改訂され、新曲が入り、
話の流れは良くなったものの、
やっぱり「駆け足で見る世界史」的で、
「なぜそうなった」「なぜそう思う」の描き込みは弱い。
レディと詩人はいつそんなラブに?
とは言うものの、
曲はいいし歌ウマは多い。
席に着く前はボロボロに疲れていたけど
一幕終了後に回復した気がする。
ドーピングか。
ラストに、同じ父から生まれた姉妹、
幼くして母たちを奪い取られた同じ境遇、
と認めあって和解するけどさー、
姉があんなに頼んだカトリック擁護をしないどころか
プロテスタントの盟主として
スペインと戦うんだもんなー。
エリザベス、ひどすぎないか?
ハナちゃんはやはり姫役者で、
設定年齢にしては子供すぎる役作りではあるものの
のちの女王の風格を漂わせていた。
育三郎は事務所を映って仕事の幅が広がったためか
優等生の枠を破って濃くなっていた。いいね。
山口さん、涼風さんは、難しい曲を
すごくサラッと歌っていた。
吉野さんは芝居は重厚でいいんだけどね。
歌が今回のビジュアルについていってないかなー。
古川君は歌どころか台詞声も頼りないけど
今回の役には合っていた。
でー。
やっぱりー!!
ハマコがメインだよねー。
ハマコ、少しほっそりしたかな。
歌も芝居も迫力だったよ!!
終演後は主演者挨拶あり。
グダグダ気味の育三郎に対し
挨拶経験豊富なハナちゃんは
さすがにしっかりしてました。