大山レンゲ

花の歳時記

北海道へ (川湯~阿寒湖~釧路湿原~釧路空港)

2008-07-30 18:36:24 | Weblog

八時過ぎ川湯温泉を後にして、阿寒湖に向かった。

 

阿寒湖で週遊船に乗り、しばらくすると小さな島、チュウルイ島に着いた。そこにあるマリモ展示観察センターで生育しているマリモを見た。球状の深い緑のマリモが謎めいて見える。マリモにまつわるアイヌの悲しい伝説を聞きながら巡る、島の周りには白花しゃくなげが花盛り。 

釧路湿原への道は両側に白樺の林と大きな蕗の群生が続いている。どこまでも続く長い道。広い草原には牛の群れがのんびり草を食んでいる。丹頂鶴も二羽、草原に遊んでいた。

日本最大の湿原を展望台から眺めた。友人のご主人がこの地で描かれた絵画の風景と同じ景色が目の前に広がる。果てしなく広がる湿原。「花の一番いい時期なので、歩かれたら?」と管理人さんに勧められたが、時間が無いので諦めた。

今回も北海道に二年住んでおられ、その後何回も北海道を訪れておられるMさんの案内で、すてきな旅を楽しむことが出来た。感謝の気持ちでいっぱいです。Mさんありがとうございました。私達二人の思い出のページがまた増えました。


北海道 へ (旭川~層雲峡~美幌峠~屈斜路湖~摩周湖~川湯)

2008-07-27 21:31:51 | Weblog

旭川は作家の三浦綾子さんが生涯を過ごされた街である。

 

氷点から次々と発表された小説、エッセイの愛に満ちた言葉は慈雨のように心に深く沁み込んだ。今回の旅行で、小説に描かれた地を訪れた時、ここに立たれたであろう姿を思いながら感慨にふけった。

 

大雪山五合目(標高1300m)までロープウエイで登ったが、残念ながら霧で視界ゼロ。

層雲峡は断崖絶壁が続き、落差約100mの並んで流れ落ちる流星の滝・銀河の滝が素晴らしい。

美幌峠からの眺めは素晴らしいと期待していたのだが、霧だった。車から出ると肌寒く長袖を着る。眼下に屈斜路湖が鈍く光っている。峠を降りると屈斜路湖畔。湖畔には温泉が湧き出ていた。

透明度世界一と言われている摩周湖は湖面の漣が少し見えたが、あっという間に深い霧に包まれた。まさしく「霧の摩周湖」だ。摩周ブルーは幻に終わった。

 

今夜の宿は川湯温泉である。


北海道へ (千歳~夕張~富良野~旭川)

2008-07-24 18:37:00 | Weblog

広島空港を10時20分に乗った飛行機は定刻の12時10分、新千歳空港に到着した。

 

かってニュースで騒がれていた夕張は街の中心を外れて通過したので、様子がわからない。

憧れの富良野は薄紫のラベンダー、赤いポピーが整然と咲き誇っていた。お花を眺めながら食べたメロン、ラベンダーアイスクリームの美味しさは格別だった。

美瑛は農作物のそれぞれの色がパッチワークのようで、パッチワークの丘と呼ばれているどこまでも続くなだらかな丘陵地。小麦の茶色、ジャガイモ、たまねぎの濃い緑のコントラストが鮮やかだ。

広大な大地に立つと「悩みなんて、なんて小さなこと」と思えて来るから不思議だ。

日本画家の後藤純男美術館には行かれなかったが次回の楽しみにしておこう。19時、今夜の宿泊地旭川に着いた。


真夜中の出来事

2008-07-11 09:43:17 | Weblog

午前三時、ガラスのコップで指が切れて激痛が走る。

血が・・・出ないと目が覚めた。指が切れたのは夢だったけど、激痛は続いている。スタンドをつけてみると、夫の側に10cm余りの大きく黒いムカデが動いている。大声に驚いた夫は飛び起き、退治してくれた。

数日前、Sさんが「茶毒蛾にEM菌がとってもよく効くのよ」と言っておられたのを思い出し、貰っていたEM菌に噛まれた指をつけてしばらくおいた。だいぶ治まったので、カット綿に液をつけて、湿布して眠った。朝六時に目が覚めた時、痛みは治まっていた。以前噛まれた時は何時までも痛みが続いていたのだが・・・・・。まだ一度もムカデに噛まれたことのない人が多いと思うが、ムカデが出るのは山が近いから?

EM菌はSさんのご主人が作っておられる。いつも戴いて、お風呂に入れたり、薄めて飲んだりと毎日愛用している。EM菌を使って作られた野菜の美味しさは格別である。今回の騒動でEM菌の熱烈フアンになったのはいうまでもない。

 

 

庭の花  今年初めて咲いたピンクの姫スイレンとカサブランカ

       白の姫スイレンは今年で二年目の開花


one day shop のお礼

2008-07-09 20:40:49 | Weblog

  当日は暑い中 open 前からたくさんの方に並んでいただき 

  誠にありがとうございました。  

  初めての試みで、至らない点も多々あったように感じますが

  ご来店いただいた皆様に感謝いたします。  

  次回また皆様にお会いできることを 楽しみにしております。                                                                                                                                         Smile meroriより  

one dayshopの催しとアラベーラ二周年にお越し頂き、有難うございました。 作品も大勢の方にお買い上げ頂き、また「次はいつ?」と嬉しい声をかけていただいたと喜んでおりました。  今後ともどうぞよろしくお願いします。        ゆう                                          


嬉しい一品

2008-07-05 20:40:32 | Weblog

週末のリハビリは今週は今日で終わりというほっとした安心感がある。

 

午後からのリハビリは4時過ぎに終わる。帰り道、自宅までの30分の車中は、夕食の献立を考える主婦に戻る時間だ。出かける時、夕食の心積もりはしているのだが、疲労ぐあいで、献立は変わってしまう。

自宅の車庫に着いた時、「玄関のドアにコロッケを提げて置いたよ」とSさんから携帯に電話があった。おもいがけない嬉しい頂き物だ。

Sさんの畑で採れたじゃがいもを使った手作りのコロッケはほくほくして美味しい。義母も美味しそうに食べている。我が家で採れたきゅうりの酢の物、豆腐のお吸い物。常備菜の煮豆とSさんのお陰で今夜は楽をさせてもらった。Sさんありがとうございました。

庭の花  忘れた頃に咲いたアマリリス  アルストロメリア

山野草のツクシカラマツ  トケイソウ


年々歳々・・・・

2008-07-01 21:07:12 | Weblog

あるとき突然昔の記憶が鮮明に思い出されることがある。

 

高校の入学式の時、校長先生が祝辞の中で「君達はフレッシュマンですから・・・・」と言われた、きれいな発音と爽やかな声が今も鮮やかに思い出される。その後「年年歳歳花相似たり」と続けられたのだが、半世紀も前のことで、部分的にしか思い出せない。

入学した翌年だったと思うが、校長先生は転任され、お別れの式の時「歳々年々人同じからず」と言って去って行かれた。以来この漢詩を見かけると、入学式とお別れの式での校長先生の言葉を思い出す。校長先生も、担任の先生もすでに鬼籍に入られ、もはや同窓会でお会いすることも出来ない。

数日前、同級生が「高校時代にあった事件を覚えている?」と電話をして来たが、その話は全く記憶になく初耳だった。校長先生のお話はきっと漢詩の素敵な旋律が記憶の奥に残ったのだろう。

 

 庭の花   のうぜんかづら     のうぜんかづら科   花言葉   栄光 名誉

        ポーチェラカ    スベリヒユ科      花言葉   自然を愛する

                                         無邪気