きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA(1回目)」宝塚星組

2017年11月28日 | 宝塚(星組)

あっぱれなまでに話が動かない。
原田くんの通常運行とはいえ、
平坦に淡々に、すぎる。

ラストは絶対にナチが来ると思ったんだけどな-。
ひと暴れがあると思ったんだけどなー。
なんにもなく、あっさり終わったわ-。

原田くんの取り柄のレビューが
前半にしかないのが痛い。

白夜の「いきなりエクスカリバー」は
脈絡なさ過ぎて驚愕だったけど
これだけなんにもないと
感想もなにもないよね。

なにを描きたかったんだか
さっぱり伝わってこなかった。
映画の新時代のワクワク感さえなかった。

ナチが出てくるのは知ってたため
全く出てこない場面が続いて
この尺でまだかい!と思っていたけど
出たからといって、話は動かなかったわー。


役者はいいんだよ。
ベニ礼は友情に溢れているし、
あーちゃんは綺麗だし、
はるこちゃんは色っぽいし、
みっきぃは渋いし、
ポコちゃんナチスはカッコイイし。
なによりカチャがエロ親父で良かったよ。
それだけにねー。
話がねーー。
勿体無いねー。


久々の酒井ショーは
岡田ショーよりボケた色合い、
一場面が長く、ゆったりとしたテンポで、
関西テレビ放映時代のショーのようだけど、
山場のない原田芝居の後だと
ちょっとアクティブに見えるよ!

定番ソングが多くて
少し早いタカスペみたいだった。
「セマニフィーク」は名曲。


芝居の指揮は清川先生、
ショーの指揮は御崎先生。


新公のチケットが取れているんだけど、
こんな動かない話を100期がやるのかと思うと、
「頑張れ!」としか言えないね。


ショーはカチャ込みで台湾に持って行くんじゃないか?
って噂があるけど、これはあんまりなー。
もうちょっとアップテンポの方が受けると思うよ。


カチャのあとにカイちゃんが降りてくるとか、
組替えが終わった後の若手トリオとか、
いろいろ、変わってきてるんだなあ。


公演デザート。
「ベルリン、わが愛/Bouquet de TAKARAZUKA 2017-11-28
「キントーキー」(410円)
コーンフレークの上にホイップクリーム、
金時豆の餡と抹茶プリン(チャップリン)を重ね、
わらび餅と栗をトッピング。
和風の美味しいパルフェです。
トーキーの時代に思いを馳せてお召し上がりください。


「フェルゼンざい」のように
「抹茶ップリン」から逃れられなかったんだろうな。
なぜ和テイスト、より、
土台のコーンフレークのザクザク感に違和感。
フレークより上は美味しいよ!


ロビーには恒例のクリスマスツリー。

組カラーの色になるんだっけ?
コメント
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