社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

故郷を感じる家

2008-05-21 20:15:42 | Weblog
今日は建て方がありました。

私は朝晩、顔を出させてもらいました。

その様子は田辺がアップしてくれました。

オーナー様と家作りをしていると、その想い
を聞いているうちに家作りのストリーが出来
上がります。

そのストリーを建物に表現するのが、私の仕
事です。

その為にはオーナー様の想いをうまく引き出
す事が大切です。私が間取りを作成する前に
たっぷりとお話を聞くのはその為でもあります。

今回のテーマは故郷を感じる家です。

奥様の出身が東濃桧の産地という事で柱には

東濃桧を!

という要望がありました。

奥様が小さい時に過ごした故郷の木を柱に使い
たい!

ご主人の奥様への想いがありました。

そこで私は1階の床材にも東濃桧を使用する事
を提案しました。

日本には靴を脱ぐ文化があります。

足の裏は唯一直に触れ合う部分。

その大切な床材には拘って欲しい!

奥様に毎日東濃桧に触れてもらい、故郷の両親を
想って欲しい!

自分の子供と、

ママと一緒に故郷で大きく育った木だよ!

と会話しながら楽しく過ごす、リビングスペース
であって欲しい!

そんな想いが私にはあるのです。

桧でも東濃桧でないと表現出来ないのです。

集成材の柱や合板フロアではオーナー様の想い
は絶対に表現出来ない!

私にとっては!

我社には材木屋としての流通の強みがあります。

木を生かして家作りをしたい人の想いを、私は
表現し続けます。