ある愛の詩（うた）

自由奔放なあなたは

あちこちを　駆け回り

喜びを　体中で　あらわし

生きてることの　

大切を　教えてくれる


そんな風に　私を迎えてくれるけれど

私は　あなたに　何をすればいいのだろう


あなたを　どんなに愛しているかを

どう伝えればいいのだろう


私が　もの思いにふけるとき

あなたは　少し離れたところから

そっと　見守ってくれている


気づいています

何も言わないけれど

ずっと　あなたの視線をかんじています


目線が合うと　あなたは　

なにか・・

というような表情をして

私が呼びかけるのを　待つのですね


そんな時　いつも言います

大好きよ

明日も　明後日も


特別なものをあげられないけれど

私の胸の中に　

あなたはずっと　いるのよ　


あなたと同じだけ　

わたしは　幸せなのよ

**　愛する同居人　犬族のあなたに贈る **

　

キバナコスモス
花言葉　野生的な美しさ

もの思う季節に

鳩尾のあたりに

空気がつまったような

きゅんとした痛みを感じて

目の奥のほうで

涙腺が緩み始める感じがする




そのことを

意識し始めると

風が　木の枝をゆらし

ざわざわと　空気も動く




この感じは何だろう


風に　訊いた


木の葉に訊いた


高い空の流れる雲にも訊いた




物思う秋のいたずらなのか




花たちは

ときめきの色を隠さない



やはり　



夜になれば

そこ此処に

ポエムがあふれ

星空に　さざめきが

舞いたつことだろう



やはり

ルクリア
花言葉　優美な人

秘密のこと

ひとつのことを　

つづけることの難しさは

知っている

つづけることしか　心が許さない時

苦しいなどと　言ってはいけない




心が　許さないのは

その先で

無邪気に　喜べる瞬間に出会えるからで




心は　いつもわかっている




心のままに

時間の軌跡をたどる




そんな中で

新しい季節と出会い




かつての苦しみを

苦しみと感じない心に気づき




なにがしかの変化を知ったとき

あたらしい　わたしが歩き始めて




過去との決別を

はっきりと　自覚するまで

心に　寄り添って




おちつける　癒しを用意してくれる

優しさが　嬉しい

大切な秘密のスリット

ブルーサルビア
花言葉　永遠にあなたのもの