監督・出演 クリント・イーストウッド
出演 ヒラリー・スワンク
えーっと、クリント・イーストウッドと言われて
一番に出てくるのが《ダーティーハリー》
小さい頃、テレビでよくやっていたのをおぼえています。
バリバリの刑事モノ。あれ、若かったんだ~
今回、ウエストの大きい股上の深いズボンをはいてるあたりが
おじいちゃんを感じました
や、ま、おいといて。
不幸な幼少時代を過ごし、30歳にてボクサーを目指すマギー。
弟子入りを希望した名トレーナーのフランキーには相手にもされない。
しかし、マギーの根性に根負けしたフランキーは
タイトルととれるまでに彼女を育て上げる。
タイトル戦での勝利の後には思いがけない不幸がやってくる。
彼女が選ぶ道は?フランキーの選択は?
《生きる事》がテーマ
(だと思っていたけれど、どうやらラブストーリーらしい)
基本的に戦うものは苦手。
痛そうなのも苦手。
救いがないのも苦手。
なのに、観とかないとあかんのかなぁ~程度で観てしまいました。
ボクシング苦手~
鼻が折れていたそう~
肩に力が入るよ…
という前半が終れば今度はテーマが重い。
『空を飛ぶ夢』と同じ様に《尊厳死》を考えさせられるのですが、
比べてしまうせいか、ちょっとしんどい終り方。
マギーの家族(特にママ!)にも腹が立つし、
ドイツのボクサーも許せない。
ラストのフランキーの行動にも分るんだけど、なんだか違和感が残る。
教会の牧師も中途半端な感じ。
マギーのファイトにはすごいと感心。
でも、マギーの強さに入り込めなかった私はぬるま湯の中なのだと実感。
モーガン・フリーマン演じるフランキーの友人が救い。
「悔いのない人生を送った」そんな人生が送れると幸せだと思う。