夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

高齢者の私、確かな人生の導きの御二人にめぐり逢い・・。

2010-09-22 08:47:49 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳であり、
中小業のサラリーマンを35年ばかり勤め定年退職した身である。

定年の5年前に、私は定年後の60代は五体満足に生かしてくれ、
その後の70代以降の残された歳月は余生であると思い、
ここ数10年、多くの人は健康ばかり気にして少しでも長生きしたい風潮を感じ、
果たして充実した老後を過ごしているのかしら、と感じている・・。

もとより高齢者の方は齢を重ねれば、認知症、痴呆症、寝たきりなどの確立は増すし、
私自身は衰えた体力で日常生活のふるまいの中で、確かな言葉を発言しているうちに、
いつの日にかポックリと死ねたらと念願している。

まして自身が意識なく植物人間のようになって、
生き続けるぐらい当人はもとより、家族の人たちまでが不幸であると思っている。

そして私は寝たきりになった場合は、三ヶ月過ぎたら、
意識のあるうちに自裁する、と決意しているひとりである。

このような私自身の人生の中の健康に対する思い、そして死生観の思考があるが、
昨今の会社時代の懇親会などで、
こうした思いを少し上の先輩の方、同僚たちに一部を発言すると、
困惑する方、或いは嫌な顔をされる方が折、
私は世間からかけ離れているのかしら、と思ったりしてきた・・。


このような私なりの深い思いがあったが、
偶然に8月下旬に、医師と作家の久坂部羊(くさかべ・よう)氏のインタビュー記事を拝読したり、
この一週間に病院の名誉医院長の帯津良一(おびつ・りょういち)氏の雑誌での発言を拝読し、
高齢者の私にとっては、まぎれなく確かな今後の人生の導きをして下さった、
と御二人に紙上でめぐり逢えて、感謝している。


久坂部羊(くさかべ・よう)氏から教示を受けたことは、
私はこのサイトに於いて、
【久坂部羊(くさかべ・よう)氏の 『60歳が「死に時」』、私は教示され・・。 【上】】
と題して、8月28日に氏のインタビュー記事を掲載している。

そして翌日の8月29日に於いて、
【久坂部羊(くさかべ・よう)氏の 『60歳が「死に時」』、私は教示され・・。 【下】】
と題して、私の今までの軌跡、人生の思いを綴り、投稿している。

http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/eca87e68c2228b467832baf75c99d736
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
     【久坂部羊(くさかべ・よう)氏の 『60歳が「死に時」』、私は教示され・・。 【上】】☆

http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/344e6cfdf159168ac161f28950b9422d
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
     【久坂部羊(くさかべ・よう)氏の 『60歳が「死に時」』、私は教示され・・。 【下】】☆


帯津良一(おびつ・りょういち)氏に関しては、
過ぎし9月18日に於いて、このサイトで、
【婦人公論、高齢者の男性の私でも、精読したくなり・・。】
と題して、投稿している。

http://blog.goo.ne.jp/yumede-ai/e/cf19666d763118838398093f70045d2f
☆【年金青年たわむれ記 ~かりそめ草紙~】
     【婦人公論、高齢者の男性の私でも、精読したくなり・・。】☆

私は帯津良一(おびつ・りょういち)氏のこの後の発言を学びたく、
女性専用誌の『婦人公論』を買い求めて、精読したのである。

私は恥ずかしながら、帯津良一氏は全く無知な人であり、
このお方の略歴を見て、恐縮してしまったのである。

さて本題であるが、このお方の発言された概要を記載させて頂く。

《・・
(略)
私の理想は、「達者でポックリ」逝くことです。
死ぬ直前まで自分の足で歩き、自分の口で食べ、自分の頭で考えることができる。
「寝たきり」とは180度対照的な死に方が、「達者でポックリ」だと言えるでしょう。
・・
人生は生老病死ーーつまり死も含めて、丸ごと自分の人生なのだから、
「死に時」も「死に方」も自分らしくありたいという考えが基本です。

「いたずらに死を恐れるあまり不要に長生きしても意味がない」
と考えるようになったのは、
このホリスティック医学の考え方に共鳴し、
その理念に基づいて自らの病院を設立した40半ば以降です。
・・
私もブラッと飲みに行けなくなったら、そろそろ「死に時」ですかねぇ(笑)。
理想は、下町の小料理店に出向き、
さぁ、今日は何をツマミに飲もうかなとワクワクして暖簾をくぐっているときに、
心筋梗塞でバタッと倒れるなんていうのがいいですね。


年齢に関していえば、80歳くらいまで生きれば十分ではないですか。
もちろん、肉体面でも精神面でも人それぞれ個人差がありますから一概には言えません。

しかし、自力で自由に動けるのはせいぜい80代まででしょう。
90代になると、何かしら衰え、欠けてくる。
いくら頭がしっかりとしている人でも、
足腰が立たなくなったり、その逆のケースも起こります。

ましてや100歳なんて、
どんな人でもポンコツになっているはずですよ(笑)。
おめでたいと言うけれど、100歳以上は、やはり「生き過ぎ」だと私は思います。


これとこれができなくなったら、自分はそろそろ「死に時」かもしれない。
その線引きは人それぞれですし、それがわかれば、
「生きているうちにこれだけはやり遂げておこう」
という人生のテーマも見えてくる。

つまり、自分にとってベストな「死に時」を考えことは、
今、生きているこの時間を最大限に充実させて生きていくことにもつながるのである。
(略)
・・》

このような秘伝を、この後に6つばかり披露して下さったのであるが、
これ以上は著作権の関係で、無念ながら引用出来ないので、
ご興味のある方、たとえ男性でも『婦人公論』をお買い求めて願いたい。

私は多々教示されて悦びにあふれている・・。
特に、この後の《好きなものは、適量を楽しむ》は、
心の中で思わず、そうですよねぇ、と大いに共感を深めたりした。

尚、帯津良一氏の略歴などの掲載されているサイトは、数多くあるが、
私が長く読んだひとつを添付する。

http://www.kenko-network.jp/interview/obitsu.html
☆漢方健康ネットワーク 帯津良一氏のインタビュー ☆


*ブログランキングに参加していますので、ご協力の程、お願い致します♪

にほんブログ村 シニア日記ブログへにほんブログ村

日記<br>
<br>

</div>
</div>
<!-- /entry-body -->

  <!-- entry-bottom -->
  <div class=

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 都心で真夏日、明日で観測史... | トップ | 東京郊外は、観測史上最多の... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
元気な内は (ロッキータイガー)
2010-09-22 11:58:19
お父さんおはようございます。

少し遅いですが、

そうですね、元気な内は今の健康法

今の過ごし方で。70代、80代、病気して

寝たきりを考えると死に時ですか、

女医さんが90過ぎて病院で寝たきりでは、

そこからポックリなんでしょうか?

生意気言いました。

元気ならいつまでも。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

定年後の思い」カテゴリの最新記事