今朝のよみうりテレビのウェークアップで知りましたが、中国の駆逐艦など 5隻が、春暁ガス田で航行しているのが発見されたとの事です。
# 写真は海上幕僚監部の頁のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦の写真です。
春暁ガス田に中国艦隊、日本への示威行動か (読売新聞) - goo ニュース
海底ガス田の開発を巡って日本と中国が対立している東シナ海の中国側のガス田海域で、海上自衛隊の哨戒機が９日、ガス田の周囲を航行している中国海軍の軍艦５隻を見つけた。このガス田の間近で中国の軍艦が確認されたのは初めて。
海上自衛隊のＰ３Ｃ哨戒機（鹿屋航空基地所属）が、中国海軍のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦（７９４０トン）など５隻を見つけたのは、９日午前９時ごろ。沖縄県・久米島の北西約２９０キロの東シナ海にある、中国が開発を進める春暁ガス田施設を、５隻のうち、駆逐艦１隻とジャンフーＩ級ミサイルフリゲート艦（１７０２トン）２隻が周回していた。
日本が排他的経済水域（ＥＥＺ）を主張する日中中間線の日本側には入らなかったが、境界に迫っていたという。駆逐艦は最新鋭艦とされ、巡航ミサイルなどの搭載が可能で、今年１月にも久米島の北西約４００キロの海域で２隻が確認されていた。
<中略>
日本政府は「東シナ海で試掘権設定を許可した日本政府をけん制する狙いがあるのだろう」（政府筋）とみて、中国側の動きを注視している。
政府は中国側の「けん制」に動じることなく、試掘準備を進める一方、ガス田問題の対立が先鋭化する事態を避けるため、中国政府に早期に実務者協議に応じるよう呼びかける方針だ。
春暁ガス田に中国艦隊、日本への示威行動か : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
海上自衛隊のＰ３Ｃ哨戒機は、定期的な哨戒(１回／日)で見つけたのかどうか定かではありませんが、そうだとすれば、時間をあわせて春暁付近を航行していたのでしょう。
時期を選んだ理由は、日本の総選挙に合わせたのか、中国が鉱区周辺に軍艦を派遣するなどの妨害を受ける事態が想定されても、試掘作業の実施に前向きな意向を、8月に明らかにした帝国石油などへの示威だけなのか。総選挙に合わせたとすれば、民社党他の多くの野党に不利で、自民党に有利な中国にとっては逆効果の間抜けな時期選択ですね。
ブッシュ会談前の胡錦濤政権が意図したものとは考えにくく、軍部が単独行動したものと推定されますが、真相はどうなのでしょう？
最近同じ結び文句になってしまっていますが、海・空の防衛力の増強・充実が急務です。
←人気blogランキング クリックしていただけると嬉しいです。
週刊!ブログランキング
↓ よろしかったら、お願いします。
# 写真は海上幕僚監部の頁のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦の写真です。
春暁ガス田に中国艦隊、日本への示威行動か (読売新聞) - goo ニュース
海底ガス田の開発を巡って日本と中国が対立している東シナ海の中国側のガス田海域で、海上自衛隊の哨戒機が９日、ガス田の周囲を航行している中国海軍の軍艦５隻を見つけた。このガス田の間近で中国の軍艦が確認されたのは初めて。
海上自衛隊のＰ３Ｃ哨戒機（鹿屋航空基地所属）が、中国海軍のソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦（７９４０トン）など５隻を見つけたのは、９日午前９時ごろ。沖縄県・久米島の北西約２９０キロの東シナ海にある、中国が開発を進める春暁ガス田施設を、５隻のうち、駆逐艦１隻とジャンフーＩ級ミサイルフリゲート艦（１７０２トン）２隻が周回していた。
日本が排他的経済水域（ＥＥＺ）を主張する日中中間線の日本側には入らなかったが、境界に迫っていたという。駆逐艦は最新鋭艦とされ、巡航ミサイルなどの搭載が可能で、今年１月にも久米島の北西約４００キロの海域で２隻が確認されていた。
<中略>
日本政府は「東シナ海で試掘権設定を許可した日本政府をけん制する狙いがあるのだろう」（政府筋）とみて、中国側の動きを注視している。
政府は中国側の「けん制」に動じることなく、試掘準備を進める一方、ガス田問題の対立が先鋭化する事態を避けるため、中国政府に早期に実務者協議に応じるよう呼びかける方針だ。
春暁ガス田に中国艦隊、日本への示威行動か : 政治 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
海上自衛隊のＰ３Ｃ哨戒機は、定期的な哨戒(１回／日)で見つけたのかどうか定かではありませんが、そうだとすれば、時間をあわせて春暁付近を航行していたのでしょう。
時期を選んだ理由は、日本の総選挙に合わせたのか、中国が鉱区周辺に軍艦を派遣するなどの妨害を受ける事態が想定されても、試掘作業の実施に前向きな意向を、8月に明らかにした帝国石油などへの示威だけなのか。総選挙に合わせたとすれば、民社党他の多くの野党に不利で、自民党に有利な中国にとっては逆効果の間抜けな時期選択ですね。
ブッシュ会談前の胡錦濤政権が意図したものとは考えにくく、軍部が単独行動したものと推定されますが、真相はどうなのでしょう？
最近同じ結び文句になってしまっていますが、海・空の防衛力の増強・充実が急務です。
←人気blogランキング クリックしていただけると嬉しいです。 週刊!ブログランキング↓ よろしかったら、お願いします。
ＴＢありがとうございました。
拙ブログとは雲泥の差で、鋭い洞察たいへん興味深く、参考になります。
中国の覇権主義と示威行動がますます強硬になってます。
日本の外交、防衛策も、転換期を迎えているのでしょうけど、ぬるま湯に長くつかりすぎたせいか、貴重なわが国の資源ひとつ守るにも腰がひけているようで、はがゆい思いがします。
「海・空の防衛力の増強・充実が急務です」心から同意します。
防衛力の強化といえば、新戦闘機や新護衛艦、最終的にどうなるのでしょうね。
特に、新護衛艦はあくまでも、ヘリコプターのみの搭載になるのでしょうか。
>中国の覇権主義と示威行動がますます強硬になってます。
このところ、急速ですね。これ以上は見過ごすわけには行きませんね。
小泉政権の、再スタートに期待したいところです。
>特に、新護衛艦はあくまでも、ヘリコプターのみの搭載になるのでしょうか。
護衛艦や、戦闘機がよいのかまでは、素人でわからないです...。(汗)
潜水艦哨戒機が、乗務員の眼で海上船舶の哨戒を兼務している。領海侵犯した民間の漁船に逃げ切られて、検挙件数が減ってきている。そんな現状を、EEZに近づく以前の公海上から他国の軍隊の船や飛行機の動きは察知しておく。近づいたり、侵犯されたら直ちに急行出来、原始的な逃げ足勝負に負けない体制づくりくらいは、先ず整えてほしいと願っています。