別館yahei

『おやつ』でない日々の暮し

フィンランド戦

2006-02-18 22:27:00 | soccer


FIFAランク46位のフィンランドとの試合。
勝って当然とは誰も言わず、
結果は2-0、勝利。当然。

アメリカ戦がひどかっただけに、
やっと、日本らしい試合を見れた様な気がした。
これでオーストラリアに勝てる様な気がする?…ん?…
海外組なしの国内代表組がいい感じに思えてきました。

取りあえず、小笠原のあのミラクルシュートに万歳!
村井の動きにかんしん、かんしん。

水曜日のインド戦も当然大差で勝ってください。



『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』

2006-02-18 01:26:35 | movie



  2003 フランス


舞台は1960年代パリ裏街
愛情薄い父子家庭で育つ13歳のモモ(男の子)と
食料品店を営むトルコ人の何もかも分っているイブラヒムおじさんの
家族以上の絆を結ぶ あったかいお話です。

『笑ってごらん…幸せになれるから』
というおじさんの言葉をちゃんと実行するモモが素直でいい。
その笑顔でちゃんと幸せを見つけられるモモ。
思わずモモの笑顔にこっちまでニッコリしてしまいます。
お金持ちで幸せだから笑うのじゃなくて、
笑っているから幸せがやってくる……素敵な言葉。

タイトルに『コーラン』が出てくるのでだいぶ宗教寄りなのかな
と思っていたのですが、全然そんな事はなく(って、私が無知なだけ?)
堅苦しくなく観れました
時代背景、宗教の背景などが分ればもっと楽しめるのでしょう。

おじさんの愛情と、その愛情を受けて変わってゆくモモの姿が
とても温かく、気持ちよく感じられました。

モモが住んでいるのは娼婦たちも普通に生活をしている街。
16歳と偽って豚の貯金箱を壊してまでお願いしに行く姿や
気になる女の子に水をかけちゃったり、ふられちゃったりする所なんかは
とっても思春期の男の子の姿で、微笑ましくさえ思えます。

宗教とはものの考え方だと説くおじさんの言葉は、
宗教に頼らない私の生活の中でも、
ものの考え方に寄って幸せがつかめるんだと言われてる様に感じました。
おじさんの様に信念を持てるという事が宗教の力なんですね。

素敵な映画に出会えました。