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ゲーフラ職人の青赤徒然観戦記

東京の事を中心にいろいろ突き刺してます(笑)
ついでにマンガも描いてます(笑)

トレウノの美学

2025-07-21 11:15:00 | 日記
かねてより、
「理想のスコアは3-1」と記してきました。

それは得失点差もそうなんですが、
なによりチームが骨太になっていくという
メリットを秘めたスコアであると考えます。

まず前提として、遡って2017年の東京は
リーグ戦で10勝しましたが、
1試合を除いて、
全て同じ勝ちパターンという異常な状態で
シーズンを終えてしまいました。

それは「完封勝ち」。

つまり逆に言うと、
「点を取られたらほぼ勝てない」という事。

これは相当危険なメンタルです。
イタリア人の悪い名残なのか、
無失点にこだわりすぎです。
だから失点したらガックリして跳ね返す力が無い。
チームのメンタルとして、
むしろ2021年よりも酷い状態でした。

もっと言うならば、
2017年は負けと引き分け24試合のうち
先制、あるいはリードした状態から
逆転、あるいは追いつかれたという試合が
6試合あります。
残り18試合は先制されたかスコアレスドロー。
なのでスコアレスドローも含めて
完封した試合が12試合。
成績は9勝3分です。
点を取られたら1勝しかしていませんから。

これだけの情報をご提供差し上げれば、
いかに無失点にこだわる事が
危険な事であるかがお分かり頂けるでしょう。

どうしても失点を減らす事「だけ」に
注力してしまうと、点を取る為のエネルギーに
充てる余裕がなくなってしまいます。
それならば1点は取られるのは
最悪仕方ないと割り切って、
2~3点以上取れるように
ゲームを組み立てて行く方が
実は失点を減らすよりも
難易度が低いのではないでしょうか。

強いチームは一点リードしていても
守りに入るだけではなく、
隙あらばダメを押しに行きます。
一点差よりも二点差の方がいいに決まってます。
Jリーグは同じ勝ち点なら
得失点差が大きい方が順位は上なのですから。

そこで3-1の話です。
このスコアの場合、適度に大味にならず、
且ついろいろな試合展開が想定されます。

1:得得得
2:得得得
3:得得
4:得得得


よく「大量得点差の後はしょっぱい試合になりやすい」
というパターンがどこのチームにもありますが、
これは点を取りすぎて
メンタルが麻痺するという事もあるのだと思います。

なので適度に緊張感を保てる3-1というスコアは
非常に理想であるのではないかと思います。
で、そのなかでたまにたまたま完封がある程度で十分。

これだと得失点も伸びていきやすくなります。
実際に2020年リーグ戦で17勝のうち
7勝は2点差以上の勝利。
さらにそのうち4試合がまさに3-1の勝利。
11敗のうち7敗が一点差負けで、
それ以外の4敗は大量失点の敗戦が増えましたので
得失点差は「勝利数ー敗戦数」の貯金6から
一つ後退した+5にとどまりました。

ただ2021年は酷い事になっていて、
2点差以上の勝利は
4-0のA柏戦と3-0のH大分戦、
4-0のH横浜FC戦、4-0のH清水戦の4回。
反対に2点差以上の敗戦が6試合あり、
その敗戦だけで得失点差は計マイナス21です。
2点差以上の勝利と敗戦を計算すれば
-6となるのは守備的と言うにはお粗末です。
※一昨年以降のデータはそのうちデータ取りますw

攻守一体の原則を忘れ、
守備組織の構築を怠ったツケがまわってきています。


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