おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

小さな約束

2017-06-30 17:30:00 | Weblog
小指を 絡ませた
時間まで さかのぼり


何か 忘れているような
気がしても 訊ねもしない


それは 信頼なのか 
それとも 欺瞞なのか


時が過ぎて いつの日か
確かめれば よかったと
後悔するだろうけれど


信じたいという
気持ちの裏返しなのだから


曖昧を とがめない
不文律のなかで


小さな 約束が
明日の 希望となる




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手のひら

2017-06-30 01:01:11 | Weblog
手のひらを 眺めていると
この手に触れた
いくつもの 思い出が
悲しみを 連れてくる



悲しさと 連れ添って
この手で受けた
涙の粒を
思い浮かべることなど
ナンセンスと 
判っているのに


隙があれば 
過去を 手繰り寄せようとする
心というものは
不自由な 存在だと思う


今 楽しくても

幸せでも

寂しくても

腹立たしくても

そして 
自由を手にしてる今も



積み重ねた 過去は
心を 容易には
解放してくれない



この呪縛から 
逃れるには


手のひらを 不用意に
眺めて 思い沈む時間を
持たないこと


軽やかな 羽根を
付けてくれる 天使を
ひたすら 待つこと



待つだけで終わる日
の多さを
嘆きて





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夢にうかれて

2017-06-29 19:28:32 | Weblog


まるで 
恋する少女のように


好きな歌を
口ずさみながら
通りを 抜けて
山手の 植物園へ


あゆみは ほぼスキップ
沢山の花たちと
夢の話を さんざめき


沢山の花たちと
ゆめのひみつ を
すこし わけあう。


それは 恋する少女に似て
たわいもなく

不確かな 
約束もない 夢物語


花たちは 曇り空を
忘れて 
少女の夢を 
さえぎらない


曇り空からは
やがて 涙の粒が
あふれ出すのを
知っているけれど


憧憬に満ちた
時間が 流れて


現実の時間が
夕暮れを 運んでくると


浮かれた思いを
少し 後悔しながら


明日へと
身構える 


少女の時間は
瞬く間に 過去になる








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心の轡(くつわ)

2017-06-29 07:34:10 | Weblog
傷つくことを 恐れて

すすむことを 

戸惑うとき




逸(はや)る轡を 
引かれて

前足を 振り上げた 

駿馬の姿 そのままだと
思った




人は 誰にも
轡を引かれることはない
 



心にはめられた

目に見えない轡を

引かれたり

緩められたり




その先の

手綱を 握るものは

姿を見せずに

こころの ありようを

操っている





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我慢する

2017-06-28 15:50:59 | Weblog
言葉にするのを
我慢していると
我慢するのが 
いいことのように
思えて

どんどん
何も言えなくなる


静寂を 破るのは
罪だというように
責める気配がするので
もう少し 
もう少し と
何も言わないでいると

うたを忘れたカナリヤ
になって

言いたかったことも
どこかへ 
飛んでいって


我慢する前に 戻って
素直に 話せるには
きっと 
大きな決意と
さりげない 
きっかけが
必要なのだ

たとえば
おはよう とか 

今日の 
お茶はおいしいとか


今日一日の
梨のつぶて
持て余して
身の置き所さえ
みうしなう




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思い違い

2017-06-28 01:05:27 | Weblog
急に 自分の姿が
滑稽に見え始める


まっすぐ お日様に向かって
顔を 向けて


まるで 向日葵のように
堂々と 生きていると


そんな 自分の姿を
好きなのだと 思っていた



けれど 本当は 
木陰がすきで

心の襞を いたわりながら

静かに 憩っているのが
自分らしいということを

しばらく忘れていた



自分らしさを 
取り戻すために


少しの 音楽と
優しい言葉と

誰にも邪魔されない時間



それだけが
今 欲しいもの




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勿忘草(わすれなぐさ)

2017-06-27 18:57:23 | Weblog
不確かなことを
確かめるように
覗き込む


覗き込まれた心は
勿忘草の陰で
息をひそめる


不確かなことは
そのままがいい


真実は 思っているより
過酷なことが
多いものです


勿忘草が 耳元で
ささやく



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沢山の後悔

2017-06-27 06:38:18 | Weblog
時間が 足りない
沢山やりたいことがある


やりたいことを
できない と思うと
それが さらに
大きな 切望となって
渇望の域になる


まずは 出来ることから と
人は いうだろう
永遠の命が 約束されるのなら
それもいい


今まで 見過ごしてきたこと
或いは 出来ないと
見切りをつけて
投げていたこと

そんな中に 沢山の
後悔がある



後悔と随行している
おろかな 生き方を
潔しとしない心がある

だから 
色々なことを
望まない 振りをして
人並みの 生き方をする



時々 自虐の心が
目をさます。

なぜ 生きたいように
生きないのかと

やりたいことから
やらないのかと



それらは
すべて 土の中に
埋めたと 答える



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ルーティン

2017-06-26 19:05:04 | Weblog
家々の明かりが
ともり始めるころ


人は 疲れを肩に乗せ
家路を急ぐ


帰りたくない 日もある
帰りたくない 人もいる


決められた ルーティンを
成し遂げる ために
ただ、 帰る


いつも 何をすべきか 
わからなくなる 若い心は
迷いを抱いて
巷の 明かりを 恋しがる


迷いだした 心たちは
偽りの 慰めのために
夜の街を 彷徨する


それを ルーティンに対する
反乱と 呼ぶべきか


悩める心も 生きている

生きているから
悩むのだろう










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時間旅行

2017-06-26 00:45:09 | Weblog
梅雨の 晴れ間に
街を走り抜けて
海辺まで 一気に


その向こうに
見たい ものが
あるなら 

たとえ 嵐の中でも

駆けつける 勢いで




捨てなければいけないものを
持っているときは

道端の 花 草木に
語りかけながら

ゆるりと あゆみ


自分を 憐れむ心を
持て余して 涙をこぼし

その先で 
平静を 取り戻すために

時間旅行を する




疾走する ドライブも
ゆるやかな 時間旅行も


人としての 感性を
充実させて 生きるための

試行錯誤の 
お試しに 過ぎない







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このまま

2017-06-25 14:15:01 | Weblog
このまま で と
あなたは言う


いつまでなのか
私は 訊かない


このまま を こわすと
二人も 壊れてしまう


このまま を 壊す時
沢山のものが 壊れる


だけど


いつまでなのか
私は 訊きたい


訊かないことで
私が 壊れることもある




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蜃気楼

2017-06-25 04:00:00 | Weblog
心の中の 蜃気楼を
恋と呼ぶのでしょうか


行けども行けども
果てしない 大地を
ひたすら 前を向いて
進むとき


突然 浮かび上がる
地の果ての
蜃気楼 のように


不毛の人生で
ささやかな 安らぎを
求める心の中に


突然 湧き上がる
少年のような 純粋な心




切ないばかりの 思いを

恋と 

名づけるのでしょうか







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恋のエチュード

2017-06-24 17:56:45 | Weblog


のうぜんかづらが
咲き誇り
夏を 演出して
梅雨空の 重苦しさを
払拭する


ひとあし
ゆるりと わたしの
ヴァーチャルな恋が
前進して


頭上で 花が喝采をおくると
風が 枝をゆすぶり
冷静に と 静める


風と ささやきを
交わすうちに
恋のエチュード が


ひそかに


はじまる
  


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愛してる

2017-06-24 03:33:40 | Weblog
小林麻央ロス


突然 
心のウイークポイントが
目を覚ます。


愛という言葉に 反応する


最後に

さよならではなく
恐いでもなく
苦しいでもなく

愛してる と
一言だけのこして
逝って しまった人


伝え聞いた 心が
無性にさわぎ


その言葉の 重さを
胸に抱く


いつか その日がきたら
別れの言葉の代わりに
愛してる と残して
潔く 去りたいなどと
思ったりする。







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その訃報

2017-06-23 14:58:37 | Weblog
§小林麻央さんの訃報に接し§
 


どんなに 向き合って
手をつくしても


旅立つ時が いつかはくる
この 切ない 現実


病魔から 
解き放たれることなく
愛する人と 別れて
旅立った 
あなたを
哀しむ


受け入れがたくて
涙は 胸から あふれ

急流となって
奇跡の石を 呑み込んだ


しばらくは
無常の 思いに
身を沈め


あなたを 哀しむ日 
となづけて
梅雨空を ながめていよう




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