きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「レディ・ベス」(2017年版)

2017年10月16日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)








改訂され、新曲が入り、
話の流れは良くなったものの、
やっぱり「駆け足で見る世界史」的で、
「なぜそうなった」「なぜそう思う」の描き込みは弱い。

レディと詩人はいつそんなラブに?

とは言うものの、
曲はいいし歌ウマは多い。
席に着く前はボロボロに疲れていたけど
一幕終了後に回復した気がする。
ドーピングか。

ラストに、同じ父から生まれた姉妹、
幼くして母たちを奪い取られた同じ境遇、
と認めあって和解するけどさー、
姉があんなに頼んだカトリック擁護をしないどころか
プロテスタントの盟主として
スペインと戦うんだもんなー。
エリザベス、ひどすぎないか?

ハナちゃんはやはり姫役者で、
設定年齢にしては子供すぎる役作りではあるものの
のちの女王の風格を漂わせていた。
育三郎は事務所を映って仕事の幅が広がったためか
優等生の枠を破って濃くなっていた。いいね。
山口さん、涼風さんは、難しい曲を
すごくサラッと歌っていた。
吉野さんは芝居は重厚でいいんだけどね。
歌が今回のビジュアルについていってないかなー。
古川君は歌どころか台詞声も頼りないけど
今回の役には合っていた。

でー。
やっぱりー!!
ハマコがメインだよねー。
ハマコ、少しほっそりしたかな。
歌も芝居も迫力だったよ!!


終演後は主演者挨拶あり。
グダグダ気味の育三郎に対し
挨拶経験豊富なハナちゃんは
さすがにしっかりしてました。
コメント
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