過日、長屋家所有の山の境界を確認してきました。
両親が元気なうちにすべて覚えきるのは難しいかもしれませんが
とにかく細かな面積の物件もありますので数をこなさないと終わりません。
これも今回本格的に境界を教えてもらいました。
杉の70年ぐらいの林なのでそこそこ伐採できる山です。
板取の奥の方の山ですが林道の横なので比較的出材経費が少なくて済むかなと
勝手に考えています。
最近は檜の価格が非常に悪いので出材するなら杉が良いかなと・・・
おまけに檜よりは杉の方が同じ年数でも体積があります。
本当に40年も前でしたら想像もできないような状況になっているのです。
何十年も先人が苦労して手に入れて手入れした山が価格的な見返りがなくなってきていますが
木材という天然素材はしかるべき年数時間をかけないと手にすることができないのですが
本当に悲しいくらいの価値にしかなっていない現状がなんとも言えない気持ちです。
私たちは継承していく立場なのですが手に入れた父や祖父の立場からすると
どう感じているのやら・・・
とにかく今は所有山林の境界をしっかりと継承すべく見て廻ることが責務かなと考えています。