「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

バフェット氏の米バークシャー、日本5大商社株約5%取得って本当!?

2020-08-31 23:58:36 | 役立つ投資情報

    歓迎カエル
昨日、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米バークシャー・
ハザウェイは、日本の5大商社の株式をそれぞれ5%超取得したと発表
した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ded3dfbe4f27c754750dd16d12aee051466c1d3b

バークシャー傘下のナショナル・インデムニティが31日に財務省関東
財務局に提出の大量保有報告書によると、伊藤忠商事株式の5.02%、
丸紅5.06%、三菱商事5.04%、三井物産5.03%、住友商事
5.04%、それぞれ取得した。

バークシャーの発表文によると、約1年間かけて取得したという。長期
保有を意図しているとした上で、保有率を最大9.9%に、引き上げる
可能性があるとした。

8/30に90歳の誕生日を迎えたバフェット氏は「日本の未来にバーク
シャー・ハザウェイとして参加する事は喜ばしい」と表明。「5大商社は
世界各地に合弁事業が多数あり、今後さらに増やす公算が大きい。将来的
相互に有益な機会があることを望む」とした。


著名投資家ウォーレン・バフェット率いるハザウェイが投資先として日本
商社の将来性に目を付けた事は、日本の商社が割安に放置されている事の
証左になるでしょう。今日はこの報道を受け、商社株が動意づいて大幅高
となりました。今後、押した場面では拾いたくなります。

さて、日経平均は反発して、257円高の23139円の大引けでした。
(出来高 概算13.4億株と、商い増えました。)

先週末は、安倍首相の辞任報道ショックで大幅下落した反動に加え、NY
市場が、底堅い動きで、見直し買いが入り、前場に23000円台回復し
一時23300円台をつける場面もあった。たた、戻り待ちの売りも入り
23100円台の前半で終了した。

日経平均は、反発したが陰線引。ボリンジャーバンドは25日線~+1σ
レンジ水準で、先高感回復に期待を残した格好です。

今晩のNY市場、調整の売り優勢だが、ナスダックは堅調スタート。底堅く
終了できるかポイントです。

明日の日経平均、NY株式市場に比べ出遅れあり、下ヒゲ陽線引けを期待
したい。



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9月第1週 相場展望と予定

2020-08-30 23:56:59 | 相場展望

       歓迎カエル
8月第4週の日経平均は、小幅続落して節目23000円台を割り込んで
終了した。一時23000円台を回復したものの、週末に伝えられた安倍
首相の辞任報道を受けてのショック安、326円下落が大きかった。

NY株式市場は、強い動きの週で、パウエルFRB議長のジャクソンホール
演説が注目され、インフレ2%目標と雇用回復に向け、金融緩和を当面継続
する事などが表明された。ダウがコロナ禍以前の水準を迎え、ナスダックは、
高値更新と堅調な展開であった。

日本市場は、追い風だっただけに、歴代在位トップ更新してこれからという
時だけに、安倍首相の辞意は、株式市場に水を差す恰好であった。

結局、日経平均は週間で37円下落(↓0.16%)22882円でした。

さて、9月第1週(8/31~9/4)主なイベントと予定は下記の通り。

週末NY株式市場は、パウエル議長講演で緩和政策の長期継続が示された事
もあり、株高の流れが継続。大統領選まで、底堅い動きを継続した格好。

今週は、その流れを受けて、日経平均も戻りを試す展開に期待したい。外資
も夏期休暇から戻り、商い膨らむ事も期待できそうである。

国内は、ポスト安倍に向い政局が注目されるも、9/1の日本版雇用統計に
注目。景気敏感株やハイテク株の戻りに期待が高まりそうである。

海外は、米で9/1の8月ISM製造業景気指数、9/2の8月ADP雇用
者数、ベージュブック、9/3の8月ISM非製造業景気指数や週末の雇用
統計に注目です。

米中対立リスクが燻る中、トランプ陣営の動きは、引き続き注視です。

新型コロナ感染拡大第2波がピークアウトした様なので、投資マインドの改善
も期待できます。

日経平均、9月第1最週(8/31~9/4)22750円 ~23650円
程度を想定しています。

1.9月第1週(8/31~9/4)主なイベントと予定
 8/31
 日本 7月小売売上高
 日本 7月鉱工業生産指数
 日本 日工営、東和フード、OKウェイヴ、マクロミル、トリケミカル
    ウチダエスコ、日精蝋、パイオラック、オリバー、イトーキ、内田洋
    菱洋エレク、サンリツ 各決算
  米 クラリダFRB副議長、バーチャル討論会参加
  米 国債償還 2年債(385億ドル)
         5年債(350億ドル)
         7年債(290億ドル)
  米 アトランタ連銀総裁、バーチャル講演
 中国 8月製造業PMI
 中国 8月非製造業PMI
  印 第2四半期インドGDP
  英  休場(バンクホリデー祝日)
 9/1
 日本 7月有効求人倍率
 日本 7月完全失業率
 日本 7月住宅着工戸数
 日本 7月建設工事受注
 日本 7月百貨店売上高
 日本 7月スーパー売上高
 日本 7月消費者態度指数
 日本 8月東京都消費者物価指数
  日本 伊藤園、ダイサン、ナンシン、アインHD 各決算
  米 8月自動車販売
  米 8月ISM製造業景気指数
 中国 8月財新製造業PMI
  豪 中銀政策金利
  ブ 第2四半期ブラジルGDP
  独 8月ドイツ失業率
 EU 7月ユーロ圏失業率
 9/2
 日本 若田部日銀副総裁、オンライン会見
 日本 スカパーJ 決算
  米 8月ADP雇用者数
  米 地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米 7月製造業受注
  米 メーシーズ 決算
  米 クリーブランド連銀総裁、バーチャル講演
  豪 第2四半期GDP
 9/3
 日本 8月サービス業PMI
 日本 片岡日銀審議委員、オンライン会見
    日本 Rフィールド、ラクーンHD、不二電機、アルチザ、泉州電 各決算
  米 7月貿易収支
  米 8月ISM非製造業景気指数
  米 新規失業保険申請件数(~8/29までの週)
  米 アラガン、ブロードコム 各決算
  米 シカゴ連銀総裁、オンライン講演
 中国 8月財新サービス業PMI
 9/4
 日本 日本ハウス、テラ、モロゾフ、日本駐車場、ケア21、ティーライフ
    ポールHD、ソフトウェア、ザッパラス、アイル、ナトコ、日本スキー
    ゼネラルパ、桂川電機、トミタ電機、エイケン工業、ハイレックス
    フジコーポ、ファースト住、カナモト、ながの東急 各決算
  米 8月雇用統計
  独 7月製造業受注

2.NY市場、為替/債券 各結果(8/28)
  ドル円は105円台前半中心の頭の重い展開となった。東京昼過ぎに安倍首相の
 辞任観測報道が出て始まったドル売り円買いの流れは、その後の正式な辞任
 発表などを経て、東京朝までドル売り円買いにつながった。ドル円はNY朝方
 に105円20銭を付ける動きを見せた。東京昼過ぎに126円77銭を付けたユーロ
 円がNY午前に125円20銭を付けるなど、クロス円でも円高が進行。

 また、米債利回りの低下が見られ、こちらはドル売りに作用した。木曜日の
 パウエル議長講演後、低金利政策長期維持見通しによる金利低下よりも、
 株高期待や、期待インフレ率上昇期待などに米債利回りは上昇していたが、
 ロンドン市場からNY市場午前にかけて一転して低下傾向に。米株高の動きが
 落ち着いたことなどが米債の買い戻し(利回りの低下)につながった。

 ロンドン朝に0.7868%を付けていた米10年債利回りは、NY昼前後に0.7113%
 まで低下。午後に入って米株高の動きが強まったことで利回りは少し戻したが、
 引けにかけて再び下げるなど、やや低下傾向が見られ、ドル売りにつながって
 いる。

 ユーロドルはユーロ円でのユーロ売りと、ドル安の動きに挟まれる中でやや
 しっかり。ロンドン午前に続いてNY朝に1.1920近くまで上昇し、その後いっ
 たん値を落としたが、引けにかけて1.19台を回復している。

 対ドルで上昇がより目立ったのがポンドで、ポンドドルは東京朝の1.3180台
 から1.3350台までの大きな上昇に。1.3320前後から1.3260台までの調整がNY
 朝方に見られたが、その後再び買いが入る展開。ベイリー英中銀総裁がQE維持
 などの緩和姿勢継続の意向を示したが反応は鈍かった。
 https://fx.minkabu.jp/news/156265

 米国債利回り
  2年債        0.127(-0.031)
  10年債      0.721(-0.031)
  30年債      1.501(-0.009)
  期待インフレ率  1.778(+0.029)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 28日のNY債券市場は利回りの低下が目立った。昨日はパウエル議長講演を
 受けて、低金利政策の長期維持期待が重石も、株高や、予想インフレ率上昇
 期待が押し上げる形で利回りはやや上昇を見せた。今日は株の堅調地合いを
 維持も値動きは落ち着いており、低金利政策長期維持見込みによる利回り低下
 や、週末を前にした調整などの動きが勝った。

 米10年債利回りは一時0.71%台を付け、引けも0.721%と低め。英10年債、
 カナダ10年債なども利回りが低下している。
 https://fx.minkabu.jp/news/156258

3.NY株式市場 結果(8/28)
 NY株式28日
  ダウ平均      28653.87(+161.60 +0.57%)
  S&P500       3508.01(  +23.46 +0.67%)
  ナスダック     11695.63(  +70.30 +0.60%)
  CME日経平均      22950     (大証比:+67 +0.29%)

 木曜日のパウエル議長講演で緩和政策の長期維持姿勢が示されたこともあり、
 株高の流れが継続。もっとも、このところ上昇してきた後ということもあり、
 週末を前にしたポジション調整の動きに、朝方わずかながら前日比マイナス
 圏を付けるなどの動きも見られた。

 年初来でプラス圏に浮上してきたことで、新型コロナウイルスからの経済の
 再開を期待しての株の買い戻しに一服感が出ていた面も。

 もっとも基調はまだしっかり。すぐに買い戻しが入ってプラス圏回復すると、
 午後は一段高となり、夕方に一時28733.35ドルまで。引けにかけて
 少し調整も、地合いの強さを感じさせる展開となった。

 ダウ平均採用銘柄では、今週いっぱいで採用銘柄から外れるエクソンモービル
 とレイセオンが2%を超える上昇。インテル、マイクロソフトなどのハイテク
 関連、コカ・コーラ、ウォルマート、ディズニーなどもしっかり。昨日大きく
 上昇したトラベラーズに調整売り、ウォルグリーンなども安い。

 ナスダックは反発もGAFA銘柄はまちまち。エヌビディアが4%を超える
 大幅高も、朝方強かったテスラが1%超の下げ。SNS関連ではツイッターが
 上昇もフェイスブックは軟調という展開。

 その他銘柄で、半導体メモリーのウェスタンデジタル、クルーズ関連のカーニ
 バル、ノルウェージャンクルーズなど強い。グローバルECのイーベイは売り
 が目立った。
 https://fx.minkabu.jp/news/156256 

4.NY市場、原油先物10月限、金先物12月限 各結果(8/28)

 NY原油先物10月限(WTI)
  1バレル=42.97(-0.07 -0.15%)

 NY原油は期近が小幅安。ハリケーン「ローラ」の影響は軽微の見方から動意
 薄の展開。閉鎖されていた石油施設が順次稼働を開始される見込みで供給懸念
 が解消されつつあるなか、被害が軽微だったことで、今後の需要懸念も大きく
 ならなかったため、週末を控えて玉整理中心にもみ合いとなった。ドル安や米
 株高を映して、小幅プラス引けする限月が多くなったが、商いの多い期近2本
 は小幅安で引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/156264

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1974.9(+42.3 +2.2%)

 金12月限は急反発。時間外取引では、ドル安を受けて買い優勢となり、30ドル
 を超える上げ幅を維持して推移。日中取引で、序盤の取引で上げ幅を削る場面
 が見られた。

 しかし前日、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演でインフレ容認
 を示し、米国の長期金融緩和政策の維持が確認されたことや、ドル安を背景に
 買い意欲は強く、再上昇。後半から終盤の取引も月末を控えた利食い売りを
 吸収し。 40ドルを超える上げ幅を維持して引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/156262


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「IRカジノ」は足かせか、ハコモノ時代の終焉!?

2020-08-27 23:56:10 | ニュ-スからひと言

    歓迎カエル
日本での統合型リゾート施設(IR)事業に意欲を示し、進出競争
トップランナーと目されていた米カジノ大手ラスベガス・サンズは
5月、「目標達成は困難だ」として日本撤退を宣言した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba3a417bb4aaecd3fe7128591fad6f52088b9c51

同業の米ウィン・リゾーツも8月、横浜事務所を閉鎖。米MGM
リゾーツ・インターナショナルは第2四半期決算報告会で、オン
ラインギャンブル路線の強化を鮮明にし、対日投資は「相応の
リターン」があればとトーンダウンした。

世界のカジノ市場は、新型コロナ感染で壊滅的打撃を受けている。
浮き彫りになりつつあるのが「地上型カジノ」(ランド・カジノ)
の構造的収益性の喪失だ。巨大ハコモノ施設による集客とカジノへ
の誘導で収益化を図るビジネスモデルの終焉が今、確実に始まって
いる。

オンラインへと軸足が移る中、日本が「成長戦略」の要と期待する
IRを巡る環境は厳しさを増している。(静岡大学教授=鳥畑与一)


1週間程前、横浜市の林市長は定例記者会見で、8月に予定していた
カジノを含むIR実施方針の公表を再延期する、と発表しました。
新型コロナウイルスの影響や国の基本方針が決まらない事が、要因で
事実上の無期限延期で、この事業は、白紙になる公算が高いと思う。
ハード施設からソフト施設(オンライン)への対応が加速しそうです。

さて、日経平均は続落して、約82円安の23208円の大引けでした。
(出来高 概算9.2億株の商いでした。)

今朝方のNY市場は、パウエルFRB議長の新政策コメントが伝わり、
安心感から上昇した。その流れから日経平均は、上昇スタートしたが
利益確定の動きも入り、23200円台を下回る場面もあった。ただ
底堅さから3桁の下落は回避して23200円台へ下落して引けた。

日経平均は、続落して陰線引。ボリンジャーバンドは+1σ~+2σ
レンジ水準で、膠着感ある状況です。

今晩のNY市場、上昇傾向でスタート。底堅く終了するかポイントです。

明日の日経平均、週末かつ夕方に安倍首相の会見を控えて、もみ合いを
想定しています。


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JDIが追加金融支援受け入れへ!?

2020-08-26 23:57:55 | 企業を斬る

    歓迎カエル
今日、ジャパンディスプレイ(JDI)は、東京都内で定時株主総会を開いた。
独立系投資顧問会社いちごアセットマネジメントから計604億円の追加金融
支援を受け入れる会社提案を承認した。不正会計の発覚を受け、経営の監督
強化や透明性確保で、社外取締役を2人から5人へ増やす議案なども可決した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2abd4452f10aa29e381003d5ca6b6aae74aecca

総会で、JDI会長いちごアセットマネジメント社長スコット・キャロン氏
不正会計問題について謝罪。89人の株主が出席、1時間21分で終了した。

追加支援は、いちごによる優先株引き受け50億円、いちごへの新株予約権
554億円となります。


JDIは、日立、東芝、ソニーの3社が液晶パネル事業を統合して発足した
会社。
主力のスマホ向けの液晶事業が不振の中、スマホ向け以外の製品に注力
し利益を
どう伸ばすか、ズルズルとスマホに固執している状況でありません。
売上/利益
を伸ばせる製品にシフトする経営戦略が、早急に求められます。

さて、日経平均は小反落して、約6円安の23290円の大引けでした。
(出来高 概算8.6億株と薄商いでした。)

今朝方のNY市場は、底堅い展開。日経平均は、ここ数日の上昇から利益
確定の売りが先行した格好。後場に一時100円強下落する場面もあったが、
値嵩株の一角が下支えし、また中・小型株に動意づく銘柄もあり、下げ渋る
展開になった。何とか、23300円台手前の水準で終了した。

日経平均は、4日ぶり小反落したものの陽線引。ボリンジャーバンドは+1σ~
+2σレンジ水準で、膠着感を残した格好です。

今晩のNY市場、もみあいから下落傾向で、終了時に底堅さを示すかポイント。

明日の日経平均、やや円高傾向のある中、底堅い展開に期待したい。


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キオクシア(東芝メモリHD)が10月上旬上場へ!?

2020-08-25 23:57:48 | 企業を斬る

    歓迎カエル
今日、東芝が約4割を出資する半導体大手キオクシアホールディングス
(旧東芝メモリHD)が、10月上旬にも上場することが、分かった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fafdb754e00b6fb06b4e462d6b6189bc9ada716

既に東証に申請して、今月中にも承認される見通し。時価総額は3兆円
規模になるとみられ、18年に上場した携帯電話大手ソフトバンク以来
大型案件になる見込みです。

今年最大のIPO(新規上場)案件となる。27日にも東京証券取引所が
上場を承認する見込みで、上場日は10/6を予定しています。


キオクシアHDは、記憶媒体の半導体、NAND型フラッシュメモリーを
製造しています。東芝の米原発事業の損失を穴埋めするため、18年に米
ベインキャピタル主導の「日米韓連合」に2兆円で売却されました。

4~6月期の営業利益は147億円と前四半期比21%の増益だったので、

コロナ禍の中、健闘して先行きの伸びしろから、明日の個別材料として、
東芝株の堅調さを連想させます。

さて、日経平均は大幅続伸して、311円高の23296円の大引けでした。
(出来高 概算12億株と商いは前日から増やしました。)

今朝方のNY市場、大きく上昇して、その流れから日経平均は、買い先行で
スタートすると、強含むと堅調に推移し、一時23400円台をつける場面
もあったが、23000円台を回復し23300円台の手前で終了した。

日経平均は、3日続伸しての陽線引。ボリンジャーバンドは+1σ~+2σ
レンジへ移行し、23000円台をクリアし先高感出てきた格好です。

今晩のNY市場、ここ数日の高値追いから利食い優勢のスタート。終了時に
底堅さを示すかポイントです。為替が円安に振れてるので、明日の日経平均
の支えになりそうです。

明日の日経平均、戻り待ちの売りがあっても、底堅い展開を想定しています。


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武田薬品、「ベンザブロック」「アリナミン」を売却って本当!?

2020-08-24 23:58:46 | 企業を斬る

    歓迎カエル
今日、武田薬品工業は、ビタミン剤「アリナミン」や風邪薬「ベンザブロック」
などを製造する大衆薬子会社を、米投資ファンドのブラックストーンGに売却
すると発表した。売却額は約2420億円。売却で得た資金を使い、海外企業
買収で膨らんだ負債の圧縮を図る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdc74c4191b9431732f8239a81e6da30c4710eae

武田薬品のクリストフ・ウェバー社長は、オンラインの記者会見で「医療用医薬
品に注力している。一般消費者向けの事業に多額の投資を行うことは難しくなっ
てきた」と述べた。売却は2021年3月31日を予定しています。

売却する子会社は「武田コンシューマーヘルスケア」で、16年に設立された。
武田薬品が全株式を保有している。知名度の高い製品を扱っているが、売上高は
全体の2%程度にとどまっています。

武田薬品は、19年1月にアイルランド製薬大手シャイアーを総額約460億£
(6兆円超)で買収するなど積極的に事業を拡大してきた。その結果、純有利子
負債が5兆円超に膨らみ、財務の改善が急務となっていた。がんや消化器系など
分野を中核事業に位置づけ、相乗効果が薄い事業の売却を進めています。


製薬会社は、自社での新薬開発に長い時間やコストがかかるため、他製薬会社の
開発済製薬をM&Aによって取得する事も多く、知名度のある「アリナミン」や
「ベンザブロック」を投資ファンドに売却、シャイアー買収に伴う有利子負債の
資金に充当する予定です。

シャイアーは、血液・免疫・血管性浮腫や腫瘍など各分野の希少疾患に特化した
製薬・バイオ会社で、武田は、希少性に食指をのばした格好。生え抜きの日本人
社長なら、知名度ある大衆薬を手放す決定はできなかったことでしょう。

今回の大衆薬売却が、武田薬品の業績にどう貢献していくのか、注目してます。

さて、日経平均は続伸して、65円高の22985円の大引けでした。
(出来高 概算7.8億株の薄商いでした。)

週末のNY市場、底堅い動きであったが、週明け日経平均は、小反落から開始。
売り優勢で22800円台まで下げる場面もあったが、その後は切り返して、
23000円台を回復する場面もあった。

ただ、膠着した日経平均は、23000円台に届かず終了した。

日経平均は、小幅続伸。ボリンジャーバンドは25日線~+1σのレンジの
水準で、23000円台を上値抵抗として意識された格好だった。

今晩のNY市場、上昇してスタート、ナスダックは高値更新期待もあります。

明日の日経平均、23000円台回復へチャレンジとなるか、注目しています。


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8月第4週 相場展望と予定

2020-08-23 23:57:31 | 相場展望

    歓迎カエル
8月第3週の日経平均は、3週ぶり下落して節目23000円台を割り込み
終了した。お盆休み明け週は、海外投資家の夏期休暇中でもあり、参加者が
限られる中で、商い細り、手掛かり難であった。

NY市場は、週前半は、ハイテク分野での米中対立がある中、FOMCでの
議事録で先行き経済見通しが、保守的な内容であり、やや軟調な展開だった。
ただ、週後半にかけアップルの好決算、新型コロナのワクチン早期開発の他、
経済指標の好転もあり、ナスダックは、高値更新の動きとなっている。


結局、日経平均は週間で369円下落(↓1.58%)22920円でした。

さて、8月第4週(8/24~8/28)主なイベントと予定は下記の通り。

週末NY株式市場はダウが堅調、ナスダックが高値更新。引き続き、追加経済
対策やワクチン開発への期待、NY株式市場は、大統領選までは、底堅い動き
を継続した格好。

今週は、休暇明けする機関投資家等も少しづつ市場に戻って、商い膨らみが
想定され、中・小型株の活躍が期待されるところ。

国内は、決算も一巡。4月/5月が景気の底と見れば、景気敏感株やハイテク
株の動きが注目されます。また、安倍首相の健康状態も注視する必要あります。

海外は、米で、8/27パウエルFRB議長発言や、米中対立リスクが燻る中、
トランプ陣営の動きに注目です。

国内は、第2波がピークアウトし、新型コロナ感染拡大の高止まりと判断できる
様だと投資マインドが上昇するかもしれません。

日経平均、8月第4最週(8/24~8/28)22800円 ~23500円
程度を想定しています。

1.8月第4週(8/24~8/28)主なイベントと予定
 8/24
 日本 安倍首相、連続在職日数2799日で歴代単独1位
 日本 ASTI 決算
  米 共和党全国大会(~8/27)
 NZ 第2四半期小売売上高
 NZ 首相、オークランドのロックダウン延長するか否か判断
   独  
 8/25 
 日本 INV、JHR 各決算
    日本 インターファクトリー IPO
  米 7月新築住宅販売件数
  米 8月消費者信頼感指数
    米 セールスフォース、ベストバイ、ノードストローム 各決算
  米 サンフランシスコ連銀総裁、パネル討論会参加
  独 8月IFO企業景況感指数
 8/26
 日本 リクルート、アイフリーク、水道機、タカショー 各決算
  米 7月耐久財受注
  米 国債入札 2年債(500億ドル)
         5年債(510億ドル)
 8/27
 日本 8月月例経済報告
 日本 7月工作機械受注
 日本 DMG森精機、コスモ工電、凸版印、DyDo、明星電、ルックHD 
    各決算
  米 第2四半期GDP改定値
  米 新規失業保険申請件数(~8/22までの週)
  米 ダラー・ゼネラル、HP、ダラー・ツリー、ギャップ 各決算
  米 パウエルFRB議長、金融政策の枠組み見直しについて講演(ジャクソン
            ホール)
  米 国債入札 7年債(470億ドル) 
  米 カンザスシティー連銀年次シンポジウム(~8/28、ジャクソンホール
            会合)
 中国 7月工業利益
 8/28
 日本 ブロメディア、FIG、三城HD、曙ブレーキ、PSS、テラ、
            アイ・ケイ・ケイ、グロバル社、大和コン、キタック 各決算
  米 7月個人所得/個人支出
  米 8月シガン大学消費者マインド指数
  英 ベイリー英中銀総裁、カンザスシティー連銀年次シンポジウムで講演
  独 9月GFK費者信頼感

2.NY市場、為替/債券 各結果(8/21)
 今日のNY為替市場はドルの買い戻しが優勢となり、ドル円も買い戻し
 された。朝方発表の一連の米経済指標が予想を上回る内容だったことから、
 ドル円は一時106円台まで上昇する場面も見られた。ただ、全体的に
 きょうの市場は様子見の雰囲気が強く、ドル円は106円台を駆け上がる
 勢いまではない。

 7月の米中古住宅販売件数が予想を上回ったほか、その前に発表になった
 米PMIのデータが予想を上回ったことでドル買いが加速。米PMIは
 ユーロ圏のPMIが予想を下回ったことから、米国も注目が集まっていた
 が、予想を上回ったことでドル買い戻しに拍車がかかった格好。

 ドルは6月中旬以来、週足で9週間ぶりの陽線となってる。今週FOMC
 議事録をきっかけにドル安の動きが一服した。議事録でFRBはイールド
 カーブコントロール(YCC)に消極的な姿勢を強調した事から追加緩和
 期待が後退したほか、感染拡大で景気先行きに慎重姿勢を示したことも、
 逆にリスク回避のドル買いに繋がった模様。夏休みシーズンで全体的に
 市場参加者も少ない中、ドル安に過熱感も高まっていた事から、ちょうど
 よい買い戻しのきっかけとなったようだ。

 ユーロドルは1.17ドル台半ばまで一時下落。一時21日線を割り込ん
 でおり、来週以降の動きが警戒される。この日のユーロ圏PMIについて
 市場からは、都市封鎖解除に伴う初期のV字回復が消えつつある事を示唆
 しており、今後パンデミック前の水準を下回る状態が最低でも数年間続く
 公算が大きいとのハト派な指摘も聞かれた。ドイツなど主要国でも感染が
 再拡大しており、場合によって景気後退も有り得る明白なリスクを示して
 いるという。

 ポンドドルも売りが強まり、1.30ドル台に下落。一時1.30ドル台
 半ばま下落し、本日高値1.32ドル台半ばから、200ポイント近くの
 下落も見られた。ただ、この日の英PMI及び、英小売売上高は予想を上
 回る内容となってた。しかし、ポンドの買いは続かず、ユーロドルの下げ
 に連れ安した格好。

 今週の英国とEUとの貿易交渉がこの日終了した。ほとんど進展が見られず、
 双方は合意成立の可能性について懐疑的な見方を示している。バルニエEU
 首席交渉官は「現段階で英国とEUが合意できる公算は小さい様に思われる」
 と述べたほか、「逆に後退しているように感じることがあまりに多かった」
 とまで語っている。

 ドル安の流れの中で市場はまだ、EUとの貿易交渉のリスクをやり過ごして
 いる印象だが、ポンドが下値模索を強めるムードになれば、大きなリスクと
 して意識されそうだ。
 https://fx.minkabu.jp/news/155477

 米国債利回り
 2年債        0.145(+0.004)
 10年債      0.635(-0.016)
 30年債        1.348(-0.036)
 期待インフレ率    1.641(+0.014)
          ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で10年債利回りは低下。この日発表の米経済指標は
 予想を上回る内容だったものの、反応は一時的で、利回りは低下している。
 来週はFRBのシンポジウムが予定され、パウエルFRB議長の講演が控
 える中で、米国債利回りは下げが続いている。
  
 10年債利回りは0.62%台に一時低下し、30年債は一時1.34%台
 まで一時低下した。
 2-10年債の利回り格差は+49(前営業日+51)。
 https://fx.minkabu.jp/news/155476

3.NY株式市場、結果(8/21)
 NY株式21日
  ダウ平均      27930.33(+190.60 +0.69%)
  S&P500       3397.16(  +11.65 +0.34%)
  ナスダック     11311.80(  +46.85 +0.42%)
  CME日経平均         22905     (大証比:+5 +0.02%)

 今日のNY株式市場でダウ平均は続伸。朝方発表になった7月の米中古
 住宅販売件数が予想を上回ったほか、その前に発表になった米PMIの
 データが予想を上回ったことがサポートとなった。米PMIは欧州PMI
 が予想を下回る内容だったことから、米国にも警戒感が出ていたようだ。

 ただ、全体的に様子見の雰囲気が強い。失業給付上乗せ措置が期限切れに
 なってもなお、追加経済対策を期待して米株式市場は、IT・ハイテク株
 中心に上値追いを続け、ナスダックやS&P500は最高値を更新。その
 追加経済対策が待たれるところではあるが、与野党の対立が一向に出口を
 見せない中で、市場も上値追いに慎重になっている面もあるようだ。ペロシ
 米下院議長の発言から民主党が若干スタンスを緩和させている兆候も見せて
 いる。しかし、対策が景気浮揚に不十分な内容になるのではとの受け止めも
 あるようだ。

 今日はアップルの上昇がダウ平均をサポート。時価総額が2兆ドルを突破し、
 きょうの上げで2.12兆ドルまで拡大している。特段の買い材料も見当た
 らないが、先日発表した1対4の株式分割の権利発生が24日(月)の取引
 終了時点の株主にあることから、それに絡んだ買いが活発に入っているとの
 指摘も聞かれる。なお、株式分割後ベースの取引は8月31日に始まる。

 全体的に様子見の雰囲気の中、IT・ハイテク株もまちまちな動きを見せる
 一方で、エネルギーや銀行株は相変わらず軟調な動きが続いている。

 ダウ採用銘柄ではアップルのほか、ナイキ、ジョンソン&ジョンソン、キャ
 タピラーが上昇した他、ファイザー、ウォルマート、マクドナルド、ホーム
 デポも買われた。一方、ボーイング、レイセオン、エクソンモービルが下落。

 ファイザーはドイツのバイオンテック社と共同開発している、新型ウイルス
 向けワクチン候補「BNT162b2」の審査を10月にも当局に申請する
 意向だと説明した。

 ナイキはスポーツ用品小売の決算が好調だったことが好感されている模様。

 ナスダックも上昇。アップルの上げがサポートしたほか、エヌビディアが
 最高値更新。AMD、テスラも上昇した。一方、アマゾン、マイクロソフト、
 フェイスブックが下落。

 農機具のディアが上昇。5-7月期決算(第3四半期)を発表しており、
 1株利益、売上高とも予想を上回った。通期の売上見通しも主力の農機が、
 10%の減収ではあるものの上方修正している。

 モバイル向けソフトウエア開発のモバイルアイアンが大幅高。身売り可能性
 を含む様々な選択肢を模索しているとの報道が伝わった。

 スポーツ用品販売のフットロッカーが上昇。5-7月期決算(第2四半期)が
 予想を上回った。取締役会は1株0.15ドルの四半期配当を復活させる事を
 承認。

 電動リフトなど運搬機器用燃料電池システムを開発するプラグ・パワーが下落。
 シトロン・リサーチ社がツイッターで、同社株は7ドルに下落するとツイート
 した。
 https://fx.minkabu.jp/news/155472

4.NY市場、原油先物10月限/金先物12月限 各結果(8/21)
 NY原油先物10月限(WTI)
  1バレル=42.34(-0.48 -1.12%)

 NY原油は続落。終値の前営業日比(速報値)、期近2限月が前日比0.48
 ~0.47ドル安。その他の限月は0.48~0.15ドル安。

 マークイットが発表した8月の購買担当者景気指数(PMI)が強弱まちまち
 だったことが重しとなった。7月から8月にかけて米国ではPMIが一段と
 改善したものの、ユーロ圏では失速した。新型コロナウイルスの世界的な流行
 が続くなかで、企業心理の回復は一様ではない。内戦が続いていたリビアで
 停戦が発表されたことも圧迫要因。

 時間外取引で10月限は下落。通常取引開始後は一段安となり41.46ドル
 まで下げた。ただ、引けにかけては下げ幅を縮小した。
 https://fx.minkabu.jp/news/155473

 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1947.00(+0.50 +0.03%)

 金12月限は小反発。新型コロナウイルスの世界的な流行が収まらず、景気
 見通しが不透明であることから、安全資産の需要は根強かった。ただ、今月
 前半で上昇傾向が一巡した後は調整局面が継続。ドルの買い戻しが優勢だっ
 たことやマークイットが発表した8月の米購買担当者景気指数(PMI)が
 さらに改善したことが上値を抑えた。
 https://fx.minkabu.jp/news/155474



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アップル、時価総額が2兆ドル突破って本当!?

2020-08-20 23:57:08 | 企業を斬る

    歓迎カエル
19日の米国株式市場でアップルの株価が上昇、時価総額は米企業で初めて
2兆ドル(約211兆3400億円)を突破した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfcf5427ceba7213c60772f33e581145cae0bbc5

同社の株価は一時1.3%高の468.09ドルをつけ、3月安値の2倍を
上回った。好調な決算や5G通信規格対応の新型「iPhone」へ期待が、
株価を押し上げました。

アップルは世界で最も価値の高い企業としての地位を確実にした。昨年12月
にサウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの時価総額が一時2兆ドルを
突破したが、その後に下落し、現在は1兆8000億ドル程度となっている。
米国企業ではアップルの後にアマゾン・ドット・コムとマイクロソフトが続く。
両社とも現在の時価総額は1兆7000億ドル未満です。


IT企業系のGAFAの勢いは、4文字名称でも表されてるが、新型コロナ禍
ロックダウン(都市封鎖)中の需要増大で上昇しているのに、驚きです。

アップルが好調な理由には、新型ウイルスの世界的流行の中で新しいアプリや
サービスが人気を得たことや、ウエアラブル端末やタブレット端末などの売り
上げが増加したことが大きい様です。iPhoneの伸びが頭打ちになっても、周辺
機器やソフトがサイクル的に貢献すれば、まだ伸びしろありそうで注目です。

さて、日経平均は大幅下落して、229円安の22880円の大引けでした。
(出来高 概算9.5億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、下落しており、その影響から日経平均は、売り優勢の展開
スタート。節目23000円台を割り込むと、米株先物も下落し、リバウンド
見せずに、安値圏での22800円台後半の膠着相場で終了した。

日経平均は、大幅下落して陰線引け。ボリンジャーバンドは25日線~+1σ
レンジへ移行し、下降トレンドを示唆して踏ん張り所です。

今晩のNY市場、もみあい持ち直し傾向も、終了時に上昇できるかポイント。

明日の日経平均、週末でもあり、23000円台回復はハードル高そうです。


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JT、10月の「たばこ50円値上げ」へ周到戦略!?

2020-08-19 23:57:54 | 企業を斬る

    歓迎カエル
新型コロナは人々の喫煙習慣にも影響を及ぼした。外出自粛によって
職場や飲食店での喫煙機会が減少。その一方で、火を使わず臭いも少
ない加熱式たばこのニーズが高まった。

そのような変化を肌で感じているのが、日本たばこ産業(JT)の寺畠正道
社長。JTは紙巻きたばこで世界シェア4位、日本国内ではシェア1位を
誇るが、加熱式たばこの国内シェアはわずかに1割程度。「アイコス」の
フィリップ・モリス・インターナショナルや、「グロー」のブリティッ
シュ・アメリカン・タバコの後塵を拝している。

今後のたばこ市場にどう向き合っていくのか。20年1月からたばこ
事業本部長を兼任し、自ら新商品の開発にも携わる寺畠正道社長を直撃
した(取材はオンラインで行った)。<兵頭 輝夏 :東洋経済 記者>
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ef50eb55df2b0e8553d0c74eaa5d479792d4764

――日本国内の市場はどういう状況ですか。

緊急事態宣言を受けて人が移動せず、外出しなくなった影響が短期的に
大きく出た。コロナ禍以前は会社の喫煙所や飲食店などで喫煙してた。

だが、緊急事態宣言下で会社に行かない。飲食店にも行かない。公共の
喫煙場所もほとんどが閉鎖された。喫煙場所が家の中か家の周りに限定
された。

国内に関していうと、6月には期初に計画した通りの数字に戻っている。
もちろんコロナの影響がいつまで続くのか分析しきれない。ワクチンが
できあがっても世界中に行き渡るまでの時間を考えると、新興国などは
需要が回復する迄2~3年かかることも覚悟しておかなければいけない。

――10月のたばこ税増税にあわせた値上げで、1箱500円を超える
商品も登場します。コロナ禍で消費者の財布の紐が締まってる中で値上げ
受け入れられるでしょうか。

平均50円程度の値上げを行う予定となっている。当社の立場からすると、
国内の利益の安定化をしっかり図っていく必要がある。

価格が上がることで販売数量が落ちるなどのネガティブな影響はあると
見ている。より低い価格の商品へと流れていく動きも起きるだろう。
それに対する受け皿として「リトルシガー」(作り方の違いから紙巻き
たばこよりも税率が抑えられるたばこ)という低価格商品を用意している。
全体の売り上げが大きく減少するとは思っていない。

可処分所得に対する紙巻きたばこの価格を比較すると、1箱1500円が
平均的なイギリスなどと比べて日本はまだ低い水準にある。だから価格を
上げてよいという話ではないが、純粋に単価だけを比べるとまだ低いとも
言える。

一方、加熱式たばこのユーザーは、支払いをキャッシュレスで行うことが
多い。一般的にキャッシュレス決済では、価格が多少上がっても購入を続
ける傾向があるとされる。

また、加熱式たばこはデバイス本体(加熱するための電子機器)に1万円程
ほどかかることもある。デバイスを買った上で交換式のスティックを購入
する事になるので、紙巻きに比べると初期投資が大きい。少し価格が上が
ったとしても購入し続ける傾向が強い商品だとみている。


たばこの価格値上げは、JTサイドも喫煙者の減少で、売上減を補填したい
し、国も税収を確保したく、嗜好品として取れるところから取るスタンスで
両者の思惑が一致しているので、今秋の50円値上げは実施される可能性が
高い。

喫煙者は、健康意識の高まりや喫煙場所の激減、コロナ禍でのリスク増大で
ますますタバコ離れは進む事になるでしょう。

さて、日経平均は小反発して59円高の23110円の大引けでした。
(出来高 概算9.2億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ダウが下落、ナスダックが堅調野中、やや売り優勢の
展開スタートで、23000円台をはさんだ攻防であった。後場は、小幅
上昇して23100円台の膠着相場で終了した。

日経平均は、小幅反発の陽線引け。ボリンジャーバンドは+1σ~+2σ
レンジで、上値の重さが意識された格好です。

今晩のNY市場、もみあい上昇スタートも、FOMC議事録の開示でどう動く
か、ポイントです。

明日の日経平均、先物主導の動きから23000円台維持できるか、注目です。


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成田のLCC国内線、コロナ感染者増を受け再び減便へ!?

2020-08-18 23:57:29 | ニュ-スからひと言

    歓迎カエル
成田空港発着の国内線の運航便数を回復させてきた格安航空会社
(LCC)各社が、新型コロナウイルスの感染者数の増加を受け、
再び減便を余儀なくされている。【中村宰和】
国際線の本格的な運航再開のめどが立たず、国内線に期待してた
だけに、航空関係者は「書き入れ時の春休みとゴールデンウイーク
に続き、夏休みの利用も伸びず、非常に厳しい」と落胆を隠せない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6892db8610dce3a5e87b581c35e0552aae2ebfd

各社は、6/19日都道府県境をまたぐ移動自粛が解除され、成田と
沖縄や札幌、福岡を結ぶ路線を中心に夏休みの予約が好調に推移し、
運航便数を増やしてきた。観光支援事業「Go To トラベル」への
期待も大きかった。感染者数が増加に転じて旅行の手控え感が広がり
7月中旬から新規の予約が鈍化し、減便に踏み切りました。

予約客には、前後の便への振り替えや払い戻しなどの措置を取った。

ピーチ・アビエーションは、減便を8/19から実施し、9月の運航
便数を当初計画の91%に減らすと発表しました。成田―札幌を1日
8~9往復から6往復、成田―福岡を1日4~6往復から3~4往復
に、成田―鹿児島を1日2往復から1往復などに減らします。

ピーチはいち早く、7/22に計画の全便を再開し、8/1に成田―
北海道・釧路と宮崎の2路線を開設するなど強気の戦略を進めてきた。
感染が再拡大し、森健明CEOは1日、取材に「就航地域の感染状況を
みて慎重に考えなければいけない」と減便に含みを持たせていました。

ジェットスター・ジャパンは8/13に、9月運航便数を計画の47%
と半分以下に減らすと発表しました。8月には一時、計画の83%まで
戻していました。国内23路線のうち、成田―福岡、札幌、関西、熊本、
高松等19路線で減便します。春秋航空日本は8/24迄、1日2往復
予定だった成田―広島、札幌の2路線を1往復に減らしています。

日系大手2社の羽田や伊丹発着を中心とした国内線全体の9月運航便数
全日本空輸が計画の55%、日本航空が計画の68%と、いずれも追加
の減便を決めています。


新型コロナ感染者増加傾向の中、「Go To トラベル」の勇み足で、
LCC国内の減便は、お盆休み以降9月まで減便になった格好。7月の
「海の日」をはさんだ3連休前に、準備が整っていない中、実行した事
で、沖縄、愛知、大阪、福岡等、国内感染者増を招き、第2波到来を
招いたと断言していい。

当初の予定通り、8/Bに「Go To トラベル」実施にしておれば、
夏休みの需要は、今回の決定程、減便せずに運航できたかもしれません。
政府の決定は、検証する必要があります。実施時期の判断に問題を残した
恰好です。ちぐはぐな政策実行は、秋冬の第3波に向け、教訓にしないと
いけません。

さて、日経平均は続落して45円安の23051円の大引けでした。
(出来高 概算9.7億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ダウが軟調、ナスダックが堅調と、ハイテク株期待が
ある中、寄り付き後を高値に売り優勢となり、ザラ場に23000円割れ
になる場面も、後場に持ち直し、何とか23000円台をキープして終了。

日経平均は、続落したが、下ヒゲを伴った陰線引け。ボリンジャーバンド
+1σ~+2σレンジで、底値では、買いが入った格好です。

今晩のNY市場、もみあいスタートも下落傾向、底堅く終了するかポイント。

明日の日経平均、もみ合いも、反発できるか、先物に注目したいところです。


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