社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

データ管理の大切さ

2012-04-30 22:07:40 | 会社
さて4月も今日で終わり。明日から5月です。

いつも月単位でチェックしている数字があります。

売上だったり受注だったり完工だったりするのですが今年度
からはもっと細かい部分までの数字のチェックをしています。

4月で4か月が経ちましたが色々な部分が見えてきました。

昔プロ野球で野村監督がID野球と称してデータを駆使して弱小
だったヤクルトを常勝チームに育てました。

ヤマカ木材もどちらかといえば私自身の感性で営業していた会
社だったので今まであまり細かい数字のデータを作ること自体
していませんでした。

しかし感性というのは伝えにくい。

しかも外れるケースも出てきます。

その点数字は嘘を付きません。

勿論確率論の問題もありますが累積のデータが増えれば増える
程より正確に近いデータが出てきます。

そうすればより確立の高い戦術を取ることが出来ます。

ひとりでやってればそんな必要はないかもしれませんがやはり
組織になるとこのようなマネージメントはとても重要です。

これからもデータを生かした戦術を取っていきたいと思います。

人や会社こそが最大の差別化戦略

2012-04-29 11:32:09 | 家について
昨年7年くらい加盟そていた夢ハウスのパートナー契約を解除して
ベリーウッド会員に変更しました。

夢ハウスに加盟した理由は夢ハウス仕様の家という商品が差別化出
来ると当時思ったからです。

しかし加盟してみて感じたのはやはり夢ハウスのある新潟と岐阜では
気候も風土も文化も違うのでそれをそのまま岐阜で建てることは自社
の理念に反するということでした。

ですから1棟はそのまま夢ハウス仕様で建てましたがそれ以降は自社
の仕様に変更しました。

勿論夢ハウスの無垢の建材を使いそれがヤマカスタイルのベースになっ
ています。

また夢ハウス仕様の家を建てない理由のひとつが差別化出来ないという
ことがあります。

夢ハウスのパートナーが全国で約250社。

岐阜でも数社加盟していますから隣の工務店さんへ行けば建てられてし
まいます。

このように住宅業界では建物(ハード)での差別化は直ぐに真似をされ
たりして難しいのが現状です。

勿論圧倒的な商品力で他社が真似出来ない家で差別化している会社もあ
りますがそれはとても難しいことです。

ですからやはり最大の差別化は人や会社だと感じます。

何故なら人や会社というのはひとつとして同じものがないからです。

例えば弊社のスタッフに黄倉という女性スタッフがいますが彼女のお客様
やオーナー様に聞くと彼女が好きだからという理由で家作りを依頼して頂
ける声を聞きます。

他のスタッフでもそういった声は多いですし勿論ヤマカ木材が好きだから
というのも共通しています。

ヤマカの自然素材やナチュリエが良いと思って頂くのが大前提ですがこれ
も他社でそのまま真似ようとすれば出来ることです。

これからもスタッフや会社の良さを多くの人に知ってもらう事が経営者と
しての私の大切な役割だと思っております。


本質を外さない経営

2012-04-28 18:20:04 | 業界について
今日は暑かったですね。

先日の寒さで少し体調を崩してしまいましたが昨日も帰宅したら
次女が熱を出していました。

この寒暖の差で体調を崩し易いので皆様も気を付けて下さいね。

さて話は全然変わりますが物事には本質があります。

本質とは絶対には外してはいけないこと。

例えばボーリングでストライクを取るためにはセンターピンを倒す
ことが絶対条件です。

ですからボーリングにおける本質はセンターピンを倒すことです。

世の中にごまんと住宅会社がありますがそれぞれに様々な特徴が
あります。

営業力の強い会社だったりデザイン力だったり住宅性能であったり
素材に拘ったり、ローコストであったり様々です。

しかしそれらは本質ではありません。

住宅会社の本質もたったひとつ。

住宅会社における本質はオーナーさまに喜んでもらうこと。

ここを外すとどんな素晴らしい商品やサービスや理念があっても
支持されません。

一時的には可能かもしれませんが継続するのは困難でしょう。

だから住宅会社が建設業ではなくサービス業といわれる所以ですね。

ヤマカ木材もこの本質だけは絶対に外していけないと思っております。

新しいコンセプトブック

2012-04-27 20:13:58 | 会社
明日からゴールデンウィークですがヤマカ木材では住まいる
ステーションで家づくり相談会を開催しております。


28日~30日と3日~6日まで開催しております。

ご都合付く方は是非遊びに来て下さいね!

さて最近会社のコンセプトブックを作り変えていて今日出来上がり
ました。

今までは基本のコンセプトブックがあって各自がそれぞれに作り変
えたりしていたのですがまずはそれを統一。

自分の自己紹介以外は全て同じにしております。

今回重視したのは誰もが同じ説明を出来るということです。

当然新人の細井と私とでは話すレベルが違います。

それは仕方がないということではなく新人でも私がお客様に伝えたい
内容をしゃべれるようにという事で作り直しで全員に同じ内容のもの
を持ってもらいます。

だから私も細井も同じ内容の話をすることになります。

そのためにとても良いコンセプトブックが出来たと思います。

明日からの相談会で使うのが楽しみです。








業績アップは全ての人の幸せに繋がる

2012-04-26 19:34:08 | 経営者として
今日はTさまの地鎮祭。

Tさまおめでとうございます。素敵な家が出来るので完成を
楽しみにしていて下さいね。

さて今日は高井会計事務所様へ決算報告へ行ってきました。

決算書というのは私にとって学校でいえば通知表みたいな
ものです。

年に1回のこの決算報告は所長にもお会いしてとても緊張
します。

今、日本の会社の25%は赤字経営だといいます。

そんな厳しい時代の中で最低限はクリアしましたがやはり
目標からは見るととても胸を張れる数字ではありません。

よく業績が全てではないという方も見えます。

確かにそうかもしれないですが私は業績アップは全ての人
を幸せにすると思っています。

今、日本はデフレで税収も減っていて経済的にも財政的にも
苦しい状況です。

私たちが売り上げを上げれば消費税を収める額が増えます。

またパートナーさまにも安定的な仕事を出すことが出来ます。

利益が増えれば、スタッフにたくさんの給料が払えますし
そうなればたくさんの消費が出来ます。

また設備投資やオーナー様へのサービスもアップ出来ます。

また法人税もたくさん納めることが出来ます。

また雇用も増やすことが出来ます。

思い浮かぶだけでもこんなところですが私達企業が業績アップ
することがこんなにも社会の役に立つ訳です。

勿論その源泉はオーナーさまから頂くものです。

だからオーナーさまを徹底的に喜ばせる必要がありますしそう
することが業績アップに繋がると考えています。

私達企業は公的な存在です。

であるならば増収増益を目指し達成することが使命ではないで
しょうか。


仕事も遊びも趣味も全力

2012-04-25 21:01:50 | プライベート
今日は朝からテニス。

2レッスンだったので約3時間プレイしていたのですが
この暑さと人数が少ないのでとてもハード。

まるで部活動みたいでした。

サッカーをやっていた頃は倒れそうになるくらいの練習
をしていましたが体力が落ちておますからそこまでのハード
さはありませんがそれに近い感覚でした。

スポーツに関してはこのように体力の限界近くまでやった
のは久しぶりですが何事においても限界まで力を出し切る
ことが成長に繋がります。

仕事もそうですよね。

無理かなあと思うくらいに目標レベルを設定しチャレンジす
ることが大切だと思います。

仕事だけを全力を尽くすのではなく遊びも趣味も常に全力。

とても大切なことですね。

相互依存

2012-04-24 21:57:47 | 人として
以前MY法という物事の考え方を学んだ時に相互依存が大切
という事を言われました。

他者依存。

自己依存。

相互依存。

相手に依存し過ぎるのもいけないですし自分自身に依存し過ぎ
てもいけない。

冷静に考えてみると自分は自己依存が強いと感じます。

このタイプは俺が俺がというタイプですが経営者であれば仕方が
ないかもしれないですね。

しかしどちらか一方に依存し過ぎるのは良くないと感じます。

だからこの考え方を学んでからは相互依存を意識するようになり
ました。

一人では生きていけない。

いざとなったら誰も助けてくれない。

どちらもよく言われることですがどちらも正解な訳でそう考える
とやはり相互依存が大切ですね。


人が育つ環境とは

2012-04-23 19:52:49 | 会社
さて今週末からゴールデンウィークですね。

皆さんはどこかへ行かれるのでしょうか。

私は仕事もしますが合間を見て休みも少し取る予定です。

1年のうちで一番天気が気持ちいい季節なので有意義に過ごしたい
ですね。

さて最近仕事に余裕が出てきました。

今年からかなり現場仕事をスタッフに任せているのでその分私も経営
に時間が取れます。

先日ある方に社長の仕事は

①出店

②採用

③育成

この3つですと言われました。

また順番もこの通りだと。

出店を決め、人を採用し、育成する。

考えてみると単純にこのサイクルをまわすことが一番効果のある戦略
かもしれないですね。

人を採用して育成してから出店ではないようです。

別に出店ではなく新規の事業であったり商品であってもいいのですが
人が育つ環境を用意して人を投入し現場で人を育てる。

そうすると当然新人でも成果が出せる仕組みが必要です。

弊社でも今新人がいますしこれからも採用をしていきますがそのために
必要なのは育つ環境です。

育つ環境とはより多くの実践を積むことが出来る環境です。

また経験の少なさをカバーできるツールも必要です。

そのための環境整備をやらなければと思っております。


教科書は変えるべきもの

2012-04-22 20:48:15 | 業界について
学校の授業では教科書がありますが会社でも教科書が必要です。

今日は一日教科書を作り直しておりました。

ただ学校の教科書と違いビジネスにおける正解というのは沢山
ありますし何より正解が日々変化します。

1年前正解だったことがそうではなくなってしまう。

下手すれば昨日のことすら変わってしまいます。

そう考えると教科書自体も日々変化させなければいけません。

ヤマカ木材でもコンセプトブックやアプローチブックなどをお客様
に説明の際に使用していますが数年前に作ったものを各自が自分な
りにアレンジして使用していました。

日々刻々と変化する世の中においてはそれでは古いですし教科書と
は全員が同じものでなければ言っていることがばらばらになって
しまいます。

そこで見直して統一することにしました。

このように教科書とは時代と同じく日々変化させるものだと思います。

そうすることがビジネスにおいては常識であることを強く感じた次第
です。


チャンスとは入口を見つけただけ

2012-04-21 19:03:15 | 人として
先日ある企業が学生を採用する時にフェイスブックを見て採用の
参考にしていると話を聞きました。

事実、アメリカではフェイスブックはヘッドハンティングのため
に威力が発揮されヘッドハンティング会社がどんどん倒産してい
るとも聞きました。

確かに面接だけでその人となりを判断するのはとても難しいと思い
ます。

応募者が企業のホームページを見るように採用側が個人のフェイス
ブックを見るのがスタンダードになるかもしれません。

私もブログをからめてマメに投稿していますから私のフェイスブック
を見た方は私の考え方や仕事に内容、時には何を食べたかまで知って
しまうことが出来ます。

ある意味では恐ろしいことかもしれませんが私はチャンスだと思って
います。

自分という人間を多くに人に知ってもらうチャンス。

自分のファンになってもらうチャンス。

自社の商品やサービスを知ってもらうチャンス。

素晴らしい人と知り合えるチャンス。

それ以外にも上げたらきりがないくらいのチャンスがあると感じます。

ただそれらはチャンスでありそれ自体で全て上手く行くわけではありま
せん。

チャンスとは入口が見つかったに過ぎません。

フェイスブックでチャンスは多くなりましたが生かせるかどうかは本人
次第。

そこをは履き違えてはいけないようにチャンスを生かしたいと思ってお
ります。