日本水産は8日、マダコの完全養殖に成功したと発表した。卵を人工でふ化
させてから親ダコになるまで育て、産卵させるサイクルを繰り返す完全養殖
の成功例は、スペインで1件報告されているが、日本では初めてとみられる。
日本水産は2020年にも出荷を開始することを目指す。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6242600
マダコは、日本をはじめ世界中で食べられている身近な海産物の一つ。ただ、
卵からふ化した「幼生」が海中を浮遊した後、海底で「稚ダコ」となる迄に死滅
するため養殖が難しく、現在、国内に流通する全量がアフリカなどから輸入を
含めた天然物となっている。
日本水産は、中央研究所大分海洋研究センター（大分県佐伯市）でマダコ研究
に取り組んでおり、15年に卵から稚ダコの生産に成功した。
１６年にはふ化した数千尾の幼生のうち、数十尾が稚ダコに成長。今回、この
一部が親ダコになって産卵し、そこから数万尾の幼生が得られたという。幼生
から稚ダコへの生残率向上などの課題が残っており、今後、事業化に向け研究
を重ねる。
日本水産は「７カ月で１キロを超える高成長性が確認された。他の魚種に比べ
成長のスピードは速い」と期待している。
商業ベースに乗る歩留りとなれば画期的で、鮨ネタ／たこ焼など水産品利用に
限らず、他の魚介類の完全養殖へ向けた一歩で、日水の研究に注目しています。
さて、日経平均は反落して、７５円安の１９９０９円の大引けでした。
（出来高 概算１９．８億株の商いでした。）
今朝方のＮＹ市場、コミーＦＢＩ前長官とトランプ大統領の面談内容が記載された
証言原稿がリリースされると不透明感がやや後退し、小幅上昇した。
これを受け、日経平均は続伸してスタートも、為替の円高高止まリを受け、昨日
値辺りで膠着していたが、大引け先物主導
英国総選挙などを控えて、小幅下落。この流れで売り先行となった日経平均は、
小幅安で推移してたが、為替が１ドル１０９円台と円高に振れ、先物主導売りが
入り、大引けにかけ売られ終了した。
日経平均の反落で、一時２万円を回復も、割り込んで陰線で終了となった。
２５日線上を維持しながら、明日２万円台を回復するかポイントです。
注目のＮＹ市場、コミーＦＢＩ前長官の議会証言に注目が集まる中、想定内と、
もみ合い小幅上昇となっています。どこまで値をあげるか注目です。
明日の日経平均、イベント通過のアク抜けで２万円台回復に期待したい。
応援の協力を お願いします。☆
