「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

12月最終週 相場展望と予定

2018-12-24 23:58:53 | 相場展望

      
12/17~週の日経平均は、3週連続で大幅下落した。米・中貿易摩擦の
懸念から、米中貿易戦争への警戒からの世界経済減速懸念が現実味を帯び、
また米で、一部政府期間の活動停止と年内継続との見方やマティス国防長官
退任など、政治・経済状況が不安定で、NYダウが続落した。

週末にかけての東京市場、NY株式市場を先取りして下げており、日経平均
下げ幅は1200円強に達しており、異常事態。

結局、日経平均は、週間で1208円下落(↓5.65%)の20166円。

さて、12月最終週(12/24~12/28)主なイベントと予定は、下記
1.の通りです。

先取して下げてる日経平均は、週明け短期取引となるNY株式市場が下落して
も、リバウンドがあっていい状況。一方、日柄的には、年内受け渡しである、
25日で換金売り圧力が一巡し、多くは3連休前に一巡したとすれば、連休
明け寄り付き直後は、下落しても、押し目狙いのリターン・リバーサルの動き
を想定したい。

3月期末配当を意識するタイミングも入ってくることから、株価調整による個別
銘柄配当利回りの狙いも出てくるだろう。
明日20000円割れしても下ヒゲを引いて陽線引けに期待したい。

師走相場、少しづつリスクを織り込み、模様眺め展開から、中・小型株を物色する
反騰を想定している。

日経平均、12月最終週(12/24~12/28)レンジは、19600円~
20800円程度を想定しています。

1.12月最終週(12/24~12/28)主なイベントと予定
 12/24
 日本 休場(天皇誕生日の振替休日)
  米  短縮取引(クリスマス・イブ)
 12/25
 日本 11月企業向けサービス価格指数
 日本 10月景気先行・一致指数改定値
 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨(10/30、31分)
 日本 ベルトラ、レオス・キャピタルワークス、リンク 各IPO
 日本 象印、ピックルス、あさひ、ストライク、壱番屋、しまむら 各決算
  米 クリスマス休場
 香港 クリスマス休場
  豪 クリスマス球場
 EU クリスマス休場
 12/26
 日本 黒田日銀総裁が講演
 日本 ニイタカ、ナガイレーベン、ハイデイ日高、スギHD、パルコ 各決算
  米 S&P住宅価格指数
 12/27
 日本 ミタチ、DCM、一六堂、ヒマラヤ、宝印刷、タカキュウ、平和堂 ニトリ 各決算
  米 消費者信頼感指数
 中国 工業利益
 EU ECB月報
 日本
   米 11月中古住宅販売成約指数
  独 消費者物価指数
 12/28
 日本 東証大納会
 日本 11月有効求人倍率
 日本 11月完全失業率
 日本 11月労働力調査
 日本 11月鉱工業生産
 日本 11月商業販売統計
 日本 12月開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」
 日本 アダストリア、バローズ、ライトオン、高島屋、北恵 各決算

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/21)
 21日のNY外国為替市場でドルは反発。主要16通貨のバスケットに対する
 ドルの価値を示すウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)ドル指数は
 0.45%高の90.50をつけた。
 
 ラッセル・インベストメンツの為替・債券戦略ヘッド、バン・ルー氏は、
 来年「1-3月期はドル相場は上がるだろう」とした上で「足元の市場が織り
 込んでいる利上げ回数は少な過ぎる」と指摘した。
 
 米連邦準備制度理事会(FRB)は19日に利上げを決めたが、2019年について
 一層緩やかな利上げペースを示唆した。金利が低下すれば、利回りを求める
 投資家のドル需要が鈍化する可能性もある。
 
 今年はドル高が進んだものの、ここ数日は米経済成長への警戒感を背景に
 売られていた。ドル相場は直近4日間のうち3日間で下がった。

 米国債利回り
  2年債       ー  ( ー )
  10年債      2.792(+0.005)
  30年債      ー  ( ー )
  期待インフレ率  ー  ( ー )
            ※期待インフレ率は10年債で算出
 21日の米国債相場は小幅下落。ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁
 米経済の先行きに楽観的な見方を示す一方、利上げ決定に関しては、経済指標に
 加え、市場動向にも配慮する姿勢を示したことに反応した。
 
 米東部時間午後3時時点で、指標10年債利回りは2.792%と、前日の2.787%から
  やや上昇した。
 
 朝方発表された一連の経済指標には反応薄だった。だが、ウィリアムズ総裁の
  CNBCとのインタビューは材料視された。ウィリアムズ総裁は、米経済の力強さを
  踏まえ、米連邦準備制度理事会(FRB)は来年2度の利上げを見込んでいるが、
  中銀は柔軟に対応する構えで、多くの要因により調整する可能性もあると述べた。
  発言を受け、株式市場が上向く場面もあった。

3.NY株式市場 結果(12/21)
 NY株式21日
  ダウ平均   22445.37(-414.23 -1.81%)
  S&P500     2316.62( -50.80 -1.66%)
  ナスダック   6332.99(-195.41 -2.99%)
  CME日経平均  19795   (大証比:-255 -1.27%)

 NY株式相場は下落。ダウ平均は414.23ドル安22445.37、ナスダック195.41P
 安の6332.99で取引を終了した。朝方はクリスマス休暇前のポジション調整から
 買い戻しが広がったものの、7-9月期GDP確報値が下方修正されたほか、メキシコ
 国境壁建設費用を含む暫定予算案を巡る混乱で政府機関閉鎖への警戒感が強まり、
 下落に転じた。
 
 マティス米国防長官の2月退任も明らかとなり、政権運営の先行き不透明感が強まり、
 下げ幅を拡大して大幅下落となった。セクター別では耐久消費財・アパレルを除いて
 全面安となり、特にメディアや小売の下落が目立った。
 
 製薬のペリゴ(PRGO)は、アイルランド当局が約19億ドルの追徴課税を要求されてる
 ことが明らかとなり、30%近い急落。原油相場の下落で、石油のマラソン・オイルや
 深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が軟調推移。コンサル
 ティングのアクセンチュア(ACN)は、データ分析企業の買収を発表し、売られた。

 一方で、スポーツ用品のナイキ(NKE)は決算内容が予想を上振れ、上昇した。
 24日(月)はクリスマス・イブの為、米国株式相場は午後1時までの短縮取引となる。

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(12/21)
 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=45.59(-0.29 -0.63%)

  21日のNY取引所(NYMEX)で、米原油先物相場は小幅続落。石油輸出国機構
 (OPEC)加盟国との間で最近合意した水準以上に、盟主のサウジアラビアが生産量
 を減らすと伝わったことで、市場は減産の行方を見極めようとしている。

 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1257.50(-10.40 -0.82%)(日本時間12/22 3:15現在)
 NY金が下落した。
 
 

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