やおよろずの神々の棲む国でⅡ

〝世界に貢献する誇りある日本″の実現を願いつつ、生きること、ことば、子育て、政治・経済などについて考えつづけます。

【中学歴史教科書8社を比べる】40 ~⑽ 神道 ① 巻末索引が大ちがい~

2016年12月26日 | 中学歴史教科書8社を比べる(h28-令和2年度使用)

ⅱ 8社の比較

① 巻末索引の違い

■考察

1 索引語「神道」の有無

 日本史・日本文明における神道の重要性を考えると、索引語とするのは当然だ。
 しかも、古代-現代を一貫した事象なのだから、索引がないと《通史における神道の姿》を追求することがとても難しくなる。(※調べていて、編集の悪意さえ感じたほど)

2 他の宗教項目と比べると

・《表中:「神道」の実際の記載頁数》を比べると、育鵬社と他7社の違いがとても大きい。5対0、1、2

 ※教科書で用語記載ページがそれほどちがうというのは、よほど重要度がちがうということなのですよ。


・育鵬社を除く7社で、用語:「儒教・儒学」「仏教」「キリスト教」が載っているページ数と、用語:「神道」のそれ》を比べると、違いが大きすぎて驚く。そんなに重要度がちがう?

 これでは、「神道軽視」「神道外し」と言われても反論できないだろう。

 ここではいまだにGHQの「神道指令」の亡霊が生きているとしか思えない。

 

~次回、②「神道」、「文明と宗教」の部のちがい~

<全リンク⇒> 神道< 3839/巻末索引40/文明と宗教414243/飛鳥4445/鎌倉・江戸4647/明治484950/GHQ占領期51525354(神道の項:完)>