11月26日 北風(きた)来るや
北より落つる楓かな
11月27日 選句無き日には素かじる峡の柚子
11月28日 子供らの仕立てる怪獣冬の蜘蛛
11月29日 関東と名指しされたる冬日かな
11月30日 一枚を残して終わる11月
11月が何気無く往く。政治・経済・社会の悲喜を引きづって! 防衛省官僚の逮捕、食品大家の裏切り、朝青龍と亀田大毅の謝罪、これも、人間界の今年の雑事に過ぎないのだろう!
団塊世代が晩学やゴルフに勤しんでいる。公選でもないのに、”やり手が無い...”と居座る方々。人材刷新は如何に!
それよりも、浦和レッズが天皇杯で、J2の愛媛にまさかの完敗が悔しい。
錦秋を装う満天星(どうだんつつじ)や楓が北風を待って散往く様が惜しい。 今日も厚い雲に覆われて、そぞろ寒い武蔵野である。