「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

フェイスブック日本法人、5億円の申告漏れって本当!?

2019-08-29 23:57:55 | 企業を斬る

         
米フェイスブック(FB)の日本法人が、アイルランド法人との取引を
めぐって東京国税局から約5億円の申告漏れを指摘されたことがわかった。
同国税局は、日本でのインターネット広告事業の収入が、法人税率の低い
アイルランド側に移されていたと判断した模様。過少申告加算税を含めた
追徴税額は2017年12月期迄の2年間に1億数千万円で、すでに修正
申告したという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190829-00000019-asahi-soci

指摘を受けた日本法人は「フェイスブックジャパン」(東京都港区)。

関係者によると、FBの日本国内の広告主らは、広告料をアイルランド法人
に支払っている。日本法人は、広告主への助言や営業活動の経費に数%を上
乗せした報酬をアイルランド法人から受け取っていた。

この仕組みだと、広告料収入が伸びたとしても報酬の伸びは抑えられる。
同国税局は、報酬額は経費に連動させず、広告料に連動させるべきだとして、
約5億円の申告漏れを指摘したという。


フェイスブックは7月に経団連にも加盟し、財界にも影響力を持とうとして
いたところ。今回は、そんなフェイスブックが、低税率国に所得移転してた
とみなされた格好です。国内の法人税法に則り、収益を伸ばしていけるのか、
注目しています。

さて、日経平均は小幅に下落して、18円安の20460円の大引けでした。
(出来高 概算9.9億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場が上昇したが、日経平均は、米中貿易戦争の再燃を懸念
して、寄付き高からマイナスに転じて、上値が重い状況で、小幅反落して終了。

日経平均は、3日ぶり反落。ただ、下ヒゲ示現のボリンジャーバンド25日線
~-1σレンジを維持しており、9月相場へリバウンドの芽を残しています。

今晩のNY株式市場、続伸スタートも、終了時にどの程度上値を追えるのか、
ポイントです。

明日の日経平均、月末ドレッシング買いも入り、週末の上昇を期待しています。

 

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トヨタとスズキの資本提携は、変革期の証!?

2019-08-28 23:56:38 | 企業を斬る

         
今日、トヨタ自動車は、スズキの株式約5%を取得し、同社と資本提携
する方針を発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190828-00000041-jij_afp-int

トヨタは960億円でスズキの株式の4.94%を取得し、スズキも
トヨタ株の取得に480億円を投じるという。【翻訳】 AFPBB News

両社は2017年、業務提携に向けた検討を開始する覚書を締結していた。
スズキはインドで大きな成功を収めているものの、単独での競争力維持に
懸念を示しており、トヨタはハイブリッドをはじめとする工学技術を提供
していく。

今回の資本提携には、環境規制の厳格化や、無人自動車を開発するテクノ
ロジー企業などの新規参入により、世界の自動車業界が、ダイナミックな
変化に直面していることが背景にあります。

トヨタとスズキは共同声明で、こうした変化から「これまでにない大きな
変革期」を迎えて、自動運転などの新分野での協力を進めて「この変革期
に共に挑む」と表明した。


100年に一度の大変革期に突入した自動車業界では、次世代の車の開発
競争が激しさを増していて、自動車各社は提携の動きを加速させています。
昨年独VWが1083万台程度で販売台数1位で、トヨタは1059万台
で3位。スズキと合わせると、約1660万台となります。

業務提携→資本提携へとさらに一歩踏み込んだことで、両社は、自動運転
技術など新たなフィールドで共同研究に取り組み、勝ち組継続に挑戦です。

さて、日経平均は小幅に続伸して、23円高の20479円の大引けでした。
(出来高 概算9.5億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場が下落したが、日経平均は、昨日の上昇時に織り込まれ
小幅上昇でスタートした。出来高が増えない中、膠着感の強い相場展開だった。
結局、20500円台に後一歩の所で取引終了した。

日経平均は、続伸した。ボリンジャーバンド25日線~-1σレンジで弱気から
脱却を示唆しています。

今晩のNY株式市場、下落スタートも、終了時にプラス引の底堅い展開になるか
ポイントです。

明日の日経平均、権利落ち日で、もみ合い底堅い相場展開を想定しています。

 

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日米貿易交渉、米産トウモロコシ大量輸入の背景って!?

2019-08-27 23:57:41 | 政治に物申す

         
日米首脳が25日の会談で合意した米国産トウモロコシの日本による大量輸入に
ついて、菅義偉官房長官は27日午前の閣議後会見で「(日本国内で)飼料用の
トウモロコシの供給が不足する可能性がある。このことが首脳会談で話題になっ
た」と述べた。(安倍龍太郎)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000038-asahi-pol

日本が購入で合意したトウモロコシは家畜飼料用。菅氏らによると、7月から
ガの幼虫がトウモロコシを食い荒らす被害が、九州を中心に11県で広がって
おり、全国的に拡大する可能性があるという。

農林水産省は8日、海外のトウモロコシの前倒し購入を支援することを決めて
いた。今回の日米間の合意により、日本の飼料用トウモロコシの年間輸入量の
3カ月分にあたる約250万トンを民間企業が追加輸入する。

トランプ米大統領は25日の共同記者発表で「中国が約束を守らないせいで、
我々の国にはトウモロコシが余ってる。それを日本がすべて買ってくれる事に
なった」と話し、大喜びした。


食用のトウモロコシでなく、国内での害虫被害による家畜飼料用の不足を補う
ものなら、輸入してもOKです。来年秋の大統領選を見据えて、米国内の支持
層の農家にアピールできるトランプ大統領に恩を売ることになります。

また、日本にとっても自動車の追加関税を発動させない事、工業製品へ譲歩に
つながる一手だったかもしれません。

さて、日経平均は反発して、195円高の20456円の大引けでした。
(出来高 概算10.4億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、米中貿易交渉の再開に向けたリリースが流れ、警戒感
後退から反発。日経平均は、その流れから買戻しでスタートした。ただ、買い
一巡後は、膠着感や若干の円高傾向もあり、上げ幅を縮小させて20500円
割り込んで取引終了した。

日経平均は、ローソク足が陰線を引いたが、大台割れを回避する反発。ボリン
ジャーバンド25日線~-1σレンジで下値模索から脱却を暗示しています。

今晩のNY株式市場、続伸スタートも値を下げており、終了時に続伸できるか、
ポイントです。

明日の日経平均、もみ合いの底堅さから陽線引けを想定しています。

 

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自販機を「免税店」にするって本当!?

2019-08-26 23:58:19 | 政治に物申す

         
今日、政府は、訪日外国人旅行者の消費拡大に向け、日本土産などを売る
自動販売機を「免税店」として認める方針を固めた。店舗の販売員に代わ
り、旅券確認などの免税手続きができる機能を備えることが条件。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190826-00000151-kyodonews-bus_all

年末の2020年度税制改正で与党の了承を得て、来年4月から新制度を
開始したい考えの様です。

繁華街などで、日本のキャラクターグッズを売る販売機が、訪日客に人気と
なっており、政府関係者によると、関連事業者らが消費税の免税対象にして
ほしいと要望。観光庁や財務省が備えるべき機能や、不正防止策などの検討
を進めています。


インバウンドについては、7月の月間訪日客が299万人(韓国人減少)に
なったと報道していました。

上記によると日本土産を対象にしていますが、清涼飲料各社が対応を進めて
いる、コカ・コーラの周辺観光スポットの情報を提供する自販機の設置や、
ダイドードリンコは中国語や韓国語で「しゃべる」自販機を導入してます。

飲料缶に周辺観光フォトやアニメキャラなどをプリントすると、外国人の試し
飲みに加え、土産になると思いますが、いかがでしょうか。

さて、日経平均は大幅下落して、449円安の20261円の大引けでした。
(出来高 概算11.4億株の商いでした。)

週末のNY株式市場、大幅下落。米国による9/1実施の追加関税に対して、
中国の報復関税を実施するとの報道で、米中貿易戦争エスカレート化の懸念
からダウ623ドル安となった。この流れから日経平均はギャップダウンで
スタート。一時20100円台迄売られる場面もあった。但し、この下値で
押し目も入り、何とか20200円台後半で取引終了した。

日経平均は、マドを空け大幅下落の陰線引け。ボリンジャーバンド-1σ~
ー2σレンジに移行し、正念場となっています。

今晩のNY株式市場、大幅下落の反動もあり、戻りを試すスタート。どこまで
値を上げて終了できるか、ポイントです。

明日の日経平均、早速、自律反発の動きに期待したい。
 

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8月最終週 相場展望と予定

2019-08-25 23:59:27 | 相場展望

         
8月第4週の日経平均は、上昇した。お盆週間を通過し、米中貿易戦争長期化が懸念
される中、米小売企業の決算が好調で安心感を誘い、また為替もドル/円106円台
と高止まりして、安心感につながりました。

結局、日経平均は、週間で292円上昇(↑1.43%)の20710円でした。

さて、8月最終週(8/26~8/31)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末のNY株式市場、ダウ/ナス共3ケタの大幅下落。中国が米製品750億ドル
相当に報復関税を発動すると発表。これに対してトランプ大統領が対抗措置を取る
と発表したことから、米中貿易戦争への本格突入するのではと、緊張感を高めて、
ダウは600ドルを超す下落となった。
この流れを受け、週明け日経平均は、ギャップダウンの展開からスタートしそうで
ある。

もっとも、米国は、それまで大きく上昇しており、東京市場が追従していなかった
ことから、日経平均の20000円台キープはするものと思われる。

為替が105円台程度で高止まりする様なら、週を通して、Wボトム形成から戻りを
試す展開に期待したい。

国内企業決算も一巡し、好業績で放置されている個別株物色のチャンスと捉えたい。

主な経済指標は、国内で 8/30に日本版雇用統計があります。
海外は、米で8/27に6月S&Pケースシラー住宅価格指数、8月コンファレンス
ボード消費者信頼感指数、8/29に第2四半期GDP改定値、8/30に7月個人
消費/支出などあります。EUで8/30に7月ユーロ圏雇用統計、8月ユーロ圏消費
者物価指数などあります。

外部環境の影響に左右される振幅の大きい週になろうが、一喜一憂せず冷静に底値を
拾うことが得策になるでしょう。

日経平均、8月最終週(8/26~8/30)レンジは、20100円~20800円
程度を想定しています。

1.8月最終週(8/26~8/31)相場展望と予定
 8/26
 日本 6月景気動向指数
  米 7月耐久財受注
  独 8月Ifo景況感指数
  世 G7首脳会議
 8/27
 日本 企業向けサービス価格指数
 日本 DyDo、タカショー 各決算
  米 6月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米 6月住宅価格指数
  米 8月コンファレンスボード消費者信頼感指数
    米 HPエンタープライズ 決算
  米 国債入札 2年債(400億ドル) 
  独 7月小売売上高
  独 第2四半期GDP改定値
  仏 8月消費者信頼感指数
 8/28
 日本 ギガワークス、HIS 各決算
  米 MBA住宅ローン申請指数(~8/23)
  米 週間石油在庫(~8/23)
  米 ティファニー、コティ 各決算
  米 国債入札 5年債(410億ドル)
  独 9月消費者信頼感調査
 8/29
 日本 パーク24、ウチダエスコ、菱洋エレ 各決算
  米 第2四半期GDP改定値
  米 7月中古住宅契約販売
  米 7月卸売在庫
  米 新規失業保険件数(~8/24)
  米 ダラー・ゼネラル、ダラー・ツリー、アルタ・ビューティ、べストバイ 各決算
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
  仏 第2四半期実質GDP
  独 8月雇用統計
  独 8月消費者信頼感指数
 EU 8月ユーロ圏消費者信頼感指数
 8/30
 日本 7月有効求人倍率
 日本 7月完全失業率
 日本 7月東京都区部消費者物価指数
 日本 7月鉱工業生産指数
 日本 7月新設住宅着工戸数雇用統計   
 日本 7月百貨店売上高
 日本 7月スーパー売上高
 日本 アイケイケイ、トリケミカル、ダイサン、アインHD、内田洋行 各決算
  米 7月個人消費/支出
  米 8月シカゴ購買部協会景気指数
  米 8月ミシガン大学消費者信頼感指数
  米 キャンベルスープ 決算 
  加  第2四半期GDP
  仏 7月生産者/消費者 物価指数
 EU 7月ユーロ圏雇用統計
 EU 8月ユーロ圏消費者物価指数
 8/31 
 米  国債償還 2年債(268億ドル) 
        5年債(350億ドル)
        7年債(290億ドル) 

2.NY株式市場、為替/債券 各結果(8/23)
 NY時間の終盤に入ってドル円は下げを一服しているものの、105.30円付近と
 本日安値値圏での推移が続いている。きょうのNY為替市場でドル円は105円台前半
 まで急降下した。きょうはジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演が行われ、
 議長は「経済は望ましい状況だが、著しいリスクが迫っている」と述べたうえで「景気
 拡大維持へ 適切に行動する」と語った。追加利下げを示唆した発言にも思われ、為替
 市場はドル売りで反応。
 
   ただ、講演内容が伝わった直後はドル売りと同時に米株が上げの反応を見せ、株高・
   円安の動きにドル円は相殺されていたが、次第にドル円は売りを加速させた。
きょうは
   中国が米製品750億ドル相当に報復関税を発動すると発表していた。5078
品目の
 米製品が対象で、9月1日と12月15日に実施するという。これに対して今度は
  トランプ大統領が「きょうの午後に中国の関税措置に対応する」と発表したことから、
  市場は再び米中対立への緊張を一気に高めており、米株も下げ幅を拡大する中、リスク
 回避の円買いがドル円を押し下げている。

 ドル円は見切り売りが強まり105.3円近辺まで下げを加速。今月の前半は105円
 を割り込まずに反転させていたが、きょうの下げで21日線に跳ね返された格好となって
 おり今回は105円割れも警戒される展開となっている。

 ユーロドルは買い戻しが強まり1.1150ドル近辺迄一時上昇。21日線が1.1135
  ドル付近に来ているが、その水準に顔合せしており、来週以降の動きが注目される。
 
 ユーロ買いというよりもむしろドル売りに伴う上昇で、今日はパウエルFRB議長の
 講演やや米中対立の再燃でドルが売られており、ユーロドルを押し上げている。

 ただ、ユーロ自体も難題を抱えており、積極的に上値を試す雰囲気ではない。ドイツを
 はじめとした域内の経済が減速傾向を鮮明にしており、ECBが期待以上の思い切った
 追加緩和策を打ち出してくるのではとの予想もある一方、英国が合意なき離脱に陥った
 場合、英国のみならず、 ユーロ圏経済への影響も不可避な状況ではある。

 目先は1.12ドル台前半に来ている100日線まで戻せるかどうか注目される。100
 日線は、今月前半に強い上値抵抗となっていただけに簡単ではなさそうだ。

 ポンドドルも買い戻しが強まり、1.2290ドル付近まで一時上昇した。ただ、合意
 なき離脱への懸念が依然として根強い。昨日ドイツのメルケル首相が「離脱期限の10月
 31日までにバックストップの解決策を見出せる」と述べたことをきっかけにポンドは
 買い戻しを強めていた。しかし、EUは再交渉のテーブルには着くかもしれないが、
 バックストップ条項削除の実現は難しいとの声も多い。そのような中、先程ジョンソン
 首相の発言が伝わり、EUにスタンスを変更するよう説得するのは容易ではなく、時間が
 かかると」述べた事で、ポンドは上値を重くしていた。
  https://fx.minkabu.jp/news/114887

 米国債利回り(NY時間16:34)
 2年債        1.529(-0.083)
 10年債      1.535(-0.078)
 30年債      2.028(-0.077)
 期待インフレ率   1.542(-0.017)
           ※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場で利回りは大幅低下。中国が米製品750億ドル相当に報復関税を
 発動すると発表。5078品目が対象で、9月1日と12月15日に実施し、大豆にも
 5%の追加関税を課す。これに対してトランプ大統領が対抗措置を取ると発表した事から、
 市場は再び米中対立への緊張を一気に高めた。
 
 また、きょうはジャクソンホールでパウエルFRB議長の講演が行われた。議長は「経済
 は望ましい状況だが、著しいリスクが迫っている」と述べたうえで「景気拡大維持へ適切
 に行動する」と利下げの可能性を示唆。
  
 10年債は1.50%台まで一時低下し、政策金利に敏感な2年債も1.50%迄一時低下。
 https://fx.minkabu.jp/news/114894

3.NY株式市場 結果(8/23)
   
 NY株式23日
 ダウ平均    25628.90(-623.34 -2.37%)
 S&P500    2847.11(  -75.84 -2.59%)
 ナスダック   7751.77(-239.62 -3.00%)
 CME日経平均 20185     (大証終比:-535 -2.65%)
 
 きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅反落。中国が米製品750億ドル相当に報復
 関税を発動すると発表。5078品目が対象で、9月1日と12月15日に実施し、
 大豆にも5%の追加関税を課す。これに対してトランプ大統領が対抗措置を取ると発表
 したことから、市場は再び米中対立への緊張を一気に高めた。
 
 市場は一気に戻り売りを強め、ダウ平均は745ドル安まで一時急落した。産業株や
 IT・ハイテク株などほぼ全面安の様相。
 
 きょうはジャクソンホールでパウエルFRB議長の講演が行われた。議長は「経済は望
 ましい状況だが、著しいリスクが迫っている」と述べたうえで「景気拡大維持へ適切に
 行動する」と利下げの可能性を示唆している。市場では今回の講演はそれほどハト派な
 内容にはならないとの見方も出ていただけに、予想通りではあるが追加利下げの可能性
 を示唆して来たことで、株式市場では買いの反応も見られていた。
 
 ダウ採用銘柄ではボーイングを除く29銘柄が下落。アップルが4%下落しているほか、
 インテル、マイクロソフト、ナイキ、キャタピラーも3%超下落。ボーイングは10月
 までに737MAXの運航再開の可能性が報じられていたことが好感されている模様。
 
 ナスダックも大幅安となっており、再び8000ポイントを割り込んでいる。アップル、
 マイクロソフト、アマゾン、AMDなど主力は揃って下落。
 
 クラウド関連のソフトウエア開発のピボタル・ソフトウエアとサイバーセキュリティーの
 カーボン・ブラックが上昇。VMウェアが2社を計約50億ドルで買収することで合意
 したと発表。VMウェアは大幅安。
 
 HPインクが下落。5-7月期決算は底堅かったものの、経営戦略の先導役だったワイズ
 ラーCEOが家族の健康問題を理由に11月1日付で辞任することが発表されたことが
 嫌気されている。
 
 ナスダックも大幅安となっており、再び8000ポイントを割り込んでいる。アップル、
 マイクロソフト、アマゾン、AMDなど主力は揃って下落。
 
 クラウド関連のソフトウエア開発のピボタル・ソフトウエアとサイバーセキュリティーの
 カーボン・ブラックが上昇。VMウェアが2社を計約50億ドルで買収することで合意した
 と発表。VMウェアは大幅安。
 
 HPインクが下落。5-7月期決算は底堅かったものの、経営戦略の先導役のワイズラー
 CEOが家族の健康問題を理由に11月1日付で辞任することが発表されたことが嫌気
 されている。
 
 セールスフォースが上昇。5-7月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を
 上回ったほか、通期見通しも1株利益、売上高とも上方修正し力強い決算となった。今回
 の決算は同社の急成長が持続するとの信頼感を市場にもたらした模様。
 
 ギャップが下落。5-7月期決算を発表しており既存店売上高が予想以上に減少。
 主力ブランドのオールドネイビーの既存店売上高が予想以上に減少した。
 
 スポーツ用品販売最大手のフットロッカーが大幅安。5-7月期決算を発表しており、
 既存店売上高が予想を大きく下回ったほか、1株利益、売上高とも予想を下回った。
 https://fx.minkabu.jp/news/114892

4.NY原油先物10月限/金先物12月限 各結果(8/23)
 NY原油先物10月限(WTI)
  1バレル=54.17(-1.18 -2.13%)
 
 NY原油は大幅続落。中国が米国製品に対する報復関税を発表したことや株価急落を受けて
 売り優勢となった。トランプ米大統領が、米企業に対して中国から事業を撤退させることを
 要求し、米中の対立激化に対する懸念が高まったことも圧迫要因になった。
 https://fx.minkabu.jp/news/114891
 
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1537.60(+29.10 +1.93%)
 
 金12月限は急反発。時間外取引では、ドル高を受けて軟調となった。日中取引では、中国が
 米国製品に対する報復関税を発表したことを受けて地合いを引き締めた。その後はパウエル
 米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を受けてドル安に振れたことも支援要因となって急伸し、
 13日以来の高値1540.3ドルを付けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/114889


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待望の初サンマ! ようやく初水揚げも1匹350円!?

2019-08-22 23:58:25 | ニュ-スからひと言

         
8月10日の解禁以降、水揚げが全くなく不漁だった太平洋のサンマ棒受け
網漁で22日朝、北海道の根室市に今季初めてサンマが水揚げされました。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6334138

根室市花咲港に22日朝、北太平洋の公海で漁をした5隻の中型サンマ
漁船が戻り、約14トンのサンマを水揚げしました。
今季の太平洋のサンマ漁は、解禁以降、水揚げが全くない、かつてない
不漁が続いていて、22日が初水揚げとなりました。

競りでは2000円/㎏を超え、2018年の2倍以上の高値となりま
した。買い物客「(値段が)高い、高い!手が出せない!」
根室市内の鮮魚店で1匹350円と例年の2倍近い価格で販売されていて、
今後の豊漁が期待されます。


昨年の水揚高で12万トン弱で、北海道産は約1/2、この不漁が続くと
秋にかけ新サンマの値段が上昇するのは必定です。現在スーパーで売られ
ている100円弱/匹も、2倍に跳ね上がる可能性あります。
居酒屋で注文する「新サンマの塩焼き」も1000円程度になったら高級
魚扱いで、水揚高の回復が待たれます。

さて、日経平均は小幅上昇して、9円高の20628円の大引けでした。
(出来高 概算9.7億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、大きく上昇。この流れを受け日経平均は、寄り付き
直後に高値をつけたが、戻り売りに押されマイナスとなる場面もあったが、
大引けで、プラス圏を維持し20600円台で終了した。

日経平均は、小反発したが陰線引け。ボリンジャーバンド25日線~-1σ
レンジにあり、リバウンドのトレンドは残しています。

今晩のNY株式市場、上昇して始まるも戻り売りされて、終了時プラス圏を
キープできるか、ポイントです。

明日の日経平均、週末ですが、もみあいの続伸に期待したいところ。
 


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LINEも参入!スマホ証券が活況!?

2019-08-21 23:57:17 | 企業を斬る

         
スマートフォンに特化して株式を売買できるサービス、「スマホ証券」が
活況だ。手のひらで投資できるスマホならではの手軽さが若者や働き盛り
の世代に受け入れられている。対面営業を重視してきた大手もこの流れに
乗り始めた。既に多様なサービスが乱立する中、大手がどこまで食い込め
るか注目される。(米沢文)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000509-fsi-bus_all

無料通信アプリのLINEと野村HDが共同で設立したLINE証券は
8/20、スマートフォン向け投資サービス「LINE証券」を開始した
と発表しました。

野村HDがLINEと組んだ最大の狙いは、幅広い利用者層。野村証券の
口座数は533万口座(3月末)に対し、LINEは毎日7000万人が
利用する。これ迄アプローチできなかった客層の中から、将来的に本格的
な資産運用の世界へと進む個人投資家が出てくることを期待しています。

大手では、大和証券Gも来春のスマホ証券の開業を目指しています。中田
社長は「伝統的な証券ビジネスとはリスク特性が異なるビジネスのピース
を育てたい」と語ります。

一方、SMBC日興証券は従来型のオンライン取引のサービス拡充に力を
入れています。2月に独自のオンライン媒体「フロッギー」の記事から、
関連銘柄を取引できる機能を追加したところ、1ページ当たりの閲覧数は
約3倍に増えました。

大手がデジタル戦略を強化する背景に、対面サービスの限界があります。

ライフスタイルの変化や高齢化を背景に、店舗の来客数は大きく減少。一方
ITの進展によってインターネット専業証券やスマホ証券が台頭してきた。
スマホ証券は、既に乱立している。ワンタップバイは2016年6月、日本
初のスマホ証券としてサービスを開始。今年4月には、SBIネオモバイル
証券がポイントプログラム「Tポイント」で株式を購入できるサービスを始
めました。

大手証券は店舗再編や人員の再配置など、構造改革に取り組んでいます。
低金利が続く中、収益力の向上も課題です。野村HDでデジタル戦略などを
担う池田執行役員はLINE証券について「1800兆円に上る、個人金融
資産が貯蓄から資産形成へと流れるムーブメントを起こせるのではないか」
と話しています。

ただ、LINE証券から野村へ送客など具体的な構想は明らかでなく、今後の
戦略は見えないままです。


スマホ証券は、少額から投資をはじめる事で株取引のルールやリスクなどを
実戦で学ぐことができ、投資への入門として手頃です。
また少ない額でも投資をはじめることで資産を形成しようという意識付けが
でき、ポイントを使っての投資もできることから、投資の敷居が下がります。
スマホ証券は、今後伸びる気がします。

さて、日経平均は反落して、58円安の20618円の大引けでした。
(出来高 概算9億株の薄商いでした。)

今朝方のNY株式市場、米長期金利の下落やイタリアのコンテ首相の辞任報道
もあり、利益確定から下落した。この流れを受け日経平均は、大きく下落して
スタート。ただ、為替が円安にシフトしたことから、下げ幅を縮小して何とか
20600円台を維持して終了した。

日経平均は、4日ぶりに反落したが、陽線引。ボリンジャーバンド25日線~
ー1σレンジ内にあり、リバウンドの芽を残しています。

今晩のNY株式市場、小売売上高が交渉で、買い先行スタート。どこまで上値
を追い、高い水準をキープできるか、ポイントです。

明日の日経平均、上値は重くとも、早速の反発期待できそうです。


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消費増税のポイント還元、値引きで還元!?

2019-08-20 23:57:30 | 企業を斬る

         
セブン―イレブン・ジャパンなどコンビニ大手3社は、10月の消費増税に
合わせて始まるキャッシュレス決済のポイント還元対象の2%分を、客の支
払いの時にその場で差し引くことを決めた。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6333954

実質的な値引きとなり、お得感を打ち出す事で増税による集客の落ち込みを
最低限に抑えたい考えの様です。
実施するのは、セブンイレブンとファミリーマート、ローソンのコンビニの
大手3社。

ポイント還元策は、増税による消費の落ち込み防止やキャッシュレス決済の
普及をねらって、政府が実施を決めた。

クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などで支払いすると、対象
金額の2%分がカード会社などのポイントで還元される仕組み。2020年
6月まで行われる予定です。

このポイント還元を、コンビニ3社は、その場で使えるようにします。
ポイント還元の場合には、実際のポイントが付与されるまでに時間がかかる
ので、その場で2%分が戻ってくることを実感してもらいやすくなります。


昨日7月のコンビニ売上高が発表され、天候不順があったとは言え、マイナス。
消費税増税後のコンビニ消費の落ち込み分を少しでも和らげる狙いで、値引き
還元は、「損して得取れ」で良策。コンビニ業界以外の波及があるか注目です。

さて、日経平均は3日続伸して、114円高の20677円の大引けでした。
(出来高 概算9.2億株の薄商いでした。)

今朝方NY株式市場、ファーウエイに対する制裁措置を90日間延長するとの
報道もあり、ハイテク株等が主導して上昇した。その流れを受けた日経平均は
20600円台回復してスタートし、上値は重いものの3日続伸となった。

日経平均は、3日続伸し陽線を伴う高値引き。ボリンジャーバンド25日線~
-1σレンジへ移行で、リバウンド継続です。

今晩のNY株式市場、3日続伸と大きな上昇から売り先行スタート。上昇一服
も、下値の堅さがポイントです。

明日の日経平均、売り先行スタートも陽線引を想定しています。


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タピオカブームは、リセッションのサイン!?

2019-08-19 23:55:04 | ニュ-スからひと言

            
今日、大阪税関は、2019年上半期(1~6月)の全国のタピオカ輸入量が前年
同期に比べ約4.3倍となる4471トン、輸入額も約5.7倍の15億円で、いずれも
過去最高になったと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190819-00000111-kyodonews-bus_all

若い女性を中心としたタピオカドリンク人気が背景にあります。

タピオカはもちもちした食感が特徴。暦年ベースで過去最高だった18年を
輸入量、輸入額とも既に上回っています。大阪税関の担当者は、「かき氷や
サラダ等、飲み物以外に利用する飲食店の動きが広がっており、7~12月
も好調を維持するだろう」と話しています。

国・地域別では、台湾からの輸入量が85.8%を占め、タイ、マレーシアが
続いています。


タピオカは、イモの1種、キャッサバの根茎から製造したデンプンの事ですが、
横浜辺りも、若い女性が列をなして「タピオカミルクティ」等を購入してます。

このブーム、過去2回を見てみると、1992年頃が第1次タピオカブームで
バブル崩壊時と、2008年頃が第2次タピオカブームでリーマンショックの
あった年と重なっています。

今回が3度目のブームで、米中貿易戦争リセッションのサインにならない事を
つまり、例外になることを祈りたいと思います。

さて、日経平均は続伸して、144円高の20563円の大引けでした。
(出来高 概算9億株の商いでした。)

週末のNY株式市場、米長期金利の低下が一服して大幅上昇した流れが、日経
平均に波及して、20600円と上昇スタートも上値が重く、20500円台
で終了した。

日経平均は、続伸して5日線上に浮上。ボリンジャーバンド-1σ辺りレンジ
で、リバウンド継続です。

今晩のNY株式市場、米中貿易戦争の過度な不安一服で、上昇してスタート。
終了時、どの程度上昇するかポイントです。

明日の日経平均、為替の円高一服なら、3日続伸にチャレンジです。


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8月第4週 相場展望と予定

2019-08-18 23:56:52 | 相場展望

              
8月第3週の日経平均は、続落した。お盆週間で参加者が限られる中、米中貿易戦争
長期化が懸念される中、米政府は中国製品に対する関税を一部延期すると発表したが
為替の円高是正は一部に留まり、106円台。米国の長短金利差に逆転現象が発生し、
2007~8年の金融危機以来の現象で、東京市場は、景気後退を示唆するものさし
として警戒感を強め、上昇日はわずか、下落する時は、先物主導で大きく下げた格好。

結局、日経平均は、週間で266円下落(↓1.29%)の20418円でした。

さて、8月第4週(8/19~8/24)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末のNY株式市場、ダウ/ナス共3ケタの上昇し大幅続伸。米国イールドカーブ
フラット化も一服する中で、ドイツの財政拡大策への期待感もNY市場をサポート
した形で、景気後退への懸念を一服させた格好でした。

お盆明けの東京市場、上昇スタートが想定されます。
また、為替が106円台への戻りを示し、リバウンドを展開する週に期待したい。
国内企業決算も一巡し、好業績で放置されている個別株物色のチャンスと捉えたい。

主な経済指標は、国内で 8/19に7月貿易収支、8/21に7月訪日外国人客数
日米貿易交渉閣僚協議、8/22に6月全産業活動指数、8/23に7月消費者物価
など注目です。 
海外は、米で8/21にFOMC議事録、8/22~年次シンポジウムで、パウエル
FRB議長が23日にジャクソンホール会合で講演予定となっており注目です。

日経平均、8月第4週(8/19~8/23)レンジは、20300円~20900円
程度を想定しています。

1.8月第4週(8/19~8/23)主なイベントと予定
 8/19
 日本 7月貿易収支
 日本 7月首都圏新規マンション発売
  日本 あいHD、北川精機、日本リート 各決算
 NZ 第2四半期生産者物価指数
 EU 7月ユーロ圏CPI 
 8/20
  米 ホーム・デポ、メドトロニック、コールズ 各決算
  米 クオールズFRB副議長、講演
  独  国際ゲーム見本市「ゲームズコム」(~8/24)
  伊 コンテ伊首相、演説
 8/21
 日本 7月訪日外国人客数
 日米 日米貿易交渉閣僚協議 
  米 7月中古住宅販売件数
  米 FOMC議事録(7/30、31日開催分)
  米 ロウズ、ターゲット、Lブランズ、ノードストローム 各決算
 8/22
 日本 6月全産業活動指数
   日本 6月工作機械受注確報
 日本 INV、JHR 各決算
  米 年次シンポジウム(~8/24、ジャクソンホール)
  米 セールスフォース、インテュイット、HP、ギャップ 各決算
 印ネ インドネシア中銀政策金利
  独 8月製造業PMI速報値
 EU 8月ユーロ圏製造業PMI速報値
 EU ECB議事録
 8/23
 日本 7月消費者物価指数
 日本 キタック 決算
  米 7月新築住宅販売件数
  米 パウエルFRB議長、ジャクソンホール会合で講演
  米 フットロッカー 決算
 8/24
  世 G7首脳会議(~8/26、フランス)

2.NY市場、為替/債券 各結果(8/16)
 今日のNY為替市場、ドル円は106.30円付近での上下動が続いた。米株や米国債
 利回りが上昇しており、きょうの市場は先行き不安感を後退させている。米中貿易問題
 に関する前日のトランプ大統領のコメントが楽観的なムードにした他、またドイツ政府
 が、景気後退に陥った場合は財政赤字拡大の準備をしているとの報道も流れ、ドイツの
 景気配慮の動きもフォローとなっていたようだ。
 
 きのう米10年債利回りが一時1.5%を割り込んだことで達成感も出ているのか、米
 国債利回りの下げをにらんだリスク回避の円高は一服している模様。
 
 ドル円は一時106.50円近辺まで上昇。しかし、ここ数日の動きと同様に107円
 を目指す動きまでは見られていない。105円台に下落すると買いも入るようになって
 きたようだが、上値では戻り待ちの売りも多く投資家はなお下値模索を続けている印象
 もある。
 
 ユーロドルはNY時間に入って買い戻しが優勢。ドイツのシュピーゲル誌の報道に反応
 した模様。ドイツのメルケル首相とショルツ財務相はドイツが景気後退に陥った場合、
 財政赤字を拡大させる準備をしていると報じた。景気低迷による税収不足を国債の発行
 増で相殺させる可能性があるという。
 
 ドイツはプラス成長時の財政赤字はGDPの0.35%までが上限と憲法で定めている
 が、景気後退に陥った場合は規制を緩和してもよいルールとなっている。
 この報道が伝わるとユーロドルは買い戻しが強まり、一時1.11ドル台まで買い戻さ
 れた。ただ、ユーロドルは次第に上値が重くなってきている。
 
 前日のレーン・フィンランド中銀総裁の発言でECB追加緩和は予想以上の規模になる
 のではとの期待が市場に強まっている。同総裁は「世界経済の減速が、相当かつ十分な
 債券購入をECBに実施させる」と述べていた。米国債のイールドカーブのフラット化
 も一服しており、ドル売りが緩んでいることもユーロドルの売りを誘っている面もあり
 そうだ。きょうは一時1.1070ドル近辺まで下落していた。
 
 ポンドは買い戻しが続き、ポンドドルは一時1.2175ドル近辺まで上昇する場面が
 見られた。今週はポンド買いが目立ち、対ドルのみならず、対ユーロ、円でもポンドは
 買戻しが優勢となっている。ポンドドルは週足で5週間ぶりの陽線を示現しそうな気配。
 
 21日線が1.222ドル付近に来ており、目先の上値レジスタンスとして意識される。
 野党労働党のコービン党首がジョンソン政権に内閣不信任案の投票を求めている。その
 ほか同党首は合意なき離脱を阻止するため自らを首班とする暫定政権を発足させる案を
 提示している。ただ、さすがにそれには抵抗感も出ているようだ。これらの動きに市場
 も合意なき離脱への懸念を緩めており、その確率を35%程度に低下させている模様。
 
 ポンドは先週までの継続的な下げで過熱感も強まっており、下値では買い戻しも出てる
 ようだ。ただ、合意なき離脱への懸念は根強く、あくまで自律反発の範囲ではある。
 https://fx.minkabu.jp/news/114104
 
 米国債利回り
  2年債        1.480(-0.015)
  10年債      1.554(+0.027)
  30年債      2.042(+0.069)
  期待インフレ率   1.551(+0.001)
             ※期待インフレ率は10年債で算出
 今日のNY債券市場で利回りは上昇。この日はリスク回避の雰囲気が一服しており、米株
 も大幅高となったことでリスク回避が後退している。ただ、2年債利回りは午後になって
 下げに転じたことで、今週強まったフラット化の修正が見られた。
 
 10年債は一時1.59%まで上昇し、政策金利に敏感な2年債は一時1.52%迄上昇。
 2-10年債の利回り格差は7(前日3)まで戻している。
 https://fx.minkabu.jp/news/114101

3.NY株式市場 結果(8/16)
 NY株式16日
  ダウ平均      25886.01(+306.62 +1.20%)
  S&P500      2888.68(  +41.08 +1.44%)
  ナスダック       7895.99(+129.38 +1.67%)
  CME日経平均   20570     (大証比:+180 +0.88%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は大幅続伸。米国債利回りが上昇しイールドカーブの
 フラット化も一服する中で、きょうの市場は景気後退への懸念を一服させていた。
 ドイツの財政拡大策への期待感も米株式市場をサポートしていたようだ。
 
 ドイツのシュピーゲル誌が、ドイツのメルケル首相とショルツ財務相はドイツが景気
 後退に陥った場合、財政赤字を拡大させる準備をしていると報じている。景気低迷に
 よる税収不足を国債の発行増で相殺させる可能性があるという。ECBは追加緩和姿勢
 を強調してきているが、それとは逆にドイツはこれまで緊縮財政の姿勢を堅持していた。
 その意味では、きょうの報道はポジティブな雰囲気をもたらした模様。
 
 GEが反発したこともフォローとなった模様。前日はマドフ事件の内部告発者として
 有名になったマーコポロス氏による「GEは不適切な会計処理をしている」との見解が
 報じられたのを受け大幅安となっていた。しかしきょうは、その見解に対する否定的な
 コメントがアナリストから相次いぎ市場も懸念を後退させている模様。
 
 金融株やIT・ハイテク株に買い戻しが膨らんでおり、ダウ平均は一時350ドル高迄
 上昇した。
 
 ダウ採用銘柄は全銘柄が上昇。3M、ダウ・インク、アップル、シスコシステムズが
 上昇したほか、JPモルガン、ゴールドマンも買われた。
 
 ナスダックも反発。決算を受けてエヌビディアが上昇したほか、AMD、アップル、
 ネットフリックスなど主力株は揃って買い戻された。
 エヌビディアは5-7月期決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
 3四半期連続の減収となったものの、ケームPC用の画像処理半導体(GPU)が底
 堅かったほか、データセンターから需要も回復傾向を示しており懸念を和らげている。
 
 世界中でレストランチェーンを運営するブリンカーが上昇。アナリストが投資判断を
 「買い」に引き上げ、目標株価を45ドルとした。
 アプライド・マテリアルズが下落。5-7月期決算を発表しており、1株利益、売上高
 とも予想を上回ったものの、ダーンCFOの電話会見を受け市場はネガティブな反応を
 見せている。
 https://fx.minkabu.jp/news/114099

4.NY市場、原油先物9月限/金先物12月限 各結果(8/16)
 NY原油先物9月限(WTI)
  1バレル=54.87(+0.40 +0.73%)
 
 NY原油は総じて反発。ドイツの財政拡大策への期待などで米株が急伸したことに支援
 されたが、この日発表された石油輸出国機構(OPEC)の月報が弱気な内容だったことや、
 米国の時間帯の午後に発表された米国内の稼働中の原油掘削装置(リグ)数も増加して
 いたことなどで上げ幅は抑制された。
 https://fx.minkabu.jp/news/114103
 
 NY金先物12月限(COMEX)
  1オンス=1523.60(-7.60 -0.50%)
 金12月限は反落。時間外取引から、ドル堅調や、高値警戒感を受けて売り優勢となり、
 押し目を形成。日中取引では、米株の上昇からジリ安となったが、中盤からは押し目
 買いで下値を切り上げた。
 https://fx.minkabu.jp/news/114102


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