「せりふの時代」と「わが闇」

2008年07月03日 10時08分23秒 | エンタメのかけら

「せりふの時代」という戯曲雑誌がある。

季刊であり、前回の春号に「わが闇」の戯曲が載った。
舞台を見て、面白かったので、「わが闇」の戯曲を目当てに、
「せりふの時代」春号を買った。
とりあえず買うだけあって、中身は後ほど読もうと、
本棚に入れておいたのだ。

昨日、夏号が店頭に並んでいた。
目次を見て驚いた。
またしても「わが闇」が載っている。
しかも、一部分だけ。

どういうことなのか。

該当するページを見て事情がわかった。
なんと春号に載った「わが闇」は、
1場分、まるまる脱落していたのだ。
そして、その脱落部分が、
お詫びの言葉とともに掲載されていた。

ちょっと待て。

では、「わが闇」の戯曲をちゃんとした形で読むためには、
今月号も買わなければいけないのか。

本であれば落丁である。
普通はページが落ちていないものと交換してもらえる。
だが、雑誌の場合はそうはいかない。

だからといって、
他に読みたい作品がないにもかかわらず、
脱落部分のためだけに雑誌一冊買うのも釈然としない。

そもそも出版社の不備から起きた事態だ。
それを誌面であやまって、脱落部分を載せれば済むという話か。
同じような事態が、通常のメーカーで起きたら、大問題だろう。

夏号を買うべきか買わぬべきか。

釈然としない部分を解決しようと、出版社に電話をした。
編集部にまわされた。
すると・・・。

「本日、担当の者がお休みでわかりません」

 
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