「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

かんぽ中間報告 法令違反1400件!3000件を超える勢い!?

2019-09-30 23:58:56 | 企業を斬る

         
今日、日本郵政グループは、かんぽ生命保険の不正販売問題に関する
社内調査の中間報告を発表した。2014~18年度の5年間で、法令違反や
社内規定違反の疑いがある契約が、計6300件あったと説明した。
内訳は保険業法などの法令違反が約1400件、社内規定違反が約4900件。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190930-00000031-mai-soci

ただし、不正販売の疑いがある18万3千件の内、調査を終えたのは
27日時点で6万8千件と44割弱に留まっており、法令や社内規定に
違反していたケースがさらに膨らむのは確実の様です。

中間報告では、二重払いした保険料の返金など不利益な状態の解消を
求める顧客が27日時点で2万6036人に上っている事も明らかに
なっています。かんぽ生命は顧客の要望に応じる方針です。

日本郵政Gは、すべての調査を年内に終え、自粛中の営業を年明けに
再開したい意向ですが、実際に販売を担当した郵便局員からも事情を
聴き、違反が認められれば処分を検討します。


問題の発覚から3カ月たち、法令違反は、この割合だと3000件を
超える事になりそうです。処置対応と予防を含めたコンプライアンス
体制の確立は時間がかかり、来年早々の販売再開は、厳しいでしょう。
かんぽ生命保険の今後の対応状況に注目です。

さて、日経平均は続落して、123円安の21755円大引けでした。
(出来高 概算12.6億株の商いでした。)

週末のNY株式市場の下落を受け、日経平均は売り先行でスタート。
後場に入ると、先物主導の売りも入り、一時21700円を割れ込む
場面もあったが、大引けにかけショートカバーが入り終了した。

日経平均は、続落もローソク足は下ヒゲを引いており下値の堅さを示す
格好。ボリンジャーバンドは25日線~+1σレベルで過熱感を解消。
反発体制が整った状況です。

今晩のNY株式市場、堅調スタートで、どこまで反発して終了できるか
ポイントです。

明日の日経平均、為替の円高是正が働くけば3ケタの反発も想定でき、
どこまで、値を上げるか注目です。
 

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10月第1週 相場展望と予定

2019-09-29 23:59:29 | 相場展望

         
9月第4週の日経平均は、4週間ぶりに下落した。3連休明の日経平均は小幅に
3日続伸となったものの、日米貿易協定の合意締結やトランプ大統領が対中通商
合意の早期実現に言及する好材料と、大統領の弾劾問題で新事実の浮上や米国が
ファーウェイに対する禁輸措置の延長を許可しない見方、また、週末に中間配当
落ち分もあり、吸収できずに下落して節目22000円を割って終了した。

結局、日経平均は、週間で200円下落(↓0.91%)の21878円でした。

さて、10月第1週(9/30~10/4)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末NY株式市場は、下落して終了。トランプ政権が米投資家による中国へ投資を
制限する方法を議論していると伝わり、リスク回避の売りが出た格好であった。
週明け東京市場は、下落からのスタートになりそうです。

主な経済指標は、国内で9/30に8月百貨店/スーパーの売上高、10/1に
8月日本版雇用統計、第3四半期日銀短観などに注目です。
また、10/1から消費税増税が実施されます。

海外は、米で10/1に9月ISM製造業景気指数、10/2にADP雇用者数
10/3に9月ISM非製造業景気指数、週末の雇用統計に注目です。

また、中国は10/1に建国70周年で習近平国家主席の演説、国慶節で10/7
まで休場となり、この期間は上海市場の影響を受け難い週となります。

週明け東京市場は、下落スタートも、10/1から消費税増税と軽減税率の導入、
幼児教育・保育の無償化、通信料とスマホなどの端末代を分ける「分離プラン」の
義務化などを定めた改正電気通信事業法が施行されます。増税はあるが、これらの
軽減税率の導入と施策など恩恵を受ける企業は、追い風も想定されます。
実質10月相場入りで、波乱のアノマリー月であるが、下値は限定的と捉えたい。
日経平均は22000円台にリバウンドする週となる展開に期待しています。

日経平均、10月第1週(9/30~10/4)レンジは21650円~22350円
程度を想定しています。

1.10月第1週(9/30~10/4)主なイベントと予定
 9/29
  英 保守党大会(~10/2)
 9/30
 日本 日銀主な意見(9/18~9/19開催分)
 日本 8月鉱工業生産
 日本 8月小売業販売額
 日本 8月百貨店売上高
 日本 8月スーパー販売額
 日本 タキヒョー、象印、アダストリア、ストライク、タカラ印刷、しまむら 各決算
  米 レッドハット 決算
  米 国債償還 2年債(292億ドル)
         5年債(350億ドル)
         7年債(290億ドル)
 中国 9月製造業PMI
 中国 9月財新製造業PMI
  独 9月ドイツ失業率
  独 9月ドイツ消費者物価指数
  世 国連一般討論演説最終日
 10/1
 日本 消費税率10%に引き上げ
 日本 第3四半期日銀短観
 日本 8月完全失業率
 日本 8月有効求人倍率
 日本 8月新車販売台数
 日本 ダイセキ、ダイセキソリュ、キューピ― 、アヲハタ 各決算
 日本 パワーソリューションズ IPO
  米 9月自動車販売
  米 9月ISM製造業景気指数
  米 ボウマンFRB理事、講演
  米 シカゴ連銀総裁、講演
 中国 休場(国慶節で~10/7)
 中国 建国70周年、習近平国家主席 演説
  豪 中銀政策金利
 10/2
 日本 9月マネタリーベース
 日本 9月消費動向調査
 日本 カネコ種、サムテイ、瑞光、ニトリHD 各決算
 日本 レオクラン IPO
  米 9月ADP雇用者数
  米 ペイチェックス、レナー 各決算
  米 NY連銀総裁、講演
  米 リッチモンド連銀総裁、講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
  露 第2四半期ロシアGDP
  英 保守党大会 最終日
 10/3
 日本 エスプール、クリーク&リバ、不二越、ナガイレー、平和堂、北恵 各決算
  米 8月製造業受注
  米 9月ISM非製造業景気指数
  米 ペプシコ、コストコホールセール 各決算
  米 シカゴ連銀総裁、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
 10/4
 日本 壱番屋、サカタのタネ、サンエー、ネクステージ、三協立山、オンワード、パルコ
    ベルク 各決算
  米  8月貿易収支
  米 9月雇用統計
  米 パウエルFRB議長、金融政策再点検イベントで開会演説
  米 ボストン連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  豪 8月小売売上高
  印 インド中銀政策金利

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/27)
 
 今日のNY為替市場でドル円は107円台に値を落とした。序盤は底堅い動きが続き
 108円台で推移していたが、一部報道でトランプ政権が米投資家の中国への資金流入
 の制限を検討と伝わったことで、市場にはリスク回避の雰囲気が一気に広まった。
 
 トランプ政権は米中が貿易戦争の停戦交渉を進める中でその議論は行われており、米国
 からの投資規制は新たな紛争を生み、関税を遥かに超える混乱を引き起こす可能性が
 あるという。米証券取引所に上昇している中国企業の上場廃止や、米投資家による年金
 基金を通じた中国へのエクスポージャーを制限するというのが案として挙がっていると
 伝えている。

 ドル円は100日線を上回る動きが見られていたものの、100日線付近まで戻す展開。
 
 ユーロドルは買い戻しが優勢となり1.09ドル台半ばまで買い戻された。今週のユーロ
 ドルは売り優勢の展開が続き、1.09ドル台は維持しているものの年初来安値は更新
 している。ユーロ売りもさることながら、ドル買いの動きがユーロを圧迫していた。
 企業やファンド勢の売りが活発に出ていたようだが、期末接近で実需のドル買いが大量
 に出ていたようだ。ただ、その動きも一段落しており、ユーロドルは下げが一服している
 状況。
 
 ポンドドルは1.23ドル台を回復する場面も見られたが、米国からの対中投資規制の
 報道で1.22ドル台に伸び悩む展開。ポンドはロンドン時間の序盤に急速に売られる
 場面が見られた。ソーンダース英中銀委員が、EU離脱が順調もしくは延期されたりして
 も、不確実性が成長の重しとなり利下げが必要になる可能性に言及していた。
 来週、第2四半期の英GDP確報値が公表される予定だが、マイナス成長で変わらずと
 見られている。ただ、第3四半期のGDPに関しては、7月の月次GDPが強い内容
 だったことから、マイナス成長にはならず、テクニカル的なリセッションまでは陥らない
 のではとの見方が有力となっているようだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/118675
 
 米国債利回り
  2年債      1.634(-0.022)
  10年債      1.682(-0.010)
  30年債      2.127(-0.015)
   期待インフレ率   1.534(-0.040)
            ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場、10年債利回りは低下。この日発表のPCEコアデフレータが
 上昇傾向が継続していたことや、米中貿易協議への期待などで利回りは上昇して始ま
 った。
 
 しかし、一部報道でトランプ政権が米投資家による中国への投資を規制する方法を議論
 していると伝わり、リスク回避の雰囲気が強まる中、利回りも下げに転じている。
 10年債は1.67%、政策金利に敏感な2年債も1.62%まで一時低下した。
 2-10年債の利回り格差は5(前営業日4)
 https://fx.minkabu.jp/news/118674

3.MY株式市場 結果(9/27)
 
 NY株式27日
  ダウ平均      26820.25(-70.87 -0.26%)
  S&P500      2961.80(-15.82 -0.53%)
  ナスダック       7939.63(-91.03 -1.13%)
  CME日経平均   21735     (大証終:-75 -0.35%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は続落。一部報道でトランプ政権が米投資家による中国
 への投資を制限する方法を議論していると伝わり、リスク回避の雰囲気が強まる中、
 株式市場も売りが優勢となった。
 
 序盤はIT・ハイテク株には売りが強まったものの、銀行株などには買いが入りダウ
 平均は2万7000ドル台を回復する場面が見られた。中国の王毅外相の発言で、市場
 では協議に進展が見られているのではとの期待感が高まっており、10月にワシントン
 で開催予定の米中閣僚級協議への期待感が高まっている。
 
 IT・ハイテク株については、マイクロンの決算が重しとなった模様。マイクロンは
 6-8月期決算を発表して、1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、9-11月
 期の1株利益の見通しが予想を下回っている。貿易問題で半導体業界の低迷が長引く
 可能性があり、最近の受注改善は需要にけん引されたものではない可能性があるとの
 見方を示した。
 
 ダウ採用銘柄ではマイクロソフトやディズニー、ビザが下落したほか、インテル、ボーイ
 ング、アップル、シェブロンが軟調。一方、ファイザー、JPモルガン、ゴールドマンが
 上昇したほか、ウォルグリーン、ユナイテッド・ヘルスが堅調。
 
 ナスダックは大幅安。マイクロンを始めとした半導体関連株が下げをリードしているほか、
 アマゾン、マイクロソフト、フェイスブックなど主力のIT・ハイテク株は揃って下落。
 カジノのラスベガス・サンズが上昇。S&Pは、S&P500株価指数の算出銘柄に同社
 を採用すると発表した。
 
 ウェルズ・ファーゴが上昇。新CEOにバンク・オブ・ニューヨーク・メロンのシャーフ
 CEOを指名した。
 
 ソフトウエア開発のボックスが下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。
 石油精製のマラソン・ペトロリアムが3日続伸。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)
 によると、大株主のフォスター氏とスティーブンス氏がヘミンガーCEOの解任を求めて
 いると伝えた。
 https://fx.minkabu.jp/news/118671
 
4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果
 NY原油先物11月限(WTI)
  1バレル=55.91(-0.50 -0.89%)
 NY原油は続落。このところ圧迫要因となっていたドル高進展は一服したものの、サウジ
 アラビアとイエメンのが部分停戦に合意したことが報じられたうえ、サウジの生産能力が
 回復したとの未確認情報が出た事、さらには8月の中国の工業利益が低調だった事などに
 圧迫された。一時大きく下振れし、直近安値をさらに更新したが、その安値からは大きく
 戻して引けた。
 
 一方、米国の時間帯後半は、稼働中の原油掘削装置(リグ)が減少していた事で、下げ幅
 を縮小した。
 https://fx.minkabu.jp/news/118673

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1506.40(-8.80 -0.58%)
 金12月限は反落。時間外取引では、ユーロ圏の景気の先行き懸念や英中銀の利下げの
 見方などによるドル高を受けて軟調となった。日中取引では、米大統領の弾劾に対する
 懸念やドル高一服を受けて下げ一服となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/118670

 

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JDI支援、中国ファンド見送りで、再建が不透明に!?

2019-09-26 23:58:45 | 企業を斬る

         
今日、経営再建中の中小型液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)は、
中国の投資ファンド、嘉実基金管理グループから金融支援を見送るとの
通知を受け取ったと発表した。JDI支援の枠組みは二転三転し8月に
決まったが、再建の行方は再び不透明となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190926-00000124-jij-bus_all

JDIは、嘉実と香港の投資ファンドで作る企業連合から800億円の
支援を受ける事で合意。嘉実はこのうち600億円強を引き受ける計画
でした。

嘉実の離脱後も、香港ファンドからの出資予定に変更はないとの事。
26日夜、東京都内で記者会見した次期社長の菊岡稔常務執行役員は、
筆頭株主の官民ファンド、INCJ(旧産業革新機構)から継続支援の
ほか、主要顧客の米アップルが出資金を倍増することを説明した。

「(嘉実の離脱後も)当面の資金繰りに懸念はない」と強調しました。
また、「出資を得られるよう嘉実と引き続き交渉を行っていく」と指摘。
その他のファンドなどの投資家からも支援の打診があると語りました。

JDIは27日に東京都内で臨時株主総会を開き、金融支援の受け入れに
ついて承認を求める予定でした。菊岡氏は予定通り総会を開き、株主に
現状などを説明する考えです。


次期社長、菊岡氏も、資金繰りに問題無い事を強調したが、800億円の
3/4を出資する中国ファンドが辞退した事により、支援の枠組みが崩壊
しかねない状況になり、再建の行方は再び混迷しそうです。
明日以降、早期の臨時株主総会で、再建の道筋が説明できるか注目です。

さて、日経平均は小幅反発して、28円高の22048円大引けでした。
(出来高 概算14.2億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、ダウ/ナス共上昇。加えて、日米貿易協定締結
もあり、日経平均は大きく上昇しスタート。ただ、戻り待ちの売りも入り
大引け間際に22000円を割れ込む場面もあったが、22000円台を
キープして終了した。

日経平均は、小反発もローソク足は下ヒゲ陰線引け。上値の重さはあるも
25日線と75日線が揃って200日線を上抜くゴールデンクロスを示現
しています。

今晩のNY株式市場、軟調スタートも、底堅く終了できるかポイントです。

明日の日経平均、配当権利落ち分が165円程度あり、22000円割れ
スタートも、どこまで落ち分を吸収できるか、下ヒゲ陽線引けに期待です。

 

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かんぽ、保険販売を来年1月以降に延期!?

2019-09-25 23:56:18 | 企業を斬る

         
かんぽ生命保険と日本郵便が、かんぽ生命の支店と郵便局で自粛している
保険販売について、10月から予定していた再開を延期する方針を決めた事
が25日、分かった。不正販売問題の実態把握や十分な対策が進まないまま
では顧客や現場社員に不信感を与えると判断し、方針を一転させた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00000135-kyodonews-bus_all

総務省や金融庁からは、再発防止策が徹底されるまでは時期尚早との声も
上がっており、再開は来年1月以降になる可能性もある。今月11日には
金融庁がかんぽ生命と日本郵便に立ち入り検査を開始していた。

販売再開延期は、かんぽ生命と日本郵便が25日に開いた取締役会で決定
した。


不適切な販売の発覚から、十分な再発防止策が浸透していない中、販売の
再開は、顧客の信頼/信用の回復途上で、無理があったと判断した様です。
月額保険料の二重払いや10万円超の保険料など、顧客の意向を確認して
しっかりと再発防止体制を確立してほしいと思います。

さて、日経平均は4日ぶり反落して、78円安22020円大引けでした。
(出来高 概算11.2億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、ダウ/ナス共下落。その流れから、日経平均は
22000円割れと下落してスタートした。その後、下値が限定的となり
押し目買いも入り、22000円台をキープして小幅安で終了となった。

日経平均は、4日ぶり反落も、ローソク足は下ヒゲ陽線引け。下値の堅さを
確認してボリンジャーバンド+1σ~+2σレンジで、底堅い状況の継続。

今晩のNY株式市場、上昇スタートも値を維持して終了できるかポイント。

明日の日経平均、中間配当取りから、早速の反発を想定しています。
 

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ポイント還元の対象店舗、アプリが検索できないって本当!?

2019-09-24 23:59:08 | ニュ-スからひと言

         
今日、経済産業省は、10月1日の消費税増税に合わせて導入される
キャッシュレス決済に伴う「ポイント還元制度」の周知のため、対象
店舗や還元率を地図上で検索できる、スマートフォン向けアプリが、
インターネット上で探しにくくなる混乱があったことを明らかにした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190924-00000560-san-bus_all

問題があったのは、経産省が20日から提供を始めた、ポイント還元に
関する公式アプリ。

経産省のHPから検索していくと、米アップルのスマホ「iPhone
(アイフォーン)」向けと、米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」
向けのアプリがダウンロードできる画面に進める仕組みになっている。

だが、このうちアンドロイド向けアプリの検索に不具合があり、同省
キャッシュレス推進室によると「(アプリが)見つかりにくい状況が
発生しており、多くの問い合わせを受けた」という。

利用者の男性は「24日になっても問題が解決していなかった。不完全
なままにアプリを公開して消費者に混乱を招いており、納税者を軽視
した対応だ」と語りました。

増税時のポイント還元は、クレジットカードやスマートフォンのQR
コード決済など、キャッシュレスで買い物をした際、購入額の一定割合
を国がポイントとして還元する制度。中小店舗だと5%、大企業フラン
チャイズ加盟店だと2%が戻ります。
増税後の消費落ち込みを抑制してキャッシュレス決済を広めるのが狙い
だが、還元対象の店舗や還元率が分かりにくいとの声が多く、経産省は
店舗検索アプリを公開するなどして、周知に努めていた。


ポイント還元で、消費税率は、実質10%、8%、6%、5%、3%と
5通りあり、消費者にわかりづらいだけでなく、販売者もしかり。
10月以降の混乱は必至で、サポートするスマホアプリは、しっかり
対応してもらいたい。

さて、日経平均は小幅続伸して、19円高22098円の大引けでした。
(出来高 概算12億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、小幅反発したものの、米中通商協議の先行き
懸念から、日経平均は軟調なスタートが想定されていたが、しっかり
した寄り付きから22000円台をキープして推移。大引けにかけ値を
下げたものの、節目を維持してプラス引けとなった。

日経平均は、3日続伸も上ヒゲを残した引け。上値の重さを示しながら
ボリンジャーバンド+1σ~+2σレンジで、底堅い格好。

今晩のNY株式市場、小幅高スタートも下落傾向の推移となっています。
下落から反転して終了できるかポイントです。

明日の日経平均、円高傾向なら22000円台維持できるか、注目です。


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9月第4週 相場展望と予定

2019-09-23 11:58:28 | 相場展望

         
9月第3週の日経平均は、3週連続で上昇した。日米欧の金融政策発表イベント
を通過して、一時円高に振れる場面もあったが、次第に落ち着きを取り戻して、
節目22000円台をキープして終了した。

結局、日経平均は、週間で90円上昇(↑0.41%)の22079円でした。

週末NY株式市場は、下落して終了。米中通商協議で、トランプ大統領が米国産
農産物の輸入拡大だけでは不十分で部分合意ではなく、完全な合意を望んでいる
と発言した事もあり、早期の合意可能性が後退したとして期待の剥落だった。

主な経済指標は、国内で9/24の黒田日銀総裁の挨拶、9/25の日米首脳会談
9/26の麻生財務相/黒田総裁の挨拶に注目です。

海外は、米で9/24にケースシラー住宅価格、9/26第2四半期GDP速報値
8月中古住宅販売成約指数、9/27に8月耐久財受注、8月個人所得/個人支出
があります。
また、EUで9/26にECB経済報告とドラギECB総裁の講演に注目です。

週明け東京市場は、休場(秋分の日で祝日)なので、週明日は、明け欧米市場の
結果を受けての動きとなる。各国の金融政策が一巡し、下値不安が一服すると
なれば9/Eの配当を中心に、株主優待/株式分割など権利取りの動きが強まる
ことから、下値は限定的と捉えたい。
日経平均は4/25の年初来終値更新にトライする展開に期待している。

日経平均、9月第4週(9/24~9/27)レンジは、21850円~22450円
程度を想定しています。

1.9月第4週(9/23~9/27)主なイベントと予定
 9/23
 日本 休場(秋分の日祝日)
  米 FHFA住宅価格指数
  米 NY連銀総裁、講演
  米 セントルイス連銀総裁、講演
 米韓 首脳会談
  独 8月製造業PMI速報値
 EU 8月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU ドラギECB総裁、議会証言
 9/24
 日本 黒田日銀総裁、挨拶
 日本 ピックルス、あさひ、日本オラクル、スギHD 各決算
 日本 Chatwork  IPO   
  米 7月S&Pケースシラー住宅価格
  米 消費者信頼感指数
  米 7月FHFA住宅価格指数
  米 国債入札 2年債(400億ドル) 
  独 9月IFO景況感指数
  世 国連総会一般討論演説
 9/25
 日本 日銀議事録(7/29、30日開催分)
 日本 配当/優待/株式分割等 権利付き最終売買日
 日本 西松屋チェ―ン 決算
 日米 首脳会談
   米 8月新築住宅販売件数
  米 ナイキ 決算
  米 国債入札 5年債(410億ドル)
  米 シカゴ連銀総裁、講演
  米 ダラス連銀総裁、講演
 NZ 中銀政策金利
 タイ 中銀政策金利
  独 10月GFK消費者信頼感
 9/26
 日本 麻生財務相、黒田日銀総裁 挨拶
 日本 8月工作機械受注
 日本 クスリアオキ、ニイタカ、ゲームウィズ、オプトエレ、ヒマラヤ、NaITO
    セキチュー  各決算
 日本 HPCシステムズ IPO
  米 第2四半期GDP速報値
  米 8月中古住宅販売成約指数
  米 マイクロン・テクノロジー 決算
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
  米 ダラス連銀総裁、挨拶
  米 セントルイス連銀総裁、講演
  米 ミネアポリス連銀総裁、講演
  比 中銀政策金利
  英 カーニー英中銀総裁、講演
 EU ECB経済報告
 EU ドラギECB総裁、講演
 9/27
 日本 YEデジタル、ハローズ、パレモHD、ハニーズHD、スターマイカ、DCM、
        ミタチ産業、岡山製紙 、日エンター、フィード、ハイデ日高、三益半導、
    ケーヨー、ジャステック 各決算
  米 8月耐久財受注
  米 8月個人所得/個人支出
 中国 工業利益
2.NY市場、為替/債券 各結果(9/20)
 20日のNY市場は108円近辺でのもみ合いから、値を落とし、ほぼ安値圏で取引を
 終える展開となった。
 
 ロンドン市場から続く欧州通貨売りドル買いの動きもあり、NY午前に108円台を回復
 したものの、ドル円は日本勢の三連休を前に大台超えでの積極的な買いが手控えられ、
 少し調整が入って107円90銭前後での推移が続いた。
 
 トランプ大統領のイラン中銀に対する制裁などもリスク警戒感を誘ったが、こちらへの
 影響は限定的。
 
 しかし、トランプ大統領が米中通商協議について米国産農産物の輸入拡大だけでは不十分、
 部分合意ではなく、完全合意を望んでいる。選挙前の合意が必要であるとは考えていない。
 などの発言を行い、早期の合意ではなくあくまで知的財産権などを含めた完全合意を目指す
 姿勢を示したことで市場の合意期待が後退する格好でドル売り円買いが広がった。
 
 ドル円は発言後の107円70銭割れ。その後も戻りが鈍く値を落とし107円50銭台
 まで安値を広げて週の取引を終える展開となっている。
 
 ユーロドルはロンドン朝方に米債利回りの低下などを受けて付けた高値1.1068近辺
 からの売り基調が継続する展開となり、1.1000を割り込む場面が見られた。
 その後はトランプ発言を受けたドル売りもあって値を戻したが1.1010台で週の取引を
 終えており、ユーロ売りが優勢に。
 
 米国の年内追加利下げの思惑が揺れており、緩和を決めたユーロとの温度差につながり
 ユーロ売りドル買いが入っている面も。
 
 ポンドはさらに売りが目立った。ユーロと基本的に同じような動きであるが、寄り売りが
 目立つ展開に。 ブレグジット問題でEU側のバルニエ主席交渉官が英政府がEUに非公式
 に提出した提案について、これまでよりも後退したものであるとの見方を示しているとの
 報道がポンドの重石に。対ドルで安値からは値を戻す動きはユーロと同じ。
 https://fx.minkabu.jp/news/117969

 米長期債利回りが低下(債券価格が上昇)する展開となった。ベンチマークとなる米10年債
 利回りは朝方の1.79%台から1.71%台まで大きく下げる展開となった。
 
 トランプ大統領が米中通商協議について完全合意を目指す姿勢を示したことで、早期合意
 期待が後退する形でリスク警戒を誘った。大統領は来年秋の選挙前の合意を必要なわけで
 はないと、早期の合意ではなく、あくまで完全合意を目指す姿勢を示した。
 農産物の輸入拡大などである程度前向きに進展との期待は後退し形で、株安債券高(利回り
 低下)ドル安の動きに。
 https://fx.minkabu.jp/news?category=commodity_bond

3.NY株式市場 結果(9/20)
 NY株式20日
 ダウ平均      26935.07(-159.72 -0.59%)
 S&P500      2992.07(  -14.72 -0.49%)
 ナスダック       8117.68(  -65.20 -0.80%)
 CME225日経平均  21795       (-115     -0.52% )
 
 きょうのNY株式市場でダウ平均は続落に。終値の前日比は、ダウ工業株30種平均が
 159.72ドル安の2万6935.07ドル、ナスダック総合指数が65.20安の
 8117.68、S&P500が14.72安の2992.07。
 
   朝方はヘルスケア関連などの買いにも支えられて、ダウ平均株価がプラス圏で推移する
 など、比較的しっかり展開が見られた。
 しかし、午後にはいってトランプ大統領が米中の通商協議において、米国産農産物の輸入
 拡大だけでは不十分で、部分合意ではなく、完全な合意を望んでいると発言。
 早期の合意の可能性が後退したとしてドル売りの動きが広がった。
 米長期債利回りが低下するなど、その他市場でもリスク警戒の動きが広がっており、
 米株にも重石となった。
 
 ダウ採用銘柄では10銘柄が上昇、20銘柄が低下と、下げた銘柄が優勢に。朝から強い
 ヘルスケア関連でジョンソンエンドジョンソン、メルクなどが強い。
 一方、昨日は上昇したマイクロソフトが反落。利益確定の動きなどに押された。
 
 ユナイテッド・テクノロジーズ、キャタピラー、インテル、コカコーラなどが軟調。
 
 ナスダックはダウ平均以上に値を落とした。一時から下げ幅を縮めたとはいえ、海外
 での売上が苦戦しているネットフリックスは5%超の下げに。エヌビディア、アマゾンが
 ともに2.4%程度の下げと大きく売りが出ている。
 
 その他個別株では、昨日下げた独立系資源会社カリフォルニアリソーシズが13%高と
 朝からの大幅上昇。一方、エンターテイメント企業ロク、半導体製造セムテックが大きく
 下げている。
 https://fx.minkabu.jp/news/117963

4.NY市場、原油先物11月限/金先物12月限 各結果(9/20)
 NY原油先物11月限(WTI)
  1バレル=58.09(-0.10 -0.17%)
 NY原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.10~
 0.04ドル安。その他の限月は0.07ドル安~0.25ドル高。
 
 イランによるサウジ攻撃について、トランプ米大統領が新たな対イラン制裁を発表した
 一方で、自制を示すことは強さを示すことになると述べ、軍事行動の予定はないとした
 ことが相場を圧迫した。ただ、今週行われている米中の次官級通商協議など、交渉の行方
 に期待感もあり下値は限定的だった。
 
 時間外取引で11月限は堅調に推移し、通常取引序盤には59.24ドルまで上げた。
 ただ、上値は重く、引けにかけて57.93ドルまで下げた。
 https://fx.minkabu.jp/news/117961
 
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1515.1(+8.9 +0.59%)
 
 金12月限は反発。トランプ米大統領が中国との通商協議について求めているのは完全な
 合意であり、部分的な合意を求めていないと繰り返し、交渉の長期化が警戒された。
 今月、トランプ米大統領は譲歩が可能な部分に絞った暫定合意を排除しないと述べていた
 ものの、発言を翻した。
 https://fx.minkabu.jp/news/117962


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19年基準地価、地方商業地で28年ぶり上昇!?

2019-09-19 23:57:25 | ニュ-スからひと言

         
今日、国土交通省は、2019年の基準地価(7月1日時点)を公表した。
訪日外国人観光客の増加や再開発事業の進展などで、地方にも回復
傾向が広がり、東京・大阪・名古屋の三大都市圏以外の地方圏では
商業地が0.3%上昇し、1991年以来28年ぶりのプラスに転じた。
住宅地や商業地など全用途の全国平均は0.4%伸び、2年連続で上昇
した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000084-jij-pol

商業地の全国平均は、訪日客増加を受けた店舗やホテルの進出意欲
の高まりなどを背景に1.7%伸び、上昇幅は昨年の1.1%より
拡大。働き方改革で従業員1人当たりの床面積を広くするなど環境
改善の動きも出ており、オフィス需要が堅調に推移している様です。

住宅地の全国平均はー0.1%で28年連続の下落だが、下げ幅は
昨年の0.3%から縮小しています。雇用や所得の改善が続き、低
金利や住宅取得支援施策等が需要を下支えして、改善傾向が続いた
格好です。

三大都市圏では、住宅地が0.9%(昨年0.7%)、商業地は、
5.2%(同4.2%)それぞれプラスになり、上昇基調を強めて
います。地方圏の中核である札幌、仙台、広島、福岡4市の商業地
10,3%上昇。2桁の上昇率は07年以来12年ぶりです。交通
インフラの整備が進み利便性が高まり、住環境の優れた地域を中心
に需要が高まっている様です。

都道府県別に見ると、上昇率トップは住宅地、商業地いずれも観光
産業が好調な沖縄で、それぞれ6.3%、12.0%の伸び。下落
率最大はいずれも秋田で、住宅地が2.0%、商業地が2.1%の
マイナスでした。

全国で地価トップは、住宅地が「東京都港区赤坂1の144の11」
453万円/㎡(新規地点)。商業地は13年連続で東京都中央区
銀座2の6の7の「明治屋銀座ビル」で4320万円(昨年4190万円)。 


やはり、外国人観光客の増加を背景に、ホテルや店舗向けの土地の
需要が高まり、地価の回復傾向が地方にも波及している様です。

東京、大阪、名古屋の「三大都市圏」は平均で+5.2%と7年連続
上昇となったほか、その他の地方でも、平均で+0.3%と平成3年
以来、28年ぶりに上昇に転じています。
人口減少が進む中、観光立国としてインバウンド需要=外国人観光客
の増加が地価を支えている状況で、経済下支えに必要です。

さて、日経平均は反発して、83円高の22044円の大引けでした。
(出来高 概算13.3億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、想定通り0.25%利下げとFOMCを通過、
底堅い終了となった。日経平均は、イベント通過で一時22200円台
半ばでっ買われる場面もあったが、ザラ場にやや円高に振れ、上げ幅を
縮小したが、節目22000円台を回復して終了した。

日経平均は、反発も上ヒゲ陰線引け。上値の重さを示しながら、ボリン
ジャーバンド+1σ~+2σレンジで、過度な過熱感を冷ました格好。

今晩のNY株式市場、上昇してスタート。上昇を維持して終了できるか
注目です。

明日の日経平均、3連休前ながら、22000円台維持して続伸できる
相場展開に期待しています。


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IR候補地として横浜市が急浮上って本当!?

2019-09-18 23:55:47 | ニュ-スからひと言

         
マカオをはじめ、アジアでカジノIR(統合型リゾート)施設を展開する
メルコリゾーツ&エンターテインメント社は9月18日、日本におけるIR
開発候補地として、横浜市に注力していくと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00010001-macau-cn

同社発出のプレスリリースによれば、「同社は長年にわたり、日本初の
IR施設の建設地として横浜が相応しいと考え、活動してきた。」とし
「利便性の高い立地、充実した通信システム、活気、そして開拓精神を
備えた横浜市は、まさにプレミアムな海外観光客を対象とした大型開発
の理想的な候補地だと考えている」とのこと。

また、「横浜F・マリノスとの長期パートナーシップ契約を結んだほか、
昨年より横浜市内で行れた様々な地域イベントを通して、横浜市と共に
発展したいという意思を表明してきた」という。

さらに、「横浜に対する強く長期的なコミットメントを示すため、横浜
市におけるIR計画の策定に注力する専任チームを拡大しており、横浜
オフィスをみなとみらい地区に近く開設予定」とした。

なお、今回の発表を行うにあたり、同社は大阪府市に対して「事業構想
公募への参加」を中止することを伝達したとのこと。


カジノを含む統合型リゾート(IR)をめぐり、横浜市議会は可決して
週末にも誘致賛成で動く様ですが、ハマのドン事、横浜港運協会会長の
藤木会長が、このカジノ構想に反対している様です。

山下ふ頭にある好立地の開発エリアに、カジノ誘致はケシカランと言う
ことですが、港湾業者など利権がからんで、地域住民6割の反対もあり
最終的な候補地として決着するのか、注目しています。

さて、日経平均は小幅に反落し、40円安21960円の大引けでした。
(出来高 概算12.2億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、サウジアラビアへの石油施設攻撃の施設復旧が
早くなるとの報道で上昇。過度の懸念が薄らいだ格好でした。FOMC前
でも、底堅い状況。日経平均は、その流れから底堅いスタートも、前日迄
10連騰して過熱感から想定内の一服で小幅反落した。

日経平均は、11日ぶり反落して陰線引けで終了。ボリンジャーバンド+
2σ~+3σレンジで、想定内の過熱感の解消です。

今晩のNY株式市場、FOMCを前に下落してスタート。0.25%利下げ
なら想定通りのイベント通過でパウエルFRB議長のコメントに注目です。

明日の日経平均、米イベント通過で、節目22000円台を回復する、早速
反発する展開を想定しています。


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消費増税、習い事等の教育費は厳選に!?

2019-09-17 23:58:40 | ニュ-スからひと言

         
10月の消費税増税で、子供のいる家庭の教育費にも影響がありそうだ。
学校関連費用はそもそも非課税のものも多いが、塾や習い事の入会金や
月謝は10%の消費税がかかる。増税まであと2週間。同時に幼児教育
保育が無償化される事で未就学児のいる家庭の負担は和らぐが、子供が
小学生以上の場合、シビアな対応が求められそうだ。
(加納裕子、木ノ下めぐみ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00000520-san-life

アクサダイレクト生命保険が今年3月に発表の「子どものおけいこ事に
関する調査」によると、10月消費税増税と幼保無償化のタイミングで、
幼稚園・保育園児のいる家庭19.8%が習い事費用を「増やす」とし
たが、小学生の家庭では8.3%にとどまった。

一方、「減らす」とした割合は、小学生の家庭(10.3%)が幼稚園・
保育園児のいる家庭(5.0%)より高かった。同社は「幼保無償化が、
おけいこ事削減のシビアな状況を和らげると考えられる」としてます。


けいご事を通じて子供の将来の職業に生かせる習い事なら、習い事費用
増やす親御さんも多いと思うが、大学以上へ進学させる場合、想像以上
の教育費用がかかるため、教育資金のプールが必要になります。

この増税をきっかけに、けいこ事の取捨選択がせまられ、必要性の有無、
学力アップのため、学習塾への通わせ方も再考となるかもしれません。

ただ、AIやIoT化が進むICT社会へ向かう中、子供の学力アップ
のため、学習塾へ通わせる家庭は、増税後も減少しない様に思えます。

さて、日経平均は10日続伸し、13円高22001円の大引けでした。
(出来高 概算13.3億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場は、サウジアラビアへの石油施設攻撃で、原油情勢
悪化懸念やFOMC前であり、下落した。日経平均は、その流れから朝方
売り優勢でスタートし、一時21900円台を割り込む場面もあった。
ただ、円高進行の流れとならず、底堅さやバリュー株の見直し買いも入り、
4/E以来の22000円台回復して終了した。

日経平均は、10日続伸し陽線行けで終了。ボリンジャーバンド+2σ~
+3σレンジで、+3σを下回った水準で、過熱感が出てきています。

今晩のNY株式市場、FOMCを前に下落してスタート。終了時に底堅さ
示して終了するか、ポイントです。

明日の日経平均、やや過熱感も出てきており、節目22000円台の達成
から、続伸は一服する展開を想定しています。


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9月第3週 相場展望と予定

2019-09-16 11:34:19 | 相場展望

         
9月第2週の日経平均は、2週連続で上昇した。4カ月ぶり、22000円台を
つける場面もあった。米中貿易戦争で中国への追加関税を10/1→10/15
に延期するとの報道から米中貿易協議の高まった格好だった。それに伴い、週末
にかけドル高/円安も進み、ル/円で108円台と、東京市場の追い風となった。

また、9/12のECB理事会で利下げや量的緩和の再開から、EU市場がほぼ
全面高やNYダウも7日続伸となり、日経平均は、3連休前の週末も上昇して、
SQ値(21981.09円)を上回る直地で大引けとなった。

結局、日経平均は、週間で788円上昇(↑3.72%)の21988円でした。

さて、9月第3週(9/16~9/20)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末のNY株式市場、ダウ/ナスマチマチの状況ですが、ドル/円107円台~
108円と円安傾向で、サウジでの石油施設へドローン攻撃による原油価格高騰も
あるが、為替が一時的に反応しても、円高是正から株式リバウンド継続ありそう。

主な経済指標は、国内で9/16敬老の日休場、9/19日銀金融政策決定会合が
あり、欧米の追加緩和実施に対して、黒田総裁の踏み込んだ施策があるか注目です。
また、9/20に8月消費者物価指数の発表があります。

海外は米で9/17に対米証券投資、9/18FOMCで政策金利決定やパウエル
FRB議長のコメントに注目です。また、中国で9/16に8月鉱工業生産、小売
売上高があります。

外部環境の改善が進んでおり、週末20日ラグビーWC開幕も、日本に注目が向き、
日本株の出遅れ感を意識させる事になると、日経平均は4/25の年初来終値更新
を意識してくることになりそうである。

日経平均、9月第3週(9/16~9/20)レンジは、21700円~22400円
程度を想定しています。

1.9月第4週(9/16~9/20)主なイベントと予定
 9/16
 日本 東京市場休場(敬老の日祝日)
 中国 8月鉱工業生産
 中国 8月小売売上高
 中露 中国首相・プーチン大統領 会談
  EU 欧州議会本会議(~9/19)
 9/17
 日本 大盛工業、ツルハHD、アークランド 各決算
  米 FOMC(~9/18)
  米 7月対米証券投資
  米 アドビ、フェデックス 各決算
  独 9月ZEW景況感指数
  世 第74回国連総会(~9/30)
 9/18
 日本 日銀金融政策決定会合(~9/19)
 日本 8月貿易収支
 日本 8月訪日外国人客数 
 日二 安倍首相・NZ首相、会談
  米 FOMC政策金利
  米 パウエルFRB議長 記者会見
  米 8月住宅着工件数
  英 8月消費者物価指数
  ブ ブラジル中銀政策金利
 9/19
 日本 日銀金融政策決定会合 結果
 日本 政策金利、黒田日銀総裁 記者会見
 日本 9月月例経済報告
 日本 アミファ、サイバー・バズ 各IPO
  米 8月景気先行指数
  米 8月中古住宅販売件数
  NZ 第2四半期GDP豪雇用統計(8月)
 台湾 中銀政策金利
  イネ インドネシア中銀政策金利
 南ア 中銀政策金利
  英 中銀政策金利
 9/20
 日本 8月消費者物価指数
 日本 サツドラHD 決算
 日本 ギフテイ IPO
  米 ボストン連銀総裁、講演
 米中 週内、米中実務者通商協議開催 
  世 ラグビーW杯 日本大会開幕

2.NY市場、為替/債券 各結果(9/13)
 NY時間の終盤に入ってドル円は108.10円近辺での推移が続いている。
 100日線での神経質な値動きに終始しており、一旦上値に慎重になっている
 様子もうかがえる。本日は利益確定売りで107円台に伸び悩む場面が見られた
 ものの下押しもなくリバウンド相場の流れは堅持。
 
 ここに来て米中貿易協議への期待感が高まっており、景気後退への懸念も緩んで
 いる。きのうECBは金融緩和に舵を切ったことも雰囲気をサポートしている様だ。
 そのような中でリスク回避の円買いの動きが後退している模様。
 
 きょうは米小売売上高が発表されていたが、自動車が好調で予想を上回る伸びを示
 していた。この発表を受けて7-9月期のGDPへの期待感を示す向きもいる様だ。
 市場は来週のFOMCに注目を移している。トランプ大統領は相変わらずFRBへの
 プレッシャーを強めているが、利下げは打ち出すものの、意外にハト派な雰囲気は
 ない可能性もありそうだ。
 
 ユーロドルはNY時間に入って上げが一服し、1.10ドル台に値を落としている。
 前日はECB理事会後の下げから急速に買い戻され下に往って来いの展開となって
 いたが、きょうもその流れが続き1.11ドル台まで上昇していた。ショートカバー
 が活発に出ているほか、前日に売っていたモデル系の買い戻しなども伝わっている。
 
 ただ、21日線が1.1055ドル付近に来ているが、その水準は維持されおり、
 リバウンド相場入りへの期待感は維持している。
 
 きょうはポンドの上昇が目立っている。合意なき離脱への警戒感が緩んでおり、引き
 続きポンドの買い戻しを誘っている。本日ジョンソン首相はブリュッセルを訪問して
 おり、ユンケル欧州委員長と会談を行うようだ。ポンドは高値でのもみ合いから上値
 へのレベルシフトが見られているが、きょうは北アイルランドのニュースがポンド買い
 を誘った面もあったのかもしれない。
 
 英政権に閣外協力する北アイルランドの民主統一党(DUP)が、英離脱後も北アイル
 ランドがいくつかのEU規制に従う案を受け入れる方針と伝わった。最大の障害となっ
 ているアイルランド国境のバックストップ案の代替案になるとしている。
 
 DUPはアイリッシュ海での検査を受け入れる代わりに、関税同盟に留まるべきとの
 EU側の主張を撤回すべきとしている。 
 https://fx.minkabu.jp/news/117236
 
米国債利回り
  2年債        1.802(+0.083)
  10年債      1.903(+0.131)
  30年債      2.377(+0.121)
  期待インフレ率   1.673(+0.049)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場で利回り上昇。米中貿易協議の進展への期待感が引き続き
 利回りを押し上げている。きのうECBは金融緩和に踏み切ったが、FRBも
 来週のFOMCで利下げが期待されている。
 
 この日発表の米小売売上高やミシガン大学消費者信頼感指数も力強い個人消費を
 示しており、各国中銀の緩和ムードもの中、ここに来て景気後退への懸念が緩ん
 でいるようだ。
 
 債券市場は利益確定売りが加速し、利回りは上昇が加速している。10年債は
 1.9%、政策金利に敏感な2年債は1.8%台まで急上昇。
 2-10年債の利回り格差は10(前営業日5)までスティープ化している。
 https://fx.minkabu.jp/news/117241

3.NY株式市場 結果(9/13)
 NY株式13日
  ダウ平均      27219.52(+37.07 +0.14%)
  S&P500      3007.39(   -2.18 -0.07%)
  ナスダック       8176.72( -17.75 -0.22%)
  CME日経平均   21915     (大証比:+115 +0.53%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は8日続伸。米中貿易協議進展への期待感からの
 買いが続いている。きのうECBは金融緩和に踏み切ったが、FRBも来週の
 FOMCで利下げが期待されており、各国中銀の緩和ムードも株式市場の雰囲気を
 サポートしている模様。
 
 この日発表の米小売売上高やミシガン大学消費者信頼感指数も個人消費の力強さを
 示しており、各国中銀の緩和ムードもの中、ここに来て景気後退への懸念が緩んで
 いるようだ。
 銀行株が上げを先導しているほか、エネルギー株も上昇。産業株も堅調に推移して
 いる。
 
 一方、IT・ハイテク株は軟調な動きが見られている。アップルとブロードコムの
 下げが圧迫している模様。
 
 ダウ採用銘柄ではダウ・インクやユナイテッド・ヘルスのほか、JPモルガン、ゴー
 ルドマンが堅調。キャタピラー、ボーイング、ユナイテッド・テクノロジーズも
 買われている。
 
 一方、アップルが下落したほか、インテル、コカコーラ、ファイザーが軟調。
 アップルはアナリストが目標株価を従来の187ドルから165ドルに引き下げた
 ことが嫌気されている。
 
 ナスダックは反落。アップルの下げが指数を圧迫しているほか、ブロードコムが
 下落しており半導体が軟調。
 
 ブロードコムは6-8月期決算の声明で「需要はボトムアウトした」と述べたもの
 の、「不透明なマクロ環境から需要の反転は見られない」とも語った。半導体市況
 の回復を期待している投資家にとっては期待感を後退させる内容となったようだ。
 
 固体タンタル、多層セラミックなどのコンデンサの製造販売を手掛けるケメットが
 上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を26ドルとした。
 前日終値から40%高い水準。
 
 産銅のフリーポート・マクモランが続伸。インドネシア政府が3月まで最大70万
 トンの銅精鉱の出荷を許可したことが好感されている。
 前日のIPOの取引初日で大幅安となった歯科矯正製品のスマイルダイレクトクラブ
 (SDC)は反発している。
 https://fx.minkabu.jp/news/117238

4.NY市場 原油先物10月限/金先物12月限 各結果(9/13)
 NY原油先物10月限(WTI)
  1バレル=54.85(-0.24 -0.44%)
 
 NY原油は小幅続落。今週これまでの急落地合いを引き継ぎ上値の重い展開だった
 が、米中貿易摩擦に進展の兆しが見えてきたことや、前日付けた直近の安値を下回
 らなかったことで、週末を控えて、売り方の利食いの買い戻しも入りやすくなった。
 
 また、米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)が4週連続で減少したことや、ダウ
 平均株価が8日続伸したことなども下支え要因となった。
 https://fx.minkabu.jp/news/117242
 
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1499.50(-7.90 -0.52%)
 
 金12月限は反落。時間外取引では、世界的な金融緩和から買いが先行し、1,515ドル
 超えを試した。しかし日中取引では8月の米小売売上高、9月のミシガン大消費者
 信頼感指数(速報)が事前予想を上回る強気の数字となり、来週17、18日に開催さ
 れる米連公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測に対する警戒感が強まり、売
 りを浴び、急速に軟化。中盤の取引で一段安となり、終盤の戻りは限定的で1,500
 ドルをわずかに下回って引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/117240


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