大山レンゲ

花の歳時記

日曜日

2014-02-16 21:05:04 | Weblog

春が足踏みしているような寒い日が続いた。日曜日の今日は久しぶりに少し暖かい。部屋に入れているデンドロの鉢10数個を外に出し、液肥を与えた。

 

暖かい部屋で過保護に育てているサンダーソニアに小豆粒ほどの淡い緑の蕾が三個ついた。草丈は50㎝をはるかに超えている。外に出して液肥を与え、少し日光浴にとそのままにしておいた。夫が「花の先が折れた」と外から呼んだ。慌てて出てみると折れている様子。強い風が吹いて、細い茎を痛めたのだろう。だめもとでセロテープで補強したが、明日ぐったりしていたら哀しい・・・。

 

11年前の2月16日は病に倒れた日。その日も日曜日だった。現状維持のためリハビリを続けているが、加齢による衰えは厳しい。今日はいつも支えてもらっている、友人、家族に改めて感謝する日。今日も友人に助けてもらった。


その瞬間

2014-02-11 16:12:18 | Weblog

長い間工事中だった道路が完成した。今まで開通していた先の2,2㎞の区間だ。五年生の孫はパレードに参加する予定だったが、昨夜からの雪で取りやめになった。

一般の車が通行できる午後四時、その瞬間を見に集まった近所の人々に交じって、陸橋の上でその時を待った。四時ちょうどに作業をされていた人々に寄って一斉にカラーコーンが取り除かれた。信号が変わった瞬間に最初の車が新しい道路に滑り込んだ。黒く光った新しい道にたちまち車の列が続いた。反対車線に車が現れたのはしばらく経ってからだった。

 

               

 

翌日、母と一緒に新しい道路をドライブした。走行時間はわずか三分だが、初めて見る景色は新鮮だった。長年の友人は道路工事で立ち退きを余儀なくされ遠くに転居し、10数年の月日が流れた。


芽が・・・

2014-02-08 09:20:10 | Weblog

12月の初めに植えたサンダーソニアの球根。一カ月したら芽が出るというので、わくわくしながら毎日眺めていた。しかし、一カ月を過ぎても土の表面に変化はない。土を掘ってみようかと半ばあきらめていた頃、眠りから覚めたように小さな細い緑の芽が出てきた。

10日余り過ぎた今、ぐんぐん伸びた芽は細いながら55センチの高さになった。嬉しいことに同じ鉢に小さな芽がまた一つ出てきた。以前、畑に植えたサンダーソニアに芽が出て喜んでいたのもつかの間、つまずいて芽を折ってしまった苦い思い出が蘇る。暖かい部屋の中で慎重に鉢を動かしながら、水遣りをする。オレンジの可愛いお花が咲く日を待ちながら、朝な夕なに眺めている。

                                 画像はネットから拝借しました。