ペレンの白鳥が美しかった。
情感もたっぷり。
サラファーノフとのバランスも良い。
「ジゼル」時のような細やかな演技じゃないので
二人のいろんな違いは感じられない。
四幕では愛を裏切られたことより、
呪いが解けないことが辛そうだ。
ここにもっと「愛」を感じられればと思うけど、
「美人だけど無味無臭」時代を知っているので、
これだけできれば大進歩!とも思う。
最後は自分の意思で立ち向かい、
それが勝利に繋がるしね。
もうちょい儚げなところがあればもっと好みなんだけど、
しかし贅沢を言ってはいけないね。
32回転は時々ダブルあり。
サラファーノフはもうキラキラを通り越してベテランなんだなあ。
マトヴィよりメランコリックさがあり、
いろんな意味で教本通りなんだけど、
それが嫌味ではなく、なんというか、
常に一定のクオリティを観客に提供できている、というのかな。
いいよね。
三幕では、前回もそうだったけど、
白鳥の幻影をしっかり見て、吸い寄せられるのに、
ロットバルトに言いくるめられるんだよね。
騙されてお間抜けとも言えるし、
ロットバルトの魔力に屈したとも言える。
どちらにせよ、珍しいパターンだよね。
サラファーノフもマントを担いで登場だった。
一幕衣装はマトヴィと同じ。
三幕白衣装は胸元に黒系アクセントあり。
ヴェンシコフはそこはかとない悪意の凝縮のようなかんじ?
以前のツァルがこんな感じだった。
昨日のような悪玉が以前のヴェンシコフだったのに。
どこで変わったんだろう。
新版になってからかな。
三幕もべっとり顔を描き込み目元は赤シャドウでもハンサム。
ヴェンシコフも、今回出ていないシェミウノフも、
王子と悪魔、両方が持ち役。
こんなキャスティングは珍しいよね他にはあまりないよね、
と思っていたけど、まさに東バがそれだった。
ワルツ四人組上手の髪の明るい方はニキータかな。
違うかな。
ツァルも美脚なのに変なヅラで悲しい。
二幕の白鳥群舞は前に戻して欲しいなあ。変だよね。
一幕で王妃は王子に好きな人はいる?と聞いて、
いないと言われたから見合いをセッティングするんだな。
三幕冒頭の道化の踊りは花嫁選びを説明してるのね。
と今更ながらに新版把握。
現実的には無理だけど、
ラストは白鳥全員でロットバルトを踏みつけるべきだよね。
【配役等】
オデット/オディール イリーナ・ペレン
ジークフリート レオニード・サラファーノフ
悪魔ロットバルト ミハイル・ヴェンシコフ
道化 アレクセイ・クズネツォフ
王妃 ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師 ロマン・ペトゥホフ
パ・ド・トロワ:
アナスタシア・ソボレワ、アンナ・ナウメンコ、アンドレイ・ヤフニューク
小さい白鳥:
アンナ・クリギナ、ヴェロニカ・イグナツェワ
ユリア・チーカ、エカテリーナ・ホメンコ
大きい白鳥:
ワレーリア・ザパスニコワ、スヴェトラーナ・ベドネンコ、イリーナ・コシェレワ
スペイン:
クリスティーナ・マフヴィラーゼ、マリアム・ウグレケリーゼ
アレクサンドル・オマール、ミハイル・シヴァコフ
ハンガリー(チャルダッシュ):オリガ・セミョーノワ、ウラジーミル・ツァル
ポーランド(マズルカ):
アーラ・マトヴェーエワ、エカテリーナ・グサロワ
アレクセイ・マラーホフ、セルゲイ・ストルコフ
イタリア(ナポリ):ヴェロニカ・イグナツェワ、コンスタンチン・キリンチュク
花嫁候補:
アナスタシア・ロマノワ、ユリア・バラグロワ、アンナ・ナウメンコ
オリガ・アストレイコ、ヴィクトリア・ザリポワ、エレーナ・トゥルシナ
指揮:ヴァレンティン・ボグダーノフ
管弦楽:ミハイロフスキー劇場管弦楽団
情感もたっぷり。
サラファーノフとのバランスも良い。
「ジゼル」時のような細やかな演技じゃないので
二人のいろんな違いは感じられない。
四幕では愛を裏切られたことより、
呪いが解けないことが辛そうだ。
ここにもっと「愛」を感じられればと思うけど、
「美人だけど無味無臭」時代を知っているので、
これだけできれば大進歩!とも思う。
最後は自分の意思で立ち向かい、
それが勝利に繋がるしね。
もうちょい儚げなところがあればもっと好みなんだけど、
しかし贅沢を言ってはいけないね。
32回転は時々ダブルあり。
サラファーノフはもうキラキラを通り越してベテランなんだなあ。
マトヴィよりメランコリックさがあり、
いろんな意味で教本通りなんだけど、
それが嫌味ではなく、なんというか、
常に一定のクオリティを観客に提供できている、というのかな。
いいよね。
三幕では、前回もそうだったけど、
白鳥の幻影をしっかり見て、吸い寄せられるのに、
ロットバルトに言いくるめられるんだよね。
騙されてお間抜けとも言えるし、
ロットバルトの魔力に屈したとも言える。
どちらにせよ、珍しいパターンだよね。
サラファーノフもマントを担いで登場だった。
一幕衣装はマトヴィと同じ。
三幕白衣装は胸元に黒系アクセントあり。
ヴェンシコフはそこはかとない悪意の凝縮のようなかんじ?
以前のツァルがこんな感じだった。
昨日のような悪玉が以前のヴェンシコフだったのに。
どこで変わったんだろう。
新版になってからかな。
三幕もべっとり顔を描き込み目元は赤シャドウでもハンサム。
ヴェンシコフも、今回出ていないシェミウノフも、
王子と悪魔、両方が持ち役。
こんなキャスティングは珍しいよね他にはあまりないよね、
と思っていたけど、まさに東バがそれだった。
ワルツ四人組上手の髪の明るい方はニキータかな。
違うかな。
ツァルも美脚なのに変なヅラで悲しい。
二幕の白鳥群舞は前に戻して欲しいなあ。変だよね。
一幕で王妃は王子に好きな人はいる?と聞いて、
いないと言われたから見合いをセッティングするんだな。
三幕冒頭の道化の踊りは花嫁選びを説明してるのね。
と今更ながらに新版把握。
現実的には無理だけど、
ラストは白鳥全員でロットバルトを踏みつけるべきだよね。
【配役等】
オデット/オディール イリーナ・ペレン
ジークフリート レオニード・サラファーノフ
悪魔ロットバルト ミハイル・ヴェンシコフ
道化 アレクセイ・クズネツォフ
王妃 ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師 ロマン・ペトゥホフ
パ・ド・トロワ:
アナスタシア・ソボレワ、アンナ・ナウメンコ、アンドレイ・ヤフニューク
小さい白鳥:
アンナ・クリギナ、ヴェロニカ・イグナツェワ
ユリア・チーカ、エカテリーナ・ホメンコ
大きい白鳥:
ワレーリア・ザパスニコワ、スヴェトラーナ・ベドネンコ、イリーナ・コシェレワ
スペイン:
クリスティーナ・マフヴィラーゼ、マリアム・ウグレケリーゼ
アレクサンドル・オマール、ミハイル・シヴァコフ
ハンガリー(チャルダッシュ):オリガ・セミョーノワ、ウラジーミル・ツァル
ポーランド(マズルカ):
アーラ・マトヴェーエワ、エカテリーナ・グサロワ
アレクセイ・マラーホフ、セルゲイ・ストルコフ
イタリア(ナポリ):ヴェロニカ・イグナツェワ、コンスタンチン・キリンチュク
花嫁候補:
アナスタシア・ロマノワ、ユリア・バラグロワ、アンナ・ナウメンコ
オリガ・アストレイコ、ヴィクトリア・ザリポワ、エレーナ・トゥルシナ
指揮:ヴァレンティン・ボグダーノフ
管弦楽:ミハイロフスキー劇場管弦楽団