社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

会社の伝統を継承する

2012-08-15 22:00:21 | 会社
今日はお墓参りに出掛けました。

お墓にはヤマカ木材の創業者である私の祖父が眠っています。

手を合わせながら会社の事も報告してきました。

私の祖父は材木屋としてスタートしましたから、よく工場の
製材機が稼働していないと不機嫌だったと言います。

しかし私はその製材機をもう使わないという方針を決めました。

それは材木屋としてヤマカ木材を経営していくのではなく住宅
会社として経営していくと決めたからです。

もし、祖父がまだ生きていたらどう思っているのかなあと思い
ながら考えておりました。

祖父は材木屋として流通業として木材を販売することで木の良さ
を伝えていたと思います。

しかし今の時代、ヤマカ木材は残念ながら流通業としては木の良さ
を伝える事が出来なくなりました。

だから住宅事業という分野で木の良さを伝えています。

それがヤマカ木材の伝統だと思います。

伝統とはカタチがあるものを変えてはいけないのではなく、精神的
なものを継承していくことだと思います。

ヤマカ木材も木の良さの伝え方は変わりましたが、伝える事自体は
不変ですし、変えるべきではないと思います。

会社の事業やカタチは変わって行きますが、変えてはいけない部分
は大切に継承していきたいと思います。






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2 コメント

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FBからきました (森 章)
2012-08-15 22:41:45
何にも言う事はございません


僕がお祖父さんならと考えて数回読み直しました

ただ一言だけ残りました
「さみしい」と残りました

あなたの葛藤はすごく伝わりました。
そして現代同じ時を過ごしている悩みも非常に共感します。
大変な悩みを経験されたでしょう

ただお祖父さんが言うとしたら寂しいと言われるでしょう


あなたも感じてるはずでしょう
Unknown (シャチョウ)
2012-08-17 08:00:54
森様

ありがたいコメントありがとうございます。
様々な思いや考えを胸に、精進していきます。