NHKスペシャル『”樹木希林”を生きる』を観た

2018年09月27日 14時54分34秒 | エンタメのかけら
NHKスペシャル『“樹木希林”を生きる』を観た。

一瞬たりとも目を離すことができなかった。
圧巻。

その中で一番胸に迫ったところをあげるとしたら、
一年間の密着映像を観る希林さんの表情。

これはディレクターが、
彼女に編集した映像を見せたからこそ撮れた表情だ。

密着取材中、
何度も「なぜ撮るのか?」「何が面白くて撮るのか?」を問われ続け、
なかなか明確な答えを出せなかったディレクターが、
悩んで末に考えた渾身の“演出”であると僕は考える。

あの表情を見せた時の希林さんの心の中に、
どんな思いが去来していたのか。

本当に本当にいい表情を引き出してくれた。

長期ボランティア

2018年09月27日 11時14分40秒 | その他のかけら
普段は会社勤めだが、
週末になると東北の被災地へボランティアに行く知人がいる。

最近、遅い夏休みを利用して、
大阪、そして中国地方の被災地へも行ってきたという。

およそ一週間のボランティア。

これぐらい長く、
中にはもっと長く、
被災地でボランティア活動をしている人は少なくないらしい。

どんな方々なのか?

聞いたところによると・・・

① 知人のように長期の休暇を使って
② 定年後/退職後
③ NPO関係者(厳密な意味ではボランティアではないかもしれないが)

だが、中には、

「会社や店を妻にまかせて来ている人」

さらに、

「借金をしてまで来ている人」

などもいるそうだ。

ここまで来ると、僕の理解を超える。

話は変わるが、
同じ被災地域でも、
場所によってボランティアを仕切る団体が異なることが
よくあるという。
すると、作業の進行に差が出ることがある。
それに対して住民から「なんで向こうは…」
という不満の声が出ることもあるそうだ。

気持ちはわかる。

自然災害が起きた場合、
災害ボランティアの力を借りないと、
被災地の復旧が難しい。

どうすれば効率良くできるのかの整理が必要だと思うが、
まだまだ進んでいないのが現状だという。

家族包囲網

2018年09月24日 09時45分05秒 | コメディのかけら

三連休が始まる土曜日。
東京駅から新幹線に乗った。

C席に座る僕の隣は若い両親と2歳ぐらいの男の子。
後ろの座席は、これまた幼い子どもを含む5人家族が一列に並んで座っていた。

出発する前から周囲は賑やか。
子どもをあやす隣の家族が賑やかなのは仕方ないとして、
後ろの5人が通路を挟んで大声で会話するのは、
いさかかイラっとする。

だが、最悪の事態はこの先にあった。

品川駅から前の3席に座る客が乗って来たのだが、
これが僕の隣の家族と一緒に旅行に行く親子4人組だったのだ。

後ろの席によく知っている人たちがいる。
このシチュエーションに子どもたちがはしゃがないわけがない。
前の席の2人の子どもが、しばしば後ろを向いて話しかけてくる。

しかしながら相手は子どもだ、
そこは目くじらを立てて怒るところではない。

驚いたのは、前の席に父親、後ろを向いて乗り出し、
旅先での予定の打ち合わせを始めたことだ。

後ろの席に他人が座っているのに、
よくあんなことを恥ずかしげもなくできるものだ。

バカなのか。

大阪の森ノ宮

2018年09月23日 00時06分40秒 | 旅のかけら

久本雅美のイベント
『マチャミの婚前披露宴』で大阪、森ノ宮に来た。

実はこのイベント、10年前にもやっている。

その時も会場は大阪。
そして司会は松尾貴史さんで、
ゲストに今回も登場したはるな愛さんがいた。

終演後の酒の席で、
久本さんがしみじみと、
「あれから10年経ってるのに、
みんなこうして元気にやっていられて、
よかったねー」






政治について

2018年09月21日 00時01分36秒 | 名言のかけら

政治って
超遅効性の
「薬」もしくは「毒」



なんだろうなあ。

猫のたぬちゃん

2018年09月17日 11時10分19秒 | その他のかけら
その猫が我が家の玄関付近に来るようになったのは、
いつ頃からだろうか。

もこもとしたキジトラ。
のら猫にしてはやけに毛並みがきれいだったので、
飼い猫ではないかと思っていた。

しばしば姿を見せるので、
時々、キャットフードをあげるようになった。

家人が「たぬちゃん」と名付けた。

ところが、夏前から姿を見せなくなった。
どうしたんだろうか。
飼い主が引っ越したのか、
それともどこかで事故にでもあったのか。

しかし夏が終わる頃、
たぬちゃんは再び姿を現した。
もこもことしていた毛はすっかり抜け落ち。
やけにスマートになっていた。

もう1つ変わったところがある。
僕が近づくと「シャー」と威嚇してくるようになったのだ。

そのわりには毎晩のようにやってくる。

3日ほど前、その謎が解けた。

いつもはキャットフードをあげた後、
僕はすぐその場を立ち去るのだが、
その日は郵便物を確かめるために、
しばらく玄関先にいた。


するとたぬちゃんが玄関先から道端に移動した。
続いて聞こえてきたのは、子猫の声だ。

物陰から覗くと、たぬちゃんの周りには数匹の子猫がいた。

夏の間にお母さんになっていたのだ。

翌日の夜もたぬちゃんは来た。

キャットフードをあげると、
しばらく自分だけで食べている。
しかし僕が身を隠すと、
小さな声で鳴き、
その声に呼ばれて子猫たちが集まってくる。

4匹?5匹?

子どもたちがエサを食べている間、
たぬちゃんは背筋を伸ばして座っている。
見張っているのだ。

どうやらたぬちゃんはのら猫のようなので、
キャットフードをあげるという行為自体、
ちょっとどうなのかと思われる向きもあるだろうが、
とりあえず子猫が大きくなるまでは、
様子を見ていようと思う。

(再掲)樹木希林さんの言葉

2018年09月16日 17時58分29秒 | その他のかけら

※2年ほど前に当ブログに載せたものですが、
 再掲します。

樹木希林さんは事務所に所属していないので、
出演交渉は直接ご本人とすることになる。

某番組のプロデューサーが出演依頼をしたのだが、
お断りの電話がかかってきた。

「ちょっとだけでもいいですから」

と食い下がると、希林さん曰く、

「テレビっていうのは見透かされるのよ、出る側の覚悟が」

そう言われてしまったら、引き下がるしかなかったそうだ。

この言葉を聞いたら耳が痛い人はたくさんいるのではないか。
いや、痛みなんて感じないか。

TSUTAYAが追いかけてくる

2018年09月15日 11時55分02秒 | コメディのかけら

仕事の参考にDVDをTSUTAYAで借りた。
ネットでは観ることができなかったのだ。

返却日に持って出たのだが、
ついつい返すのを忘れてしまった。

しかも最悪なことに翌朝から夏季休暇で、
一週間ほど海外だった。

一週間の延滞。

延滞して3日目。
真夜中に見知らぬ番号から着信があった。
留守番のメッセージが残っていたので聞いてみると…

TSUTAYAだった。
丁寧な督促のメッセージだった。

その二日後にもまたTSUTAYAから留守電が入っていた。

国際電話は高い。
あの2本のメッセージを吹き込むのに
いったいいくらかかったのか。

それでもTSUTAYAは追いかけてくる。

帰国後、すぐに返却した。

延滞料金は3000円強。
借りていたDVD…買うことができたなあ。

ナン男たち

2018年09月06日 08時40分00秒 | コメディのかけら

経堂に人気のカレー店がある。

夜、その店に3人の客が来た。

彼らの注文が奇妙だった。

頼んだのはカレーが1つ。
しかももっとも辛さ控えめのカレー。

なのに、ナンは人数分。

他にもいくつか料理を頼んだが、
どれもスナック系の軽いものだった。

傍から見れば、ほぼナンを食べている客だ。

ナン男たち。

会計の際、客が言った。

「実は向かいのピザ屋に行くつもりが、
 間違えちゃったんです」

災害ボランティアの現場から

2018年09月02日 12時00分36秒 | その他のかけら

長年、災害ボランティアをやっている知人から聞いた話だ。

学校が休みになると学生ボランティアがやってくる。

そんな時、ベテランボランティアの一番の仕事は、
「学生ボランティアに仕事を教え、彼らの安全を見守ること」
になるそうだ。

正直、自分たちだけで作業している時よりも効率は落ちる。

しかし、学生たちの気持ちを無碍にするわけにはいかないし、
先々のために若いスタッフを育て、補充していくことも必要だ。

「でも、学生ボランティアでまた来る人って、
 10人に1人もいないんだよねー」

この事実をどう捉えるかは各自に委ねますが、
現場の声としてお届けしておきます。