84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

大晦日

2012年12月31日 | Weblog

  番犬の和する遠吠え除夜の鐘

12月31日。大晦日。腹ごなしを兼ねて家事のおさらいにと邪魔扱いされながら厨房にいり、我が家流のお雑煮の下拵えを賄う。里芋は厚めに皮むきして1センチ余幅に輪切り灰汁抜きする。大根は1センチ幅の銀杏切り。常用薬のワファリンで、使用禁止のほうれん草に変る小松菜は茎部を6センチほどに切り葉部はそのまま。それぞれ下茹でするとお終いだ。昨日の雨で汚れた車の洗車と注油をする。洗車場は5台ばかりの待ち。ラジオで聞いた「年明けうどん」を探しにスーパーの3店を回ったが不発。明朝揚げる国旗も皺を延ばして旗竿に括る。除夜の鐘が鳴るころは夢中の近年だから既に準備の整ったお寺に前詣でする。午后3時過ぎに7イレブンを営む親戚からお節料理の宅配が到着。こんな私の大晦日の日中である。


大晦日前

2012年12月30日 | Weblog

  陳列の幾たび変はる暮の店

12月30日。。今にも降り出しそうな空模様。大晦日前の今日は主婦・主夫にとっては煤逃げのできない雰囲気である。今年最後のゴミだしをしてしめ飾りを玄関脇などにくくりつける。場合によっては買い出しのお節料理で済まされるが老妻は張り切っている。買い残したお節材を買いに近くのスーパーへ行く。12月初から何度も変わる陳列に幾たびか戸惑った月である。


まてば椎

2012年12月29日 | Weblog

 親離れ子離れ上手き全手椎(まてばしい)

12月29日。。残り3日になってしまった。安倍新政権の意欲的な政策着手に鬱の社会に一筋の希望が見える。奢らず脱線しない事を祈りつ公園を散歩する。鳥たちの残したどんぐりの実。こいつは、他種と違って己を包むお椀から樹上で分かれて落下する。それにつけても、「日本未来の党」の12月に結婚し月末離婚はお粗末。喜田党首の見込み違いより老獪な小沢氏の正体を見た思いだ。片や、自ら年内の球界引退の決着をつけた松井秀喜選手を称賛したい。

 


暮のデパート

2012年12月28日 | Weblog

 デパートや入り口占める焼き芋屋

12月28日。。法事でやり残した年末雑事で1日が暮れてしまった。先ず塵回収日も明日と明後日だけになってしまったので、庭と家中の燃焼塵を優先に片付ける。帰省出来ない孫達達へのお年玉を送る。挿絵が好きなので毎年頂いている八木橋百貨店のカレンダーを貰いがてらのショッピングのお供も済ませた。百貨店の第2玄関にあたる入り口に店を構えている「石焼き芋屋」が大声で客の呼び込みをしていた。


年末Gゴルフコンペ

2012年12月27日 | Weblog

 悴むや入賞のがす最終コンペ

12月27日。。バケツの防火用水が厚く凍りついたのを横目に今年最後のGゴルフコンペに出る。日中の最高気温は予報どうり7℃だったが、風の無い分助かる。スタートコースは手足の悴みでパーオーバー。結局は本年のワーストスコアーに終わった。1年間に感謝と来年のを祈念した手拍子で終わった。


安倍内閣発足

2012年12月26日 | Weblog

 数へ日のマジックのごと逝きし仁

12月26日。。クリスマスを挟んで4.5日の間に発病し今日告別の御仁。誰もが願う”ピンピンコロリン”を実行した1歳年上の遠縁者。家族の思いは計り知れない。大黒柱を継いだ長男を中心に早期に立ち直ってほしい。通夜から告別式まで”明日は我が身”と懇ろに弔って帰宅したところである。


クリスマスカクタス

2012年12月25日 | Weblog

 密かや聖歌洩れ来る葬儀場

12月25日。。「クリスマス」の日。今冬最寒日が続く。木枯しに枝先に残っていた枯葉も消えた。雨なら、ここ武蔵野もホワイトクリスマスになったろうに今日も旱日。クッリスマス日に縁者の葬式日が重なる。時間待ちの若い来場者のイアホーンからクリスマスソングが漏れ出しのも仕方ない日である。


聖夜と通夜

2012年12月24日 | Weblog

 人の世のイブから通夜に変るかな

12月24日。。人の生死の常ならぬ人の世。月初めに勘三郎さんの訃報。昨日は数え日になって身近の方の訃報が2つある。昨日は日本将棋連盟の会長の米永邦雄さんの通夜。氏は同じ郷里の山梨の出身で実家の菩提寺も同じである。イブの今日は近親者の通夜に変ってしまった。


天王誕生日

2012年12月23日 | Weblog

  健やかを祈る天皇誕生日

12月23日。。天皇陛下きょう79才の誕生日。お立ち台で参賀の国民に応えらられているお姿を拝して共に祝意を表す。毎年のことながら1歳年下の平成天皇には、属する社会は違っても同じ世代と持病を共有しての親しさを覚える。t乱世の政治経済や大震災にかかわる公務を自ら求めて消化されておられる。定年がない天皇のご健康を心から祈る今日である。


柚子湯

2012年12月22日 | Weblog

  国憂ふ心転がす柚子湯かな

12月22日。。昨日の続き。老2人になって冬至湯に入れる柚子の数は1個になった。大1個をキメ細かな特製袋に入れたのを湯あみしながら砕いてエキスを取り込むのだ。腰湯の膝下から体にキューと浸み込み10分後には全身から柚子香の汗がにじみ出る。汗と共に世の憂いも消えてか今朝まで久しぶりの安眠を得た。肩すかしの初雪予報が雨になった朝方、娘から義父の突然の死去の電話。未だ何が起こるか判らない年末である。合掌!