「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

亥年の大納会、下落も先高感!?

2019-12-31 17:37:56 | マ-ケット

          
2019年も大晦日を迎え、今年ラストの投稿になります。

今年1年、株価の上下動あり、大納会の下落はあったものの、大納会は
29年ぶりの高値で取引を終了した。

米中貿易戦争による懸念が後退し、来年につながる年になりそうです。

備忘録として、大納会の状況をアップしておきます。

良い年をお迎えください。
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トレーダーズウエッブより引用
30日大納会の日経平均は続落。終値は181円安の23656円。米国株がまちまちで
手掛かり難の中、下落スタートから下げ幅を広げる展開。ただ、序盤の動きが
荒く、売り一巡後は市場参加者も少ない中で動意も限られた。前場では若干戻
りを試す動きも見られたが、後場は見送りムードが強く下値模索が続いた。

結局終値がきょうの安値となり、2営業日連続の安値引けとなった。大型株が
敬遠される一方で中小型株には大きく跳ねる銘柄も散見され、東証2部とジャス
ダック平均はプラスを確保。ジャスダック平均は年初来高値を更新して今年を
締めくくった。

東証1部の売買代金は概算で1兆4300億円。業種別では上昇は鉱業1業種のみで、
その他製品やパルプ・紙の下げが限定的。一方、金属製品や電気・ガス、建設
などが特に軟調となった。

通期の利益見通しを大幅に引き上げた岡山製紙がストップ高。反面、膵がんを
対象とした第3相試験について、本試験に基づく承認申請をしないことを決めた
ナノキャリアが、一時ストップ安まで売られるなど急落した。

東証1部の騰落銘柄数は値上がり542/値下がり1541。任天堂や東京エレク、日立
逆行高。直近上場株の一角が賑わっておりJTOWERやランサーズが急伸した。
決算が好感されたニトリHDや月次好調の神戸物産が上昇。

3Q大幅増益のパイプドHDは19%超の上昇と値を飛ばした。一方、薄く広く売ら
れる流れの中で、ファストリやファナックなど値がさ株が軟調。今年の動きが
良かったアドバンテストやレーザーテックが売りに押された。新株予約権の発行
が嫌気されたペッパーフードは大幅安。

利益見通し上振れを発表したアダストリアは買い先行から失速して急落した。
マクアケやウィルズ、WDBココなど直近上場株は大きく売られるものも多かった。

日経平均は連日の安値引け。大納会での年初来高値更新に期待がかかったが、
スタートからほぼ全面安でその期待が後退すると、場中は売り圧力が強まった。

とは言え、年間騰落では18.2%の上昇。終値ベースでは大発会が安値(19561円
1/4)となり、12月に年初来高値を更新(24066円、12/17)と、トレンドとして
は右肩上がりであった。

TOPIX(+15.2%)、マザーズ指数(+10.5%)、ジャスダック平均(+19.6%)、

REIT指数(+20.9%)とおしなべて2桁の上昇となっており、運用環境は良好で
あったと言える。

日経平均は12月単月でみると1.6%の上昇で、中盤以降に上値が重くなった割に
健闘したと言える。年末売りをこなしつつ、月間ではプラスとなったことから、
まだしばらくは上昇基調が継続するとみて良いだろう。
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20191230-10000033-dzh-market
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来夏、訪日外国人を誘致、国内線10万席を無料にするJALに一言!?

2019-12-26 23:58:09 | 企業を斬る

          
日本航空は東京オリンピックが行われる来年の夏に日本を訪れる外国人
旅行客に対し、国内線の最大10万席を無料で提供すると発表しました。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191226-00000043-ann-bus_all

この企画、日本航空の外国人向けマイル会員が対象で、羽田と伊丹、関空
発着の国内線全路線のうち、いずれかの往復航空券が提供される様です。

ただ、行き先は指定できません。搭乗の対象期間は来年の7月出発分から
9月末の到着分までで、2月から受付をスタートします。
日本航空は「地方に足を運んでもらうきっかけ作りにしたい」として
います。


オリンピックで混雑が予想される羽田と、食い道楽や観光が堪能できる
大阪の往復航空券を最大10万席を無料にすると発表したJAL。

この路線の空席は、少ない事が想定できます。地方に足を運んでもらう
トリガーにするなら、JALマイル会員で、羽田着の外国人に震災復興
東北地方の1空港、関空着の外国人には、九州地方の1空港をそれぞれ
往復提供すれば、地方都市へ足を運んでもらうきっかけになると思う。

また、空席活用になり、地方都市から地方都市へ波及効果もあるように
思うが、いかがでしょうか。

さて、日経平均は反発して、142円高の23924円大引けでした。
(出来高 概算8.2億株の超薄商いでした。)

NY株式市場が休場明けを迎えようとする中、資金流入が限られ薄商い。
もみあいから休場明け高を想定した山輝夫の主導の買いも入り、意外高。
円相場の上昇一服や米市場の先物上昇で、日経平均は、23900円台
回復して、取引は終了した。

日経平均は、3ケタ上昇して陽線引け。ボリンジャーバンドは+1σ~
+2σレンジへ移行して、「掉尾の一振」期待を残した格好です。

今晩のNY市場、先物上昇が暗示していた様に、上昇してのスタート。

明日の日経平均、週末でも、続伸の展開に期待しています。


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阪神・淡路大震災後、被災エリアの中小企業は、再生力が高い!?

2019-12-25 23:58:52 | ニュ-スからひと言

          
1995年1月の阪神・淡路大震災で直接、間接的に被災したとする
兵庫県内の中小企業の42%が、売上高を震災当時と比べて3割以上
増やしたことが24日、みなと銀行(神戸市中央区)のアンケートで
分かった。(内田尚典)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6346327

被災しなかったとする企業を17ポイント上回り、災害のダメージを
バネに地域経済の復興を支えてきた中小企業の底力がうかがえる結果
となった。

アンケートは11月、県内に本店を置く取引先を対象にする景況調査
に合わせて実施した。
回答した1375社のうち、工場や店舗の損壊など「直接的な被害」と
取引先が被災した影響など「間接的な被害」があったとする企業は計
50.4%、「被害」「被災」なしが35.5%だった。
一方、25年を経て「分からない」や「無回答」の企業もあり、これら
を除く1179社分を集計した結果でした。

震災当時を100とする現在の売上高は、被災企業では「130」が
28%と最も多く、「200以上」も14%あった。「100」は、
23%、「70以下」は18%だった。被災なしの企業は「130」
が17%、「200以上」が8%にとどまり、「100」は20%、
「70以下」は10%だった。

当時と現在の経営の変化(複数回答)を尋ねたところ、被災企業は、
「社長交代」が39%、「販路変更」が17%、「新たな商品・サー
ビスの取り扱い」が16%と、いずれも被災しなかった企業より多か
った。

分析した県立大大学院減災復興政策研究科の加藤恵正教授(経済学)は、
「被災経験によって営業力が高まり、業容が拡大した企業が一定数あり、
再生に向かう力の大きさを感じた」と話しました。

アンケートでは、今後の大規模災害への備えの優先順位も聞き、「建物
の耐震化」が39.4%、「災害対策訓練」が26.2%、「取引先の
分散」が25.1%と続いた。一方、「事業継続計画(BCP)の策定」
は23.1%、「地震保険への加入」は13.1%にとどまった。


阪神淡路大震災から25年が過ぎ、兵庫エリアの中小企業が底力を見せ、
地域復興に貢献してきた証であると思う。経営変化で、社長後退を上手
に行い、商品・サービスの中身と販路を変更して、業容を拡大してきた
ことは、「BCP」戦略が適切だったことが伺えます。
東日本大震災後の東北エリアも、希望の持てる参考事例だと思います。

さて、日経平均は3日ぶり反落して、47円安の23782円大引け。
(出来高 概算7.7億株の超薄商いでした。)

NY株式市場が休場を迎えようとしてる中、外資の資金流入が限定的で、
薄商い、寄り付き高後にもみあい、小安い中、大引けにかけ、先物主導
売りが入り、引け安で取引が終了した。

日経平均は、小幅反落し陰線引け。ボリンジャーバンド25日線~+1σ
レンジで、バンド幅が収斂して、騰落レシオの加熱感の解消しています。
週末に向け上昇できるか、「掉尾の一振」期待から買いが入るか注目。

今晩のNY市場、クリスマス休場。

明日の日経平均、クリスマス明けの外資の参加から買戻しに期待です。


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かんぽ不正 日本郵政Gの3社長、出処進退で辞任!?

2019-12-24 23:57:03 | 企業を斬る

          
かんぽ生命の不正販売問題で、経営責任が問われている日本郵政
グループの社長3人が、27日にそろって辞任を表明することが
JNNの取材でわかりました。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191224-00000067-jnn-bus_all

辞任するのは、日本郵政Gの持ち株会社である日本郵政の長門社長、
日本郵便の横山社長、かんぽ生命の植平社長の3人です。

3社長は、かんぽ生命の不正販売問題で、27日に総務省と金融庁
による処分が決まるのを受けて、その日に会見を行い、辞任を表明
するということです。政府や日本郵政の関係者が、JNNの取材に
対して明らかにしました。

長門社長の後任には、増田 元総務大臣が就任する見通しで、残る
2人の後任は内部昇格を軸に調整されています。

かんぽ不正をめぐっては、先週、総務省内で行政処分の検討内容を、
事務次官が総務省OBである鈴木 日本郵政上級副社長に漏らして
いたとして、高市大臣が次官を事実上、更迭していました。 政府・
自民党内では、鈴木副社長の責任を問う声も強く、鈴木氏の去就が
焦点になりそうです。


かんぽ生命の不正販売問題で、郵政Gの信頼を大きく毀損した経営
責任は大きく、ガバナンスの点で、長門社長 他グループ3社の辞任
当然の結果です。行政処分情報を漏らした先の鈴木 郵政上級副社長
潔い辞任、出処進退のあり方が問われます。

さて、日経平均は小幅続伸して、9円高の23830円大引けでした。
(出来高 概算8.6億株の薄商いでした。)

今朝方のNY株式市場が底堅い動きで終了。参加者限定の薄商いの中、
日経平均は上昇してスタートも、マイナス圏に沈む場面もあり、もみ
合い商状。膠着相場の中、小幅続伸して終了した。

日経平均は、小幅続伸したが、陰線引け。ボリンジャーバンド+1σ
レンジ辺りにあり、バンド幅が収斂して、どちらかに動く気配がある。
年末に向け「掉尾の一振」となるか、注目です。

今晩のNY市場、もみあいスタート。半日取引で、上昇一服も底堅い
終了と診ています。

明日の日経平均、閑散のもみ合い展開を想定していますす。

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年賀状、3人に1人が出さないって本当!?

2019-12-23 23:58:17 | ニュ-スからひと言

          
朝日新聞社が21、22日に実施した世論調査(電話)で、今年郵便で
出す年賀状の枚数を尋ねたところ、「出さない」が33%にのぼった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191223-00000043-asahi-soci

「20枚以下」24%、「21~50枚」23%、「51~100枚」
11%、「101~200枚」4%、「200枚超」2%と続いた。
年代別で、「出さない」と答えたのは、18~29歳で57%。30代
と40代は35%、50代27%、60代23%、70歳以上は28%
だった。

調査方法などが異なるため単純比較はできないが、2005年の調査で
「出さない」と答えた人は16%だった。51枚以上出す人の合計は、
05年は35%で、今回は17%だった。

また、年賀状のやり取りが、人とのつきあいに必要だと思うかを聞くと、
「必要」58%が、「必要ない」34%を上回った。 年賀状を出すと
答えた人のうち、「必要ない」と答えた人は25%だった。
05年調査では「必要」75%、「必要ない」20%だった。


SNSの浸透で、若者世代はFBやLINEで済ます人が多い様です。
上記のアンケートでも、18~29歳で57%の人が「出さない」と
回答しています。


ICTの進展、特にスマホの普及で、1人/3人が出さなくなったと
言うことでしょう。宛名や簡単な文面、絵を肉筆で書く味わいより、
便利に早く済ます風潮になった。と言えるかもしれません。

小生は今年も、宛名や一言は肉筆で書きますが、この習慣は、今後も
継続しようと思っています。

さて、日経平均は小幅上昇して、4円高の23821円大引けでした。
(出来高 概算9.5億株の薄商いでした。)

週末方のNY株式市場、小幅上昇と底堅い動きで終了。参加者が減り、
薄商いの中、東京市場は上昇してスタートしたが、寄り付き高で、値を
下げた後は、膠着相場となった。何とか23800円台を維持して終了。

日経平均は、4日ぶり小反発も陰線引け。ボリンジャーバンドは+1σ~
+2σレンジを維持しているが、+1σに接近しています。
年末にかけ「掉尾の一振」となるか、注目しています。

今晩のNY市場、小幅上昇してスタート。高値更新の雰囲気あります。

明日の日経平均、もみ合いの展開を想定しているが、NY株式の動きと
比較して出遅れており、続伸してほしいところです。

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12月第4週 相場展望と予定

2019-12-22 23:58:31 | 相場展望

          
12月第3週の日経平均は、4週ぶりの下落となった。米中貿易交渉の第1段合意や
英総選挙で保守党の圧勝となり、不安要因が後退して週初は上昇したものの、先週末
SQ通過や外資を中心とした参加者が、クリスマス休暇に入る事から、商いは膨れず
リバランス中心の売買の中、IPOラッシュも重なり、個人の換金売りも散見された。
そんな中、中・小型株で物色される銘柄群があった。

結局、日経平均は、週間で206円下落(↓0.86%)の23816円でした。

さて、12月第4週(12/23~12/27)の主なイベントと予定は下記の通り。

週末のNY市場は、最高値更新が続いている。クリスマス休暇を前に新規の手掛かり
材料はないが、来年の第1段階の米中合意の署名と共に、景気に対する楽観的な見方
もあり、リスクオンが高まった状態。

これを受け、週初の日経平均も上昇してのスタートになりそうである。その後、閑散
に売りなし商状となるか、注目されます。

米国の主要3指数が過去最高値を更新する中、日本株の出遅れあり、外部リスク後退
方向性が見えてきた事で、円安が進行してリスクオンになる条件が、整ってきてます。
また、個人の中・小型株の物色に加え、IPOラッシュがピークを過ぎ、個人の需給
改善される中、師走ラリーへ年初来高値更新を目指す展開を期待したい。

日経平均、12月第4週(12/23~12/27)レンジは、23700円 ~
24250円程度を想定しています。

1.12月第4週(12/23~3/27)主な予定とイベント
 12/23
 日本 日中首脳会談
 日本 大光、あさひ 各決算
 日本 Grobal bridge HD IPO
  米 11月新築住宅販売件数
  米 国債入札 2年債(400億ドル)
 12/24
 日本 日銀金融政策決定会合議事録(10/30、31日開催分)
 日本 ピックルス、ストライク、しまむら 各決
  米 クリスマスイヴのため 短縮取引
  米 国債入札 5年債(410億ドル)
  独 クリスマスイヴのため 短縮取引
  仏 クリスマスイヴのため 短縮取引
  英 クリスマスイヴのため 短縮取引 
 12/25
 日本 11月企業向けサービス価格指数
 日本 象印、壱番屋、パルコ 各決算 
 日本 AIinside、WDBココ 各IPO
  米 クリスマスのため 休場
  独 クリスマスのため 休場
  仏 クリスマスのため 休場
  英 クリスマスのため 休場
 12/26
 日本 年内受け渡し最終売買日
 日本 ミタチ、ハイデ日高、Jフロント、ニイタカ、WNIウエザー、瑞光、スギHD、
 日本 オークワ、高島屋、タキヒョー 各決算
 日本 黒田日銀総裁、経団連審議会で講演
 日本 スポーツフィールド IPO
  米 国債入札 7年債(320億ドル)
  独 ボクシングデーのため 休場
  仏 ボクシングデーのため 休場
  英 ボクシングデーのため 休場
 12/27
 日本 11月有効求人倍率
 日本 11月完全失業率
 日本 12月都区部消費者物価
 日本 11月鉱工業生産速報
 日本 日銀金融政策決定会合の「主な意見」(12/18、19開催分)
、日本 アダストリア、ハローズ、DCM、パイプドHD、ヒマラヤ、タカキュー、ケーヨー
    ニトリHD、北恵 各決算
 中国 11月工業利益
 EU ECB経済報告 

2.NY株式市場 為替/債券 各結果(12/20)
 今日のNY為替市場はドル買いが優勢となり、ドル円は109円台半ばに戻して
 いる。特段の買い材料は見当たらなかったものの、米株式市場が最高値更新を続
 けていることもあり、買い戻しが出ている模様。
 
 前日は米経済指標が弱い内容だったことをきっかけに売りが強まり、109円台
 前半まで下落していた。上値の重さに業を煮やした短期筋の売りと見られるが、
 109円台前半の水準が固かった事から、今度は買い戻しに動いたと見られる。
 
 この日の11月のPCEデフレータが前年比で1.5%を下回らなかったこも買い
 戻しを誘ったものと思われる。PCEデフレータはFRBがインフレの参考指標と
 している消費者物価ではあるが、ここ数ヵ月下げ止まってはいるものの、1.5%
 付近から、目標である2%に向かって再浮上する動きまでは見られていない。
 
 このような状況下で、1.5%を下回るようだと、低インフレへの懸念が再燃する。
 FRBは現在、追加利下げについては静観姿勢を強調している。ただ、PCEデフ
 レータが1%を目指す動きが出るようだと、意識が変わる可能性もある。
 
 ユーロドルは戻り売りが強まり1.10ドル台に下落。1.11ドル台の上値抵抗
 が強く、見切り売りが出ていたようで、ストップを巻き込んで21日線まで下落して
 いる。ユーロドルは200日線で上値を止められ、今週に入って下放れの動きが見ら
 れている。下値警戒感が徐々に強まる中、短期筋の見切り売りが出ている模様。
 ユーロ圏経済に対する不透明感も根強い中、来年もユーロドルは軟調との見方も少な
 くない。
 
 ただ、一部からはドイツを始めとしたユーロ圏各国の財政刺激策への期待もあり、
 その場合、ユーロは本格的な反転を見せるとも見解も出ているようだ。ECBも弾が
 付きつつあり、これ以上利下げを続けられないことは明らかだとしている。
 
 ポンドは上に往って来いの展開。ポンドドルは一時1.3080ドル近辺まで買い
 戻されたものの、終盤になって1.30ドルを再び割り込んでいる。前日のポンド
 ドルは一時1.30ドルを割り込んだが、一旦達成感が出たのかもしれない。
 しかし、上値は依然として重いようだ。
 
 今日は英下院で、ジョンソン首相が10月にEUと合意した離脱協定案を358対
 234の賛成多数で可決し、来年1月31日のEU離脱に向けて大きく前進している。
 法制化に必要な最終承認ではないが、数年続いたEU離脱を巡る混乱も収束し始めて
 いることも示唆されている。
 https://fx.minkabu.jp/news/127839
  
 米国債利回り
  2年債    1.632(+0.005)
  10年債  1.917(-0.003)
  30年債  2.343(-0.011)
        期待インフレ率  1.775(-0.012)
         ※期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場で利回りは上に往って来いの展開となった。朝方発表された
 7-9月期GDP確報値で個人消費が上方修正されるなど堅調な米経済を示した
 ことで利回りは上昇して始まったものの、原油が下落したことなどで、利回りは
 マイナスに転じた。
 
 10年債利回りは1.94%まで上昇後に1.91%まで低下した。政策金利に
 敏感な2年債も序盤の上げを縮小している。
 2-10年債の利回り格差は+29(前営業日+29)。
 https://fx.minkabu.jp/news/127838

3.NY株式市場 結果(12/20)
 NY株式20日
  ダウ平均       28455.09(+78.13 +0.28%)
  S&P500       3221.23(+15.86 +0.49%)
  ナスダック       8924.96( +37.74 +0.42%)
  CME日経平均     23835     (大証比:+115 +0.48%)
 
 今日のNY株式市場でダウ平均は続伸し、最高値更新が続いている。クリスマス
 休暇を前に、特段の新規の手掛かり材料はないが、来年の第1段階の米中合意の
 署名と共に、来年の景気に対する楽観的な見方も出る中、投資家のリスク許容度は
 高まっている模様。
 
 IT・ハイテク株やヘルスケア株、銀行株が上昇し、ダウ平均は寄り付き直後に
 231ドル高まで上昇する場面も見られた。尚、きょうは株価指数と個別株それ
 ぞれの先物とオプション4つの清算日が重なる「クアドループル・ウィッチング」
 にあたる。寄り付き直後の出来高は直近平均の4倍に膨らんだが、寄り付きの急
 上昇はその影響があったのかもしれない。
 
 ダウ採用銘柄ではベライゾン、メルク、キャタピラーが上昇したほか、コカコーラ、
 インテル、シェブロンも買われた。一方、ナイキとボーイングが下落。
 ナイキは前日引け後に発表した決算は好調だったものの、更に力強い内容を期待
 していた投資家も多かったことから、利益確定売りにつながっているとの見方も
 聞かれる。ナイキも最高値を更新する中、決算に対する投資家のハードルが上がっ
 ているのかもしれない。
 
 ボーイングは、同社が打ち上げた商用宇宙船CSTー100「スターライナー」が、
 国際宇宙ステーション(ISS)に到達できず、実験は失敗に終わったとNASAが
 発表した。
 
 通信機器のF5ネットワークスが下落。同社はシェイプ・セキュリティを10億ドル
 で買収することを発表したが、これについて市場から、戦略的には理にかなっている
 ものの買収価格が割高で、同社の収益力にマイナスの影響があるとしている。
 
 クルーズのカーニバルが上昇。9-11月期決算を発表しており、1株利益、売上高
 とも予想を上回った。
 
 ナスダックも最高値更新。アルファベット、シスコシステムズは下落したものの、
 マイクロソフト、ネットフリックス、エヌビディアなど主力のIT・ハイテク株は
 上昇。
 
 USスチールが大幅安。ガイダンスを公表しており、10-12月期は赤字に陥る見
 通しを示したほか、デトロイト近くの五大湖の工場のほとんどを閉鎖し、1500人
 以上の労働者を解雇し、その配当を削減すると発表した。
 https://fx.minkabu.jp/news/127836

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(12/20)
 NY原油先物2月限(WTI)(終値)
  1バレル=60.44(-0.74 -1.21%)
 
 NY原油は時間外取引から最近の上昇で高値警戒感が強く、小幅安で推移。日中
 取引は米株が上昇し、ニューヨークダウの史上最高値更新が継続され、需要にと
 っては追い風となった。しかしドル堅調、リグ数増加でクリスマス休暇を控えて、
 利食い売り先行もようとなった。
 https://fx.minkabu.jp/news/127833
 
 NY金先物2月限(COMEX)(終値)
  1オンス=1480.90(-3.50 -0.24%)
 
 金2月限は小反落。時間外取引では、ドル堅調から弱含み程度の下落となった。
 日中取引では、第3四半期の米GDP確報値は前期比年率+2.1%と改定値から
 変わらずだったが、12月のミシガン大学消費者信頼感指数の確報値が99.3となり、
 事前予想を上回るなど米経済の好調を示す数字を背景にドル高、米株高となった
 ことから売り優勢となった。下げ幅は限定的ながら、戻り鈍く引けた。
 https://fx.minkabu.jp/news/127832


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洋泉社の「映画秘宝」休刊へ 宝島社と合併で解散!?

2019-12-19 23:58:07 | ニュ-スからひと言

          
昨日、出版社の宝島社は、子会社の洋泉社を来年2月1日に吸収合併
すると明らかにした。宝島社が全ての権利義務を継承、洋泉社は解散
する。洋泉社が発行する映画雑誌「映画秘宝」は休刊する予定。
(宮田裕介)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000060-asahi-movi

洋泉社は、1985年に設立。雑誌のほか、新書やムックなど年間約
170点を刊行しているという。

宝島社は朝日新聞の取材に対し、「映画秘宝」について「宝島社で継続
発行する予定はないが、休刊時期は未定」と回答。「洋泉社MOOK」
「新書y」「歴史新書y」といった洋泉社のレーベルも、合併後に発行
する予定はないという。従業員については、宝島社が継続して雇用する。

合併の理由について、宝島社は「機能・人材を集中、両社が一体となる
ことで、柔軟かつ機動的な出版活動を進めるため」とコメントした。


ムック本や新刊で、男向け映画雑誌として目を通したことがあったが、
休刊となると、何か寂しいものがある。出版業界が厳しいことは、年々
取り上げられているが、宝島社も個性ある出版社なので是非、再刊して
ほしいものである。

さて、日経平均は続落して、69円安の23864円大引けでした。
(出来高 概算11.6億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、マチマチの取引で終了。外資系参加者が減り、
商いが細くなった中、東京市場は、IPOラッシュ。個人の換金売り
中・小型株に人気が参観される中、日経平均は、底堅いものの節目の
23900円台を割れて終了した。

日経平均は続落して、陰線引け。ボリンジャーバンドは+1σ~+2σ
レンジを維持しているが、方向感が出にくい、もみあい商状である。

今晩のNY市場、上昇してスタート。高値更新となるか注目です。

明日の日経平均、週末で、もみ合いの展開を想定しているが、反発には
為替の円安材料がほしいところ。

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昭和電工が日立化成をTOBで完全子会社化へ!?

2019-12-18 23:57:03 | 企業を斬る

          
今日、昭和電工は、日立化成の全株式を公開買い付け(TOB)で
取得し完全子会社化すると発表した。取得額は1株当たり4630円で
総額9641億円となる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-49603148-bloom_st-bus_all

買い付けは、2020年2月頃の開始を目指し、買い付け期間は20
営業日とする予定です。日立化成の株式51.24%を保有する日立
は、公開買い付けに応募する事で合意しています。
買収が成立すれば、日立化成の上場は廃止となります。

日立製作所は、インフラやIT分野に経営資源を集中させるグループ
再編を進めています。昭電工は、昨年12月に日立が日立化成を売却
するという観測報道があったことを踏まえ、今年2月上旬から買収の
検討を開始したと言います。

昭電工の森川社長は記者会見で、「当社と日立化成は高い親和性と強い
補完関係がある」と説明。買収完了3年後をめどに年間200億円以上
効果実現を図るとし、来年末に新たな中期経営計画を示す方針を明らか
にしました。半導体の実装やリチウムイオン電池材料分での相乗効果を
期待しています。


昭和電工は、電炉向け黒鉛電極で世界首位のほか、ハードディスクでも
存在感を示しており、半導体やリチウムイオン電池の材料に強みを持つ
日立化成の買収で、化学材料の上流から下流まで手掛けることで、事業
拡大を狙います。

また、日立もインフラ/IT技術に特化して、両社はWin-Winの
関係を目指します。
このTOBが成功後、両社の業績にどれだけ貢献するか注目しています。

さて、日経平均は反落して、131円安の23934円大引けでした。
(出来高 概算12.7億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、米中貿易協議の一部合意を受け、小幅高。その
流れから、日経平均は上昇してスタートも、年初来高値圏から利食いも
あり、上値が重くなると、後場にかけ先物主導の売りが入り、大台割れ
から3ケタの下落で、23900円台で終了した。

日経平均は反落して、下ヒゲをつけた陰線引け。ボリンジャーバンドは
+1σ~+2σへレンジ移行して、週末に向け維持できるかポイント。

今晩のNY市場、小幅上昇してスタート。上昇して引けるか注目です。

明日の日経平均、もみ合いから反発できるか、注目しています。

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自動ブレーキ、21年搭載義務付けで高齢者事故を防ごう!?

2019-12-17 23:58:45 | ニュ-スからひと言

          
今日、赤羽一嘉国土交通相は、国内メーカーが2021年11月以降販売
する新型乗用車(軽自動車含む)に、自動ブレーキの搭載を義務付け
ると発表した。自動ブレーキの性能要件も、来年1月発効見込みの
国際
基準に合わせて厳しくする。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00000071-kyodonews-bus_all

政府が進める高齢ドライバーの事故対策の一環で、高い安全機能を
備えた車を普及させる狙いです。

義務付けは、21年11月以降に販売される国産の新型車や、モデル
チェンジする車が対象。既に販売されている車種やモデルは255年
12月から導入します。輸入車については、メーカー側の準備期間を
考慮し、新型車は24年6月ごろ、既存車種は26年6月頃から適用
する予定です。


衝突した際の被害を軽くする「自動ブレーキ」は、前方の歩行者等を
車が検知し、自動でブレーキが作動するもので、自動ブレーキの性能
についても国際的な基準にあわせ適用する予定で、メーカー各社は、
すでに、開発/実装して、一部適用されています。
後をたたない高齢者の踏み間違い事故、自動ブレーキの義務化は必要
ですね。

さて、日経平均は反発して、113円高の24066円大引けでした。
(出来高 概算12.8億株の商いでした。)

今朝方のNY株式市場、米中貿易協議の進展から連日の高値。それを
受けた日経平均は、上昇して高値もみ合いから24000円台を維持
して年初来高値を更新して引けました。

日経平均は反発して、下ヒゲをつけた陽線引け。ボリンジャーバンド
+2σから+3σレンジ、押し目待ちに押し目あるか、注目です。

今晩のNY市場、もみ合いながらも上値を追う勢いありで、上昇して
引けるか注目です。

明日の日経平均、ボリンの動きから、もみ合いを想定し下押す場面で
押し目を入れたいところです


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消費税収が初の20兆円超って本当!?

2019-12-16 23:57:59 | 政治に物申す

          
政府が20日に決定する2020年度予算案で、消費税収が初めて20兆円の
大台を超える事が16日、分かった。19年度は半年分だった消費税増税
の増収効果が年間を通して出るためで、21兆円台に達する見通しだ。
所得税を上回り、消費税が最大の税目となる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000107-kyodonews-bus_all

消費税は、税収が景気変動を受けにくく財源として安定しているなどの
理由で、1989年導入以降も段階的な増税が続き、税収全体の1/3
を支える形となった。これに対し、税率を引き下げた法人税は20年度
税収が12兆円程度にとどまる見通しです。


消費税が最大の税目になると、オリンピック以降の景気が心配されます。
冬のボーナス減が報じられ、来年6月のキャッシュレスポイントの終了
となると、五輪以降を見据えた景気刺激策が必要で、政府与党は20年
以降を見据えた戦略的な施策を立案してほしいところ。

さて、日経平均は反落して、70円安の23952円大引けでした。
(出来高 概算11.3億株の商いでした。)

週末NY株式市場、米中貿易協議の進展の現実化から小幅上昇。それを
受けた日経平均は、週末大幅高の反動もあり、もみあいスタ―ト。後場
一時プラス圏に浮上する場面もあったが、大引け間際に先物主導で小幅
ながら下げを広げて、24000円台を割り込み、23900円台半ば
で終了した。

日経平均は3日ぶり小反落も、ボリンジャーバンドは+1σから+2σ
レンジ、+2σあたりでジリ高基調となるか、注目されます。

週明けのNY市場、米中貿易協議の進展現実化と一部品目の関税引下げ
検討報道もあり、上昇してスタート。高値更新なるか、ポイントです。

明日の日経平均、米中貿易協議の進展期待から早速の反発に期待したい。

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