きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

中島みゆき 夜会 VOL.19「橋の下のアルカディア」

2016年12月13日 | ライブ・コンサート・音楽・トークショー


感想は前回と概ね同じ。
 
  前回感想 中島みゆき 夜会 VOL.18「橋の下のアルカディア」

国のために個人が犠牲になるが、
犠牲とならぬため恥と言われても逃げろ!が主題なのはわかる。

黒いゴミ袋は汚染土だと思う。

それを踏まえても枝葉が多すぎる。
曲はみゆきさんらしい。
けど、「二隻の舟」はやっぱり別格。

前回も思ったけど、
彼女たちが住む橋の下が
危険区域になる理由がちゃんとあるのに
無視して命を落とすのは自業自得な気がする。
「2/2」で、外国でパスポートを紛失したらまず大使館に行け!
と同じツッコミね。
その辺の話作りが甘いんだよね、
夜会は。

警官?警備員?の名前が九曜=供養?とか、
仕事ではお上に従うけどプライベートは別?とか、
文字が反対なのは橋の下が防空濠だったらしい?とか、
かつて恥と言われながら捨てた零戦で迯げる=救われる、とか、
模型店の店頭の飾りは零戦だったわ、とか、
人が、国が、ゴミ捨て場とする橋の下こそ理想郷なのか、とか、
ラストは捨てられた者達が生きながらえるということなのか、とか、


後から考えればいろんな設定がありそうなんですが、
みゆきさん以外のプロの手を入れてわかりやすくすることはしない、
それが夜会というものなのよね。
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