ⅱ 8社の比較
① 巻末索引の違い
■考察
1 索引語「神道」の有無
日本史・日本文明における神道の重要性を考えると、索引語とするのは当然だ。
しかも、古代-現代を一貫した事象なのだから、索引がないと《通史における神道の姿》を追求することがとても難しくなる。(※調べていて、編集の悪意さえ感じたほど)
2 他の宗教項目と比べると
・《表中:「神道」の実際の記載頁数》を比べると、育鵬社と他7社の違いがとても大きい。5対0、1、2
※教科書で用語記載ページがそれほどちがうというのは、よほど重要度がちがうということなのですよ。
・育鵬社を除く7社で、用語:「儒教・儒学」「仏教」「キリスト教」が載っているページ数と、用語:「神道」のそれ》を比べると、違いが大きすぎて驚く。そんなに重要度がちがう?
これでは、「神道軽視」「神道外し」と言われても反論できないだろう。
ここではいまだにGHQの「神道指令」の亡霊が生きているとしか思えない。
~次回、②「神道」、「文明と宗教」の部のちがい~
<全リンク⇒1へ> 神道< 38・39/巻末索引40/文明と宗教41・42・43/飛鳥44・45/鎌倉・江戸46・47/明治48・49・50/GHQ占領期51・52・53・54(神道の項:完)>