った顔で帰宅しました。

そこで、いつも通っている病院の院長先生に相談することにしました。
昨日は午後から診察がありましたので、早速、院長先生にどうしたら良いかお尋ねしました。

「院長先生、ボクはトイレに行きたいと言っているんですけれど、すぐにモジモジしてしまうんです。それから、出るかなと思ってもなかなか出ない時もあるんです。」
院長先生はゆうやの話を聞いてくださり、「では、来週、泌尿器科を受診したらどうかな？」と言ってくださいました。

以前はあまり薬の効果が出なかったそうですが、今はとても良い薬があるそうです。
頸椎損傷をしてからずっと悩んできましたが、もしかしたら改善するかもしれません。

ゆうやは嬉しそうに言いました。
「院長先生、もう１つ聞きたいことがあるんです。」
「何かな？」
「昨日の晩ご飯は何でしたか？」

院長先生は「昨日の晩ご飯、、、。え〜っと。」と頭を抱えてしばらく考えられました。
「あ！思い出したぞ！カレーだ。カレーと何かを食べたぞ。」

ゆうやったら、院長先生に何を尋ねるやら〜。
皆でわはは〜と笑って、気持ちが明るくなった午後でした。


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