別館yahei

『おやつ』でない日々の暮し

『ミリオンダラー・ベイビー』

2006-02-23 23:16:24 | movie


   監督・出演 クリント・イーストウッド
   出演    ヒラリー・スワンク

えーっと、クリント・イーストウッドと言われて
一番に出てくるのが《ダーティーハリー》
小さい頃、テレビでよくやっていたのをおぼえています。
バリバリの刑事モノ。あれ、若かったんだ~
今回、ウエストの大きい股上の深いズボンをはいてるあたりが
おじいちゃんを感じました

や、ま、おいといて。

  不幸な幼少時代を過ごし、30歳にてボクサーを目指すマギー。
  弟子入りを希望した名トレーナーのフランキーには相手にもされない。
  しかし、マギーの根性に根負けしたフランキーは
  タイトルととれるまでに彼女を育て上げる。
  タイトル戦での勝利の後には思いがけない不幸がやってくる。
  彼女が選ぶ道は?フランキーの選択は?
  《生きる事》がテーマ
   (だと思っていたけれど、どうやらラブストーリーらしい)

基本的に戦うものは苦手。
痛そうなのも苦手。
救いがないのも苦手。
なのに、観とかないとあかんのかなぁ~程度で観てしまいました。

ボクシング苦手~
鼻が折れていたそう~
肩に力が入るよ…
という前半が終れば今度はテーマが重い。
『空を飛ぶ夢』と同じ様に《尊厳死》を考えさせられるのですが、
比べてしまうせいか、ちょっとしんどい終り方。

マギーの家族(特にママ!)にも腹が立つし、
ドイツのボクサーも許せない。
ラストのフランキーの行動にも分るんだけど、なんだか違和感が残る。
教会の牧師も中途半端な感じ。

マギーのファイトにはすごいと感心。
でも、マギーの強さに入り込めなかった私はぬるま湯の中なのだと実感。
モーガン・フリーマン演じるフランキーの友人が救い。
「悔いのない人生を送った」そんな人生が送れると幸せだと思う。




インド戦

2006-02-22 21:58:00 | soccer


6-0勝利

予想通りの結果でまずまず。
前半のちんたらにはちょっと驚いたけれど…
試合の進むのが遅いっ遅いっ!
100ゴール目記念の小野っちのゴールだって
いわば棚ボタに近い気がしなくもない。
いいのか?そんなので……と思っていましたが
後半のゴールラッシュは相手が相手だけれど、にんまり見れたのが嬉しい。

期待の長谷部も出ていたし(幻の代表初ゴールになっちゃったけど)、
佐藤のゴールも見れた。
ジーコも次世代国内組を試せた試合でヨシって感じかしら?

さてさて、次は28日。
海外組をどう使うのか楽しみです
今日の試合の様にはいきませんぞよ~


『イン・ザ・プール』

2006-02-22 03:42:51 | movie

    主演 松尾スズキ
    出演 オダギリジョー
       市川実和子 
       田辺誠一
    監督 三木聡


がびーん。
最近みている邦画に偏りがずいぶんあるのか、
出演している役者さんがかぶってる…気がします。
弥次喜多』にも出てるし、『恋の門』監督の松尾スズキ。
メゾン・ド・ヒミコ』のオダギリジョー
約三十の嘘』田辺誠一。
オダギリジョーと脇役の岩松了、ふせえりに至っては、
現在お気に入りNo.1ドラマ『時効警察』でかぶってる、かぶってる。

  で、お話はというと、
  松尾スズキ演じる大きな総合病院の地下にある精神科のドクター伊良部の元に
  “プール依存症”のエリート管理職・
  24時間勃ちっぱなしという“継続性勃起症”の営業マン、
  確認行為を極度に習慣化してしまう“強迫神経症”のルポライター・、
  ストレスが原因による奇妙な病気に悩まされる患者たちがやってくる
  お気楽、適当な伊良部医師。
  さて、病気は治るのかしら?
  
私ならいくら紹介されたって、
一度あんな変なヒョウ柄シャツ着たオヤジの診察受けたら二度と行かへん。
とまじめに考えると楽しめない映画なので、お気楽、お気楽に。
お笑い畑の監督さん。
笑えるツボをよくご存知で。
クスクス笑える所はたくさんあったのですが、
全体的には、期待していたよりはソコソコの印象の映画に終りました。

伊良部の生き方を少し参考に、適当でお気楽に生きてゆけたら
(周りに迷惑かけても平気になれれば!)
ストレス社会もスイスイ泳いでゆけそうですね。

『四の釣り針に虫をさし、田中を串刺しに女に食わす。あ~骨骨』
と《髑髏》って漢字がかける様になりました。

恐るべしTSUTAYA半額期間。
三泊四日で借りたDVD。
出勤途中に返却しようと思っていたのに……そのまま仕事へ…
延滞じゃん。
がびーん




フィンランド戦

2006-02-18 22:27:00 | soccer


FIFAランク46位のフィンランドとの試合。
勝って当然とは誰も言わず、
結果は2-0、勝利。当然。

アメリカ戦がひどかっただけに、
やっと、日本らしい試合を見れた様な気がした。
これでオーストラリアに勝てる様な気がする?…ん?…
海外組なしの国内代表組がいい感じに思えてきました。

取りあえず、小笠原のあのミラクルシュートに万歳!
村井の動きにかんしん、かんしん。

水曜日のインド戦も当然大差で勝ってください。



『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』

2006-02-18 01:26:35 | movie



  2003 フランス


舞台は1960年代パリ裏街
愛情薄い父子家庭で育つ13歳のモモ(男の子)と
食料品店を営むトルコ人の何もかも分っているイブラヒムおじさんの
家族以上の絆を結ぶ あったかいお話です。

『笑ってごらん…幸せになれるから』
というおじさんの言葉をちゃんと実行するモモが素直でいい。
その笑顔でちゃんと幸せを見つけられるモモ。
思わずモモの笑顔にこっちまでニッコリしてしまいます。
お金持ちで幸せだから笑うのじゃなくて、
笑っているから幸せがやってくる……素敵な言葉。

タイトルに『コーラン』が出てくるのでだいぶ宗教寄りなのかな
と思っていたのですが、全然そんな事はなく(って、私が無知なだけ?)
堅苦しくなく観れました
時代背景、宗教の背景などが分ればもっと楽しめるのでしょう。

おじさんの愛情と、その愛情を受けて変わってゆくモモの姿が
とても温かく、気持ちよく感じられました。

モモが住んでいるのは娼婦たちも普通に生活をしている街。
16歳と偽って豚の貯金箱を壊してまでお願いしに行く姿や
気になる女の子に水をかけちゃったり、ふられちゃったりする所なんかは
とっても思春期の男の子の姿で、微笑ましくさえ思えます。

宗教とはものの考え方だと説くおじさんの言葉は、
宗教に頼らない私の生活の中でも、
ものの考え方に寄って幸せがつかめるんだと言われてる様に感じました。
おじさんの様に信念を持てるという事が宗教の力なんですね。

素敵な映画に出会えました。


『美しき野獣』

2006-02-17 23:11:34 | movie



   主演 クォン・サンウ
      ユ・ジテ


韓流にはとんと縁がない友人が韓流映画デビューに選んだのです。
誘われるまま、一緒に行ってきました
 
公開されて間もない事もあってか、平日の昼間でしたが、結構な人の入り。
思った以上に年齢層が高っ(私も含む?いや、もっと高い!)
さらに男性の姿を拝見しなかった様な…
内容からすると、そんな客層じゃない様な気がするのだけど、さすが韓流!
 
   クォン・サンウ演じる問題児熱血刑事チャンと
   ユ・ジテ演じるエリート検事オ・ジヌの全く逆のタイプの2人が
   出所したヤクザのトップに立ち向かってゆくが………

カーアクションからはじまる所は『おお、太陽にほえろじゃん』
ジーパンにジャンバーで走り、殴り殴られ、蹴り蹴られ。暴れる暴れる。
この暴力シーンのためにR-15になっていたのね。
『Mr.&Mrsスミス』でも感じたのですが、
戦うシーンが続くと緊張して体がこるんですよね。
これも同様、終った頃には体がカチカチ。
指を切り落とされるシーンに目を伏せてしまったり、
顔に塗りたくられる牛糞にも笑うに笑えず、
常に「痛い痛い…」

ヤクザと警察と政治。
どこの国も同じ事なのか、密接に関わり合う世界。
駆け引き、策略の間でたくさん傷ついてゆく人間がいます。
そのあたりがやっぱりつらくなりました
救いを求めたくなる様なシーンの後の 
ラストシーンは少し「え?」と思わなくもなかったのですが、
冷静で正義と正当な方法で物事を進めてきた検事の変化には納得出来ました。
 
笑顔がかわいいイメージのあるクォン・サンウが
ガラリと変わって色の黒い小汚い感じのお兄ちゃんになってしまうものなんですね~

どこらへんが『美しい~』のかが分りませんでした。 残念っ
   





『約三十の嘘』

2006-02-17 01:04:01 | movie

   監督 大谷健太郎
   出演 椎名桔平 中谷美紀
      妻夫木聡 田辺誠一
      八嶋智人

    2004年

それぞれが主役を張れるくらいの豪華なキャストで作られてます。
すごいねぇ
監督と共同脚本は『ジョゼ虎』の渡辺あや。
音楽はしょっぱいクレイジーケンバンド。

舞台は豪華寝台車トワイライトエクスプレス。
3年前ぶりにチームを組んだ6人の詐欺師たち。
3年前にあったことにこだわりながらも、
もう一度チームとして成功し、大金を得た6人。
消えた大金。誰の仕業?嘘つきは誰?

それぞれの想いが交錯し、
何かを守るための嘘。嘘を守るための更なる嘘。
詐欺師なら得意な嘘なのに、人間味あふれる詐欺師達が
嘘の向こう側にある本当の気持ちを交わしてゆく。

壮大な映画ではないけれど、
見終わった時にはちょっと気持ちが明るくなるものでした。
列車が映し出されるシーンは映画というよりは
二時間ドラマの様に感じなくもなかったんだな……

変な顔したパンダの着ぐるみ“ゴンゾウ”、
映画の中では動く所が見れなかったけれど、
どうやらゴンゾウグッズが出てるらしいのね。

客室内でのお茶のシーンに出てくるティーカップが
アラビアのオリゴのシリーズに似てるんだけど、
そんなラインナップなかったし…なんてことが気になって仕方なかった。

嘘をつくにはそれなりの覚悟と用意がいりますね。
私みたいに自分で言った事をすぐ忘れちゃう人間にはむいてないね




「散歩する惑星」

2006-02-17 00:00:20 | movie


  監督 ロイ・アンダーソン
  2000年 スェーデン・フランス


奇才ロイ・アンダーソンが作ったアナログなマッタリ感あふれる映画。

どっかの惑星で起こってる出来事

なんだか、みんな顔白いし、覇気はないし、ゆっくり動くし。
相当ブラックな部分が多い。
南の国の太陽があたる明るいものではなく、
日の当たらない北欧の冬の様な空気が漂っている感じ。

その中でも、
リストラを宣告されたおじさんが上司の足にしがみついて引きずられてく
悲哀あふれるシーンに大爆笑してしまいました。

みんな、普通にささやかなしあわせを噛みしめながら生きてゆきたいだけなのに
なんでこううまくいかないのかしら………

クスリ、クスリと笑えるシーンがあるのだけれど、
睡眠不足の私にはワンシーンワンカットで、まるで絵を眺めているよな映像に
ウトウトとせずにはいられませんでした……
修行が足りんね~




ワイルドストロベリー その2

2006-02-14 08:13:40 | Weblog.06







寒い寒いおトイレの窓辺でなんとか生存されているわが家のワイルドストロベリー。
絶えず花は咲いていたのだけれど、
赤い実になる事はなかったの。
生存の危機を感じて、
子孫を残しておかなければならない、と思ったかどうかは知らないけれど、
赤い実がひっそりとなっていました。
食べれるサイズではないけれど、
生命力の強さに驚きました。



2-3 惜敗

2006-02-11 17:18:48 | soccer


帰ってから急いで追っかけ再生。

前半はじめの方はニッポンらしい試合運び。
いつの間にかアメリカペース…
どこまで入れられるかとヒヤヒヤしたけれど、
後半小野っちが本山に変わった頃からか、いい感じになってきたっ!
決める時に決めてくれた中澤にはさすがっ。
あと10分欲しかったなぁ。

しかし、あのピッチ、ひどすぎです。