ヤマジョウでは岐阜県産材100%の構造材という方針で
家づくりを提案していますが、正確に言うと、”ぎふ性能表示材”100%での
家づくり提案をしています。
ぎふ性能表示材とは、JAS認定工場で製材されたもので
なおかつ1本1本を性能測定して出荷するものです。
写真のように産地、SD含水率、Eヤング係数(曲げ強度)
サイズというようにすべての製材製品に印字されています。
(化粧で使用する場合には印字出荷の後、カンナ掛けて消える場合があります)
当然ですが1本1本検査の手間が必要なので若干コストは上がるのですが
しっかりとした材料を適材適所に使用させてもらうためには大したコストではないと
私は考えています。
ヤマジョウでは100%倉地製材所さんでの出荷をお願いしているので
100%ぎふ性能表示材が可能なのです。
国産材がまだまだ人気がない時代から地道に製品品質にこだわってきた
倉地製材所さんだからこそ、当たり前のように、グレードマシンを採用されて
これまで来ているのだと思います。
いまウッドショックということで、にわかに国産材を求める声が大きくなっていますが
木材の製造のことを川下もしっかりと勉強して皆で協力していかないと進化は望めません。
ショック!という言葉が使用されるような時代ならば、こんな時だからこそ変革を
させてみたいものです。
川下の変化が急務だと思っています!
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