大山レンゲ

花の歳時記

突然の出来事

2017-08-15 16:35:24 | Weblog

 

夫が「梅雨が明けたら庭の木を剪定する」と言って延び延びになっていた。まだ日が陰っていない時間に木に登って作業を始めた夫が心配で、近くで草取りをしながら、冷たい飲み物を運んだり、「その枝は切った方がいいよ」声をかけていた。夫は心配する私をうるさがっているが、私が入院していた時、一緒にリハビリをしている人が木から落ちて、頸椎損傷で手足の自由を失っておられた。植木の剪定をする時はその人の事を思い出していつも側にいるようにしている。

日が暮れて来たので「もうやめて家に入ろう」と声をかけたら「この枝を切ったら降りる」と言った矢先、大きな音がしたので冗談で「落ちたの」と言ったら本当に落ちていた。幸い救急車を呼ぶ程ではなかったが、その夜は痛みで眠れなかったようだ。脇腹に擦り傷があり、打ち身で青くなっていた。骨折していたり、ひびだったりしたらまだ痛むと自己判断して病院に行かない。友人も同じような状態で元に戻るまで3週間くらいかかったそうだ。日にち薬と言うが最近やっと痛みが軽くなったようだ。「小僧の神様」ならぬ「私の神様」のような存在の夫にはいつまでも元気でいてほしい。長年、植木の剪定をしていて、一度も落ちたことはないのだが、やはり歳を取っているのだ。明日の日はわからない。

 

画像は庭に咲いたアサガオ。