八時過ぎ川湯温泉を後にして、阿寒湖に向かった。
阿寒湖で週遊船に乗り、しばらくすると小さな島、チュウルイ島に着いた。そこにあるマリモ展示観察センターで生育しているマリモを見た。球状の深い緑のマリモが謎めいて見える。マリモにまつわるアイヌの悲しい伝説を聞きながら巡る、島の周りには白花しゃくなげが花盛り。
釧路湿原への道は両側に白樺の林と大きな蕗の群生が続いている。どこまでも続く長い道。広い草原には牛の群れがのんびり草を食んでいる。丹頂鶴も二羽、草原に遊んでいた。
日本最大の湿原を展望台から眺めた。友人のご主人がこの地で描かれた絵画の風景と同じ景色が目の前に広がる。果てしなく広がる湿原。「花の一番いい時期なので、歩かれたら?」と管理人さんに勧められたが、時間が無いので諦めた。
今回も北海道に二年住んでおられ、その後何回も北海道を訪れておられるMさんの案内で、すてきな旅を楽しむことが出来た。感謝の気持ちでいっぱいです。Mさんありがとうございました。私達二人の思い出のページがまた増えました。