きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ヘイル、シーザー!」

2016年05月15日 | 映画
映画を見るということは、
「画面・台詞・音楽から自分の中で物語を作る」
ということでもあり、
相性がいいと行間から豊かな情報が伝わってきて
実に楽しいんだけど、
相性が悪いと、こちらに来るのが断片的過ぎて繋がらず
物語にならないことがある。
今日見た「ヘイル、シーザー」はまさに、それ。

なんかもっとなにかあるかと思ったけど、
私には伝わって来なかったなあ。
宗教論争や共産主義者たちへの皮肉はわかるけど
だからなに?としか。

しかし、
MGMのようなミュージカル場面も、
水着より着衣の方がエロいスカヨハも、
苦労人のブローリンもウハウハだったので、
見て良かった。

映画を作るためにはたくさんの人が関わって、
みんなの努力の上に成り立っている、
その辺への愛情は感じられました。
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「こうもり/THE ENTERTAINER!(東京1回目)」(宝塚星組)

2016年05月15日 | 宝塚(星組)

芝居はやはり説明不足なところがある。
奥方やメイドが変装するとか、メイドと踊り子が姉妹とか。
最後の場面は牢獄から公園に移ったの?
結局どこまでが最初からの筋書き?

なんてことがどーでもよくなる盛り上がりで終了。
もともとの曲が良いし。
なんか、もう、どーでもいーや、と思います。

皇太子のアドリブは
「しっ!黙って!」だったかな。おとなしめ。
と思ったらシャンパンの宣伝で
「ルナール侯爵が奢ります!」と。
そのあとベニが随所で「奢りません!」と言ってました。

指揮は寺嶋先生。
ムラでも思ったけど、指揮者もオケも
クラシック曲は本領発揮なのか
いつもとはまた違ったモチベーションを感じます。
音も澄んでいます。


ショー。
マギー天使のカツラは赤いストレート。
ジョンソン先生は106歳。
「さきほど紅ゆずるさんがシャンパンを奢ってくれるっていうから
 ロビーに行ったら1000円も払わされましたよ!」と愚痴。
カメレオン先生は
「奢るなんて言ってないわよ!
 いいわ後で話し合いましょう!」的なことを言ってました。

初舞台生は減ったけど、
ロケットは空間を多く使って踊り、
鏡の場面は綺麗な円になっていました。

カイちゃんは星組の中だと
大きく感じる。
宙組は巨人揃いだったんだなあ。
しみじみ。

ピアノは引き続き河合楽器。

後半のザッツ・エンターテイメントのクラシカルさも好きだし
その後の青の場面も好き。
ここの曲をサヨナラショーで歌うのかな。
いますでに泣きそうなんだけど。

指揮は御崎先生。
御崎先生のテンポとテンションが今回のショーによく合っています。


公演デザート
「こうもり/THE ENTERTAINER!」星組2016-05-15
「こうもり博士の爽快なフルーツシューケーキ」
「こうもり博士の愉快な復讐劇」の
世界観をイメージしたデザートです。
ミルクプリンにレモンマーマレード、
レモンケーキ、プチシュークリームに
ホイップクリーム、甘夏みかん、
フリーズドライのいちごを添えて・・・。
初夏にぴったりなシトラスが爽やかな
ミニパルフェです。


全体的に甘い。
特にレモンケーキとホイップクリームが激甘。
ネタ合わせだとハズレ率が高いシューは
今回は浮いていない。
甘夏みかんで口直し。
たま~に通り抜けるシトラスの香りが爽快。
今回は駄洒落無し?と思ったら、
「復讐」と「フルーツシュー」を掛けたのね。
さりげなさ過ぎるけど、
駄洒落は続けて欲しい!

ロビーラウンジには
アドリブのもとになったシャンパンのボトルのタワー。
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